平成6667日目

2007/04/10

【この日の安倍総理】

日本・ドミニカ国首脳会談

平成19年4月10日、安倍総理は総理大臣官邸で、ドミニカ国のルーズベルト・スケリット首相と首脳会談を行いました。

会談で安倍総理は、「21世紀における新たな枠組みに基づいて、今後とも水産分野を含めて協力を継続し、貴国発展への首相の努力に対して私達も支援をしていきたいと思います。」と述べ、これに対しスケリット首相は「日本の皆様からの寛大な支援について感謝申し上げます。」と応じました。

その後、捕鯨問題について安倍総理から、捕鯨分野におけるドミニカ国の支持に感謝しつつ、海洋生物資源の持続的利用の立場から協力関係を深めたいと述べたのに対し、スケリット首相からは日本の立場への支持が表明されるとともに、日本の国連安保理の非常任理事国選挙への立候補、北朝鮮による拉致問題に対する日本の立場への支持がありました。《首相官邸》

秋にも訪中

安倍晋三首相は10日、今秋にも2度目の中国訪問をし、中国の胡錦濤国家主席と首脳会談に臨む意向を固めた。来日する温家宝首相との11日の会談で正式表明する見通しだ。政府筋が明らかにした。

安倍首相は就任直後の昨年10月に初訪中し、小泉純一郎前首相の靖国神社参拝で悪化した日中関係を改善に転換。安倍首相は今回の温首相来日に続き、自らの再訪中によって年1回ずつの首脳相互訪問を実現し、年明けの胡主席初来日につなげることで「戦略的互恵関係」を本格軌道に乗せたい考え。《共同通信》




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【ペンタックス】合併問題で社長が退任

カメラ大手のペンタックスは10日、臨時取締役会を開催、光学ガラスメーカー、HOYAとの合併計画をめぐり取締役会が分裂、社内を混乱させた責任を取って浦野文男社長(63)が退任、綿貫宜司取締役上級執行役員(54)が社長に昇格する人事を決めた。綿貫氏は同日付で社長に就いた。HOYAとの合併計画についてはいったん白紙に戻すことを決議し、経営統合について協議を継続する方針を確認した。

綿貫氏は最年少の取締役だが、2002年に経営企画部長に就き、経営の中枢を担ってきた。浦野社長とともに森勝雄取締役専務執行役員(62)も退任する。

一方、HOYAも10日、臨時取締役会を開催。ペンタックスの真意を確認するため、予定していた株式公開買い付け(TOB)提案の決議を見送った。HOYAによると、ペンタックスは合併は断念するものの広い意味での経営統合に向けた検討は進めたいとの意向を文書で伝えてきた。《共同通信》

【この日の民主党】

後半国会でも野党連携を重視 小沢代表

小沢一郎代表は10日夜、山形市内で記者会見し、後半国会に臨み「野党が連携を図ることが大事だと思う」と述べ、野党党首会談を開いて連携を確認することに積極的な考えを明らかにした。

また、与党が12日に国民投票法案を委員会採決する構えを示していることに対し、民主党が10日に独自の修正案を国会に提出したばかりであり、それを全く審議もせずに採決を強行するのは、憲政の常道に反し、とうてい認められないとの姿勢を表明した。

地方選前半戦の成果大きい 菅代表代行が評価

菅直人代表代行は10日、党本部で開いた常任幹事会で挨拶、8日投開票された統一地方選挙前半戦について、道府県議選と政令市議選での大躍進を足場に、7月の参議院選勝利に全力をあげる考えを明らかにした。

前半戦の評価について、自民党との対決構図となった5都県知事選が2勝3敗の結果となったことを残念としながらも、「道府県議選では各地で大躍進し、今回選挙のなかった沖縄県を除いて空白県がなくなった。政令市議選でも名古屋市、川崎市で民主党が第一党になった。夏の参議院選に向けて、非常に大きな可能性が開けた」と述べた。

また、鳩山由紀夫幹事長は「北海道、東京、福岡の知事選で勝てなかったことは申し訳なかったが、道府県議選、政令市議選で躍進したことで、参院選で自公過半数割れを実現する大きな基盤をつくることができた」と評価、当面、22日投開票の福島、沖縄両県の参議院補選に必勝を期すことを強調した。《民主党ニュース》



4月10日 その日のできごと(何の日)