平成6898日目

2007/11/27

【この日の福田総理】

日本・ベトナム社会主義共和国首脳会談

平成19年11月27日、福田総理は総理大臣官邸で、国賓として訪日中のベトナム社会主義共和国のグエン・ミン・チエット国家主席と会談しました。

会談では、両国間関係が日々発展しており、日本がベトナムの発展に大きく貢献し、ベトナムが地域の経済成長の原動力となっていることを踏まえ、「戦略的パートナー」に向けて関係を一層拡大することで意見が一致しました。

会談後、両首脳は44項目の多岐にわたる協力関係を定めた「深化する日本・ベトナム関係に関する共同声明」に署名しました。

共同記者発表で福田総理は、「両国関係はあらゆる側面で最良の時期を迎えておりますが、今般のチエット国家主席の訪日を踏まえて更に関係を深めていくことを確認する良い機会となりました。日ベトナム関係の更なる発展を確信しております。」と締めくくりました。《首相官邸》

日中関係「すでに春」

福田首相は27日、首相官邸で日中両国の報道機関の代表らで作る「日中ジャーナリスト交流会議」のメンバーの表敬を受けた。

中国のジャーナリストが「日中関係が早く春を迎えることを期待しています」とあいさつすると、首相は「すでに日中関係は春が来ていると思う」と指摘し、こう続けた。「春はできるだけ長く続けたい。夏が来るとまたカッカすることが起こるかもしれないので」

首相の念頭には、8月15日の終戦記念日がある。小泉政権当時、首相や閣僚らの靖国神社参拝に中国側が神経をとがらせ、日中関係に亀裂が入った。安部前首相は靖国参拝の有無を明らかにしなかった。

福田首相のように靖国を参拝しないと明言した首相は久しぶりだ。中国側の歓迎を受ける首相は、年末か年明けに訪中する予定だ。《読売新聞》




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【西川きよしさん】大阪府知事選立候補せず

タレントで元参院議員の西川きよし氏(61)は27日、来年1月10日告示、同27日投開票の大阪府知事選の候補者として府議らから立候補を打診されたと公表。今後は芸能活動一本で進む考えを示し、立候補しない意向を明らかにした。

西川氏はこの日、「(政治の世界は)『卒業』させていただこうと心に決めていた」と述べ、今後お笑い一本で行くかという質問には「そうですね」と答えた。

西川氏は昭和61年に参院議員に初当選し、平成16年に引退したが、大阪選挙区で100万票を超える票を獲得することで知られていた。“勝てる”候補として自民党府議らが擁立をめざしていたという。

同知事選では、太田房江知事(56)が来月7日にも3選に向けて出馬表明を行うが、知事をめぐる「政治とカネ」の問題が表面化し、政党の推薦の枠組みや、新たな立候補者の擁立などを含め混とんとした状況が続いている。《産経新聞》

【社民党党首選】福島瑞穂氏が3選

社民党党首選は27日午後3時、立候補が締め切られ、福島瑞穂党首以外に届け出がなかったため、無投票で福島氏の3選が確定した。任期は12月22日の党大会で正式に選出されてから2年間となる。《共同通信》

【この日の民主党】

地方は所得格差などで不安、不満を抱いている 小沢代表

小沢一郎代表は、27日午後の定例記者会見で、「地域間格差、所得格差、産業格差について、地方には強い不安、不満を抱いているのは間違いない」と、この間の地方行脚で地域の方々と触れ合った交流の感想を述べた。

また、「参議院選挙で約束した農業、子育て、年金などの政策を実現してほしいと、我々民主党は期待されている。我々も実現しなければならないと思っている」として、政策実現への意欲を改めて示した。

さらに、その期待に応えるためにも、総選挙の準備を急ぎ、年内に240人から250人候補擁立の目標達成は可能であるとの認識を示した。その上で、「勝つためには、皆が合意しなければならない。その合意を得る作業がいろいろある」として、勝てる候補、勝てる態勢づくりを進めていることを明らかにした。

額賀財務大臣の問題については、「その言動が事実と違うのであれば大きなこと。一大臣の問題ではなく、福田内閣の問題」との認識を示した。

民主党&小沢代表 2007「小学館DIMEトレンド大賞」授賞

小沢一郎代表は27日、都内で開かれた「2007『小学館DIMEトレンド大賞』」授賞式に臨んだ。

民主党、および小沢一郎代表がそれぞれが特別賞を受賞。民主党が「国民の生活が第一」をテーマに、不透明な年金、政治資金問題に真摯に取り組み、参議院選挙で大躍進したと紹介され、「国民不在の政治に風穴を開けたことは大きな功績である」との受賞理由が述べられた。

受賞の挨拶に立った小沢代表は「何かよくわからなかった」と前置き。「伝統がある賞で高い評価を受けたことは喜んでいいことなんだろうと思っている」と、照れた面持ちで慎重に言葉を選ぶ小沢代表の姿に会場は温かい笑いと拍手に包まれた。

「小学館はじめ皆さんに心から感謝している」と締めくくり、その後は大賞受賞者のメイクアップアーティスト、IKKOさんなどと記念撮影。最後はIKKOさんの決めゼリフの「どんだけ~」に「その言葉は聞いたことがある」と応じ、微笑ましい一面をのぞかせた。《民主党ニュース》



11月27日 その日のできごと(何の日)