平成6633日目

2007/03/07

【東京都知事選】浅野氏、民主党に支援要請

東京都知事選への出馬を表明した浅野史郎前宮城県知事は7日、民主党本部で小沢一郎代表、菅直人代表代行、鳩山由紀夫幹事長と会談し、支援を要請した。

鳩山氏によると、会談で浅野氏は「日本の危機ではないかと認識し、出ることにした。東京を変えなければいけない」と決意を表明、小沢氏は「頑張りましょう」と述べたという。

浅野氏は会談後、記者団に「民主党に選対に入ってもらうことはない。好きなようにやってもらい、支援の輪を広げてもらいたい」と述べ、選挙戦を政党主導にしない考えを強調した。《共同通信》

小沢一郎代表は7日夕、党本部で4月8日投開票の東京都知事選への立候補を6日に正式表明した前宮城県知事の浅野史郎氏の訪問を受け、菅直人代表代行、鳩山由紀夫幹事長も同席して懇談した。

浅野氏は昨日正式に出馬表明したことを改めて報告するとともに、しばらく談笑したあと、勝利に向けて4人でがっしりと握手を交わした。

懇談後に鳩山幹事長は記者団の質問に答え、「ぜひ民主党に支援をお願いしたい」との浅野氏の要請を受け、小沢代表が「がんばりましょう」と応じ、改めて握手で確認したことを明らかにした。

出馬に当たっては「これで出なければ日本の危機ではないか」との認識に立って決意したと懇談で浅野氏は心中を語り、「東京を変えなければならない」との思いを繰り返した。それに対して、民主党としてできる限りの支援を行うということで、代表、代表代行、幹事長とも一致した。

支援について鳩山幹事長は「ただ、浅野さんは動員組織のような形は望んでいないようなので、浅野さんのやりたい方向でできる限り応援して行く」と述べた。

一方、浅野氏は、記者団に「和気藹々のなかで話ができた。民主党には浅野の選対に入ってもらうことはない。民主党の好きなように、民主党らしくやってもらいたい。3人にそろってお話、報告できたのは大変良かった。浅野の選挙のやり方についてご理解いただけたのではないかと思う。支援は多ければ多いほどいいので喜んで民主党の支援をお受けする」と語った。《民主党ニュース》




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【日朝作業部会】冒頭から拉致で対立

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北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議の合意を受け設置された日朝国交正常化作業部会が7日午前、ハノイ市内の日本大使館で始まった。午前の協議で日本側が拉致事件解決に向けて被害者の帰国などを要求したのに対し、北朝鮮側は強く反発。拉致問題の討議を拒み、午後から北朝鮮大使館で続行する予定だった協議は開催されなかった。

7日夜に両代表団が調整した結果、8日午前10時から北朝鮮大使館で拉致と国交正常化問題を議題に協議を再開することで合意した。《共同通信》

【安倍晋三首相】国民投票法案「憲法記念日までに成立を」

安倍晋三首相は7日午後、官邸で内閣記者会のインタビューに答え、5月3日の憲法記念日までに憲法改正手続きを定めた国民投票法案の成立を目指す自民党の方針について「象徴的に憲法記念日までに(法案を)上げることが大切という気持ちがある。それはある意味当然だ」と述べ、憲法施行60年を機に法案成立を図る考えを強調した。

その上で「国民投票法はニュートラル(中立)だ。なるべく多くの方の支持を得るのが望ましい」と述べ、与党だけではなく、民主党の賛同を得ることが望ましいとの考えを表明した。《共同通信》

【この日の民主党】

[次の内閣]数の横暴に屈せず論戦の中身で勝負

民主党『次の内閣』は7日午後、国会内で閣議を開催し、「海洋基本法案」をはじめとする法案等の取扱いについて議論が行われた。

挨拶に立った鳩山由紀夫ネクスト国務大臣(幹事長)は「(質疑の)時間については数の論理で容易ではないが論戦の内容で勝負。国民に十分理解していもらえるようなかたちで審議に臨む」とし、国会論戦に厳しい態度で臨んでいくようネクストキャビネットの各担当に求めた。また国民投票法案については「与党は強行に出てくると思われるが与党内でも考え方に違いがあり、大事に審議を深めていきたい」と述べた。

高木義明海洋法制PT座長、細野豪志事務局長は「海洋基本法案」「海洋構築物等に係る安全水域の設定等に関する法律案」を説明。これらが民主党が提出した「海洋権益2法案」を継承した民主党主導の超党派立法であることを踏まえ、両法案の内容を了承した。

朝日ネクスト内閣府担当大臣は「構造改革特別域法の一部改正案」、「地域再生法の一部改正案」について論点を中間報告。関連部門と連携し、論点を質疑で質しつつ最終判断することを確認した。

また、「犯罪による収益の移転防止関する法律案」(ゲートキーパー法案)については、多岐に渡る関係業界からヒアリングを行い、現場・当事者の声を受け止めて審議に活かしていくことを確認した。

閣議後の記者会見で松本政調会長は、国民投票法案について、重要な法案を短時間で採決しようとする与党側の姿勢を「国会を軽んじ、自ら国会議員の地位をおとしめている」と厳しく批判した。《民主党ニュース》



3月7日 その日のできごと(何の日)