平成6923日目

2007/12/22

【この日の民主党】

何が何でも政権交代を 社民党大会で菅代表代行

菅直人代表代行は22日午前、東京都内で開催された社会民主党(社民党)第11回定期全国大会に出席し、来賓挨拶に立った。

「今年は統一地方自治体選挙、参議院選挙と、多くの選挙のなかで協力できることはできるだけ協力していこうということで社民党の皆さんに大変お世話になった」と切り出した菅代表代行は、協力して参議院で与野党逆転を実現した結果、今国会においては、これまで表に出てこなかった問題がどんどん明らかになったとの認識を示した。

具体例としては、インド洋における海上自衛隊補給艦の給油量取り違え問題や5000万件の消えた年金記録の問題、さらには薬害肝炎の資料などを列挙し、「こういうものがどんどん表に出てき始めたのは、『これまでこうしたことがなかったからではなくて、これまでもあったけれども隠し続けてきたことが、野党の参議院における与野党逆転によって表に出てきた』と受け止めるべきではないかと思う」と分析してみせた。

また、菅代表代行は、「参議院での与野党逆転は今回で3回目だ」と語り、1回目は1989年、社会党・土井たか子委員長のもとで、まさに「山が動いた」といわれた選挙で、翌年の1990年、衆議院選挙で当時の社会党は大躍進をしたが、野党全体での過半数には届かないなか、結果としては政権交代には繋がらなかったと説明。さらに、1998年、橋本政権下での参議院でも与野党逆転が実現し、金融国会が行われたが、自自連立から自自公連立という形で、自民党が過半数を回復して、このときも、政権交代には繋がらなかったことに言及した。

そのうえで菅代表代行は、「そういった意味では18年前、9年前に政権交代に繋がりきれなかった「参議院の与野党逆転」を、来年に行われるであろう衆議院選挙で、政権交代に繋げることができるかどうか、そのことはどの野党というよりも、ある意味では日本の政治に携わるすべての人に対して国民が期待していることであり、それぞれの党利党略を越えたなかで実現できるかどうかが、私たち自身に問われている」と語った。

「社民党も大いにがんばっていただきたいし、民主党や国民新党も含めてWINWINの関係に」とも述べ、お互いが頑張ることでお互いのプラスになる形をとれるようにしていきたいとの意向を表明。「次の衆議院選挙での、野党における連立政権を何が何でもつくっていけるように、私たちも努力をしなければいけないと思っているが、皆さん方にもそういう観点からのご努力をお願いしたい」と求め、挨拶を締めくくった。《民主党ニュース》




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