平成6645日目

2007/03/19

【この日の安倍総理】

日本・シンガポール共和国首脳会談

平成19年3月19日、安倍総理は総理大臣官邸で、シンガポール共和国のリー・シェンロン首相兼財務大臣と首脳会談を行いました。

会談の冒頭安倍総理は、「日本とシンガポールは共に自由や民主主義、基本的人権、法の支配、基本的価値を共有する国として、お互い信頼できるパートナーとしての関係を築いて行きたいと思います。」と述べ、またリー首相がプライベートで北海道にもご家族で訪れているということに触れ、「首相におこし頂いていることは、北海道にとって大変な宣伝になっています。」と談笑しました。

会談では、日・シンガポール経済連携協定改正議定書の合意やそれによる両国の経済関係拡大への期待、アジア太平洋地域の将来像などについて話し合い、北朝鮮の核問題・拉致問題について引き続き協力していくことなどを確認しました。

会談に続いて、日・シンガポール経済連携協定改正議定書への署名式、記者発表を行った後、両夫人も加わって総理大臣公邸で夕食会をとりおこないました。《首相官邸》

対北朝鮮「日本の立場、変更ない」

安倍晋三首相は19日の参院予算委員会で、マカオ銀行の北朝鮮関連口座をめぐる米国の金融制裁解除に関して「拉致問題に前進がなければエネルギー支援は行わないと決断しており、各国の了解も得ている。この姿勢は変わりがない」と述べ、日本政府の立場に変更がないことを強調した。

同時に「日米の間を離反させようという動きがあるかもしれないが、そうしたことにならないようしっかりと連携を取りながら情勢分析していきたい」と北朝鮮をけん制、日米の連携強化に努める考えを示した。公明党の白浜一良氏への答弁。《共同通信》




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【三洋電機・野中ともよ会長】辞任

三洋電機は19日、野中ともよ会長(52)が辞任したと発表した。過去の決算に巨額の不正処理の疑いが浮上した問題で、外部から弁護士らを招いて調査委員会を設置するよう主張する野中氏と、時期尚早として反対する金融機関出身の取締役らが対立したことから、野中氏自ら辞表を提出したという。就任してわずか1年9カ月での辞任で、会長職は当面、空席になる。《朝日新聞》

【WBAフライ級タイトル戦】坂田健史選手、初戴冠

世界ボクシング協会(WBA)フライ級タイトルマッチ12回戦は19日、東京・後楽園ホールで行われ、挑戦者で同級3位の坂田健史(協栄)が、前日の計量で体重超過して王座を失ったロレンソ・パーラ(ベネズエラ)に3回14秒、TKO勝ちして新王者になった。

前に出る坂田をパーラが受ける展開で2回が終了したが、3回開始のゴングが鳴った直後にパーラ陣営が棄権した。坂田は4度目の世界挑戦で念願のタイトルを奪取した。戦績は35戦30勝(15KO)4敗1分け。日本のジム所属選手が世界フライ級王座を獲得したのは、1992年6月に王座を奪取した勇利アルバチャコフ(協栄=ロシア)以来。日本の現役世界王者は6人となった。《共同通信》

【この日の民主党】

新テレビCM「生活格差」篇を発表

民主党は19日、統一地方自治体選挙スタート前日の3月21日から全国で放映する新しいテレビCM「生活格差」篇の制作発表会見を党本部で行った。

会見で千葉景子広報委員会委員長は、「今回のCMのテーマは生活格差に重点をおいた」と表明。国会でも「格差是正」を重要課題として論戦に挑んでいることを改めて述べたうえで、「テレビCMでもそれに合わせた形で生活格差をテーマに、放映していくことになる」と語った。

続いて、日本ではあらゆる場面で格差が拡大しているとの見方を示した千葉委員長は、雇用、医療・福祉、教育、産業、地域などで深刻な格差の拡大が見られると指摘。「この格差はもはや個人の力では克服できない状況になっている」と語り、それを克服することこそが政治の役割であり、民主党の使命であると力説。新しいテレビCM「生活格差」篇では、さまざまな格差に苦しんでいる国民の皆さんの現状を民主党が真正面からきちんと受け止め、その是正に真剣に取り組んで行く姿勢を打ち出したことを明らかにした。

新CMでは「政治とは生活である」との従来からの民主党のスタンスを根底に、民主党参議院議員の喜納昌吉議員が作詞・作曲した「花」を女性ボーカリストが伸びやかに明るく、さわやかに歌い、国民と同じ目線で闘う民主党の覚悟と政治姿勢を切々と訴えている。

政権交代の必要性訴える 小沢代表が愛媛で

小沢一郎代表は、松山市で19日午後記者会見し、「参議院選挙に向けて、地方連合と協力し、一人でも多くの県民と直接対話し、民主党の政策と政権交代の必要性について、理解と協力を得るよう取り組みを強めたい」と語った。

会見には、連合本部の古賀伸明事務局長、連合愛媛の木原忠幸会長、友近としろう参院選愛媛選挙区予定候補も同席した。

古賀事務局長は、「小泉政権のもとで進められた市場万能、自己責任の押し付けの政策で破壊された労働環境、国民生活を立て直すために、この参議院選で政権交代を実現し、働く者が求める政治を実現したい」と決意を語った。

友近予定候補は、「愛媛県内を回って有権者とお話しするなかで、政治不信が頂点に達していることを実感している。子どもが将来なりたい仕事として政治家に手を挙げてくれるよう信頼される政治に変えていきたい」と決意を述べた。

会見後、小沢代表、古賀事務局長、友近予定候補は、連合愛媛の役員と政策懇談会を開き、雇用環境、パートや若年者の就労問題などについて意見交換した。

小沢代表と、友近予定候補は、会見に先立ち砥部町の障害者福祉施設「希望ヶ丘」を訪問し、スタッフと意見交換した。「障害者自立支援法で負担が増えたため利用回数を減らす人が出てきている」「人件費の補助単価が引き下げられたため施設運営が厳しくなっている」などの現場の声を受け止めた。《民主党ニュース》



3月19日 その日のできごと(何の日)