平成6639日目
2007/03/13
【全日空機胴体着陸事故】
13日午前、大阪空港を出発した全日空1603便(乗客56人、乗員4人)のボンバルディア機が高知空港に着陸する際、車輪が出なくなった。空港上空を約2時間旋回、燃料を消費し、前輪が出ないまま午前10時54分、高知空港に着陸した。けが人はいなかった。同機は午前8時20分に大阪空港を離陸し、同8時55分に着陸予定だった。
機内から無事、空港のロビーに着いた乗客は、恐怖と安堵に揺れた気持ちを率直に語った。大阪から来た34歳の男性会社員は「機長からアナウンス胴体着陸するむねアナウンスがあって、ちょっと動転していました。『早く降ろしてほしいな』と思っていましたが、機長にお任せするしかしょうがないと考えると、落ち着きました。着陸時は下からの衝撃はあったものの、あまりショックはありませんでした。ボンバルディア機は事故や不具合が多いですね。しっかりしてほしいです」と話した。
また大阪市の男性会社員(32歳)は、「タッチアンドゴーで一度着陸を試みてだめだった時、昔のYS11機の事故を思い出して不安になりました。一瞬、胴体着陸に失敗して機体が炎上する映像が頭に浮かびました。無事に着陸できてうれしかったです」と語った。《高知新聞》
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【安倍晋三首相】豪・ハワード首相と会談
安倍晋三首相は13日夕、オーストラリアのハワード首相と官邸で記者会見し、国連平和維持活動(PKO)や海外活動に備えた共同訓練の拡充、大量破壊兵器の拡散防止など対北朝鮮、対テロ対策での連携強化を盛り込んだ安全保障協力に関する共同宣言に署名した。《共同通信》
平成19年3月13日、安倍総理は総理大臣官邸でオーストラリア連邦のジョン・ハワード首相と会談しました。
冒頭に安倍総理は、「訪日を心から歓迎いたします。南部イラクのサマワにおける自衛隊の活動に対する豪州軍の協力にこの場を借りて改めて感謝申し上げたい。」と述べました。
会談では、両首脳は北朝鮮の問題、イラク復興支援、テロ対策をはじめとする安全保障上の課題に対する協力関係を一層強化することとし、日本とオーストラリアが地域と世界の平和と安定に貢献することで一致しました。
また、日豪のEPA交渉、拉致問題、イラク問題、国連の安保理改革、気候変動問題等について、幅広く議論を行いました。
会談終了後、両首脳は「安全保障協力に関する日豪共同宣言」に署名し、両国の包括的な戦略的関係の一層の強化を図ることとしました。引き続き共同記者会見を行った後、両夫人も加わって夕食会をとりおこないました。《首相官邸》
【この日の民主党】
小沢代表、岡山で奉還町商店街視察
小沢一郎代表は13日午後、夏の参議院議員選挙に岡山県選挙区公認候補として姫井由美子県議会議員を、比例代表選挙区候補には高竹和明氏をそれぞれ擁立予定の岡山県を訪問。岡山商工会議所会頭や若手経営者と懇談するとともに、JR岡山駅に程近い奉還町商店街を候補予定者らと歩き、全盛期の賑わいを何とか取り戻そうと力を尽くしている商店主らと語らった。
握手を求めて駆け寄ってきた女性から「この商店街に活気が戻るよう政治の力で何とかしてほしい」と声をかけられた小沢代表は大きく頷き、地域振興の重要性を自らも語り、地域から生活を変えていくには民主党主導で政治を行っていくしかないと主張。その実現に向け、統一地方自治体選、そして参院選に何としても勝利していきたいとして、民主党への支持を訴えた。
商店街の中央付近では西奉還町商店会の蓼原理事長から「ぜひ奉還町商店街を育ててていただきたい」との要請を受け、「現実に地域の事情や町のことを姫井さんも高竹さんもよく知っている。国会の場に出してもらって、みなさんといっしょに地域振興のために働けるようにしてください」と語り、地域に根ざした活動をしてきたふたりの候補者を国政の場に押し上げてほしいと要請した。
商店街には岡山4区選出の柚木道義衆議院議員も同行した。
松岡農水相 場合によって刑事訴追も 菅代表代行
菅直人代表代行は、13日夕、国会内で記者団の質問に答え、松岡農林水産大臣の疑惑については、場合によれば刑事訴追もあると、徹底的に追及する考えを改めて明らかにした。
菅代表代行は、松岡農水相の光熱水費について「本来かかるはずのないものを計上した、何らかの計上すべきでないものを計上したものであり、国民に説明する必要がある。説明できないのであれば、責任を取るべき」と述べ、参議院で証人喚問を要求しているが、衆議院でも要求していくこと、展開によっては、政治資金規正法の虚偽記載にあたるとして刑事訴追も検討すべきだとした。
さらに、「普通なら官邸がもう無理と言うのだが」と前置きして、官邸がこの問題で、松岡農水相をかばい続けていることを批判した。
また、「追い詰められて答えなくなっている」と今の松岡農水相の状況を分析、「重い重い荷物となっている。じっくり攻めて方が安倍さんにとって効いてくる」と、今後もこの問題で徹底的に追及するとした。
岩手県知事選での達増拓也氏などの推薦決める 常任幹事会
常任幹事会が13日午前党本部で開かれ、岩手県知事選で達増拓也衆院議員、福井県知事選で西川一誠知事の推薦を決めた。また、東京都知事選では浅野史郎前宮城県知事を支援することを鉢呂吉雄選対委員長が報告、承認した。円より子副代表も、都連会長として「都連としても全員が浅野氏を応援・支援することで一致している」と特に発言した。
また、「統一地方自治体選挙・国政補欠選挙対策本部」(本部長・小沢一郎代表)の設置、「農業者のための農協等改革本部」(本部長・山田正彦衆院議員)の設置を決めた。「農業者のための農協等改革本部」は、農協の事業分割、補助金のディスクローズ、農協の政治的中立などについて対応策を検討するもので、漁業、森林組合も併せて検討する。
さらに、鳩山由紀夫幹事長が、事務所費等に関する党内ルール(総支部および資金管理団体を対象として4月1日以降、事務所費、光熱水費、備品・消耗品、政治活動費のうち1件1万円を超える支出について、領収書等の徴収ならびに5年間の保存)を提案、承認された。《民主党ニュース》