平成6726日目
2007/06/08
この日のできごと(何の日)
【この日の安倍総理】
主要国首脳会議(第3日)・日中首脳会談
安倍晋三首相は8日午後、主要国首脳会議(ハイリゲンダム・サミット)に招待国として参加した中国の胡錦濤国家主席と会談した。
地球温暖化対策で首相が日本の方針を説明、胡氏は「真剣に検討をする。協力を強化したい」と述べ、環境分野での協力を強化することで一致した。《共同通信》
平成19年6月8日、主要国首脳会議(サミット)の最終日、午前中にG8首脳とアフリカ諸国の首脳と会合を行い、引き続きインド、中華人民共和国、ブラジル連邦共和国、南アフリカ共和国、メキシコ合衆国の5カ国首脳との会合を行いました。その後ドイツのメルケル首相から、世界経済や温室効果ガス削減に関する合意、アフリカの平和と安全、北朝鮮の核問題・拉致問題の解決を求める議長総括が発表され、主要国首脳会議は閉幕しました。
午後、中華人民共和国の胡錦濤国家主席と首脳会談を行いました。会談で安倍総理は、「気候変動の分野について、日中が協力することは「戦略的互恵関係」の構築にかなう。両国間の対話・協議を深め、協力していきたい」と述べ、日本から提案した戦略「美しい星50」を説明しました。これに対し胡主席より、共通だが差異のある責任に言及しつつ、「気候変動問題の解決のためにともに努力していきたい、提案については積極的な意義を有するものであり真剣に検討したく、日本との協力を強化していきたい」と述べました。その他二国間関係では、先般の温家宝総理訪日により両国が「戦略的互恵関係」構築に向け着実に歩みを進めていることなどを確認しました。
内外記者会見後、国際連合の潘基文事務総長と会談を行い、気候変動、安保理改革及び北朝鮮などの地域情勢について意見交換しました。
4日間にわたるドイツでの全日程を終えた安倍総理は、同日夜政府専用機で出発し、9日夕方羽田空港に帰国しました。《首相官邸》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
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【高市早苗科学技術担当相】「もんじゅ」視察
高市早苗科学技術担当相は8日、日本原子力研究開発機構の高速増殖炉「もんじゅ」(敦賀市)を視察した。改造工事の確認試験の状況などを確認し「慎重に進められていることが分かった。世界が期待し、注目しているプロジェクトを、日本として成功させなければならない」と話し、来年5月の運転再開に大きな期待を寄せた。《福井新聞》
【日本ハム・吉川光夫投手】プロ初勝利
日本ハム2−0ヤクルト◇8日◇松山
粘りでつかんだプロ初勝利だった。日本ハムの吉川は6回途中まで7安打4四球を許したが無失点。チームの連勝を14に伸ばす原動力となり、楽天の田中に次ぐ高卒新人の勝利投手に輝いた。19歳左腕は「うれしいけど、野手の人のおかげ」と控えめに喜んだ。《共同通信》
【この日の民主党】
「消えた年金問題」で緊急街宣
国民運動委員会は、国民運動委員長の野田佳彦衆院議員を先頭に、8日夕、東京・新橋駅前で、「消えた年金問題」を中心に緊急街宣街頭演説会を開いた。
国民運動委員長代理の田村謙治衆院議員が司会を務め、まず、蓮舫参院議員が、「年金、何が問題だったか、皆さんの声を聞かせていただきたくて、この場をお借りした」とした上で、「政府は救済と言っているが、救済ではなく、責任をとり、弁償するのが筋。年金、医療、介護の負担を押し付けるが、仕事はしない、無駄遣いは止めない、謝罪はしない今の政府を選ぶのか」と訴えた。
次に長妻昭衆院議員が、「消えた年金の被害者は厚生年金加入者が多い」とした上で、一度も転職しなかったが、広島に3年間転勤したその期間、厚生年金から脱退したことになってしまった例を紹介した。また、この問題の解決には、徹底した原因究明、責任追及、抜本的対策が必要だが、政府・与党案では出来ないと批判。民主党の解決策、紙台帳からの突合などを説明。「夏の参議院選挙で過半数をとり、補償法案を通させてほしい」と訴えた。
馬淵澄夫衆院議員は、「天下りこそが税金の無駄遣いの元凶。昨年の半年だけで、2万8000人もの人が天下っている。その天下り先の公益法人に6兆円ものお金が流れている」と、税金の無駄遣いの構造を説いた。その上で、党の天下り根絶法案の内容を説明した。
鈴木寛参院議員は、医療の荒廃、医師不足、教育への政府支出が先進国では日本が低いことを挙げ、特に「7割のお医者さんが徹夜明けで手術をしている。医療、教育が崩壊しかかっている。それを理解していただき、民主党を勝利させていただきたい」と訴えた。
最後に、野田委員長が、「与党の時効特例法案では0.4%の人しか救われない。しかも保険料を払ったかどうかの挙証責任は相変わらず、国民の側にある」と批判した。その上で、「保険料をネコババしたりするシロアリの国になりつつある。ここにいる人は、税金を納め、保険料を真面目に払ってきた働きアリ。働きアリが勝つようにしたい」と民主党への支持を訴えた。
演説会には、三谷光男、北神圭朗各衆院議員も参加した。《民主党ニュース》