平成6572日目

2007/01/05

【この日の民主党】

2007年政治決戦に向け、結束して本格始動

民主党は5日午前、党本部で仕事始めと今年最初の役員会を相次いで開き、4月の統一地方選挙と7月の参議院選挙を軸とする政治決戦に向け、本格始動した。

仕事始めで小沢一郎代表は、党役員と事務局職員を前に、2007年政治決戦の意義について、「今日の弱者切り捨て・強者の論理によって国政を推し進めてきた自公政権を倒し、国民生活を踏みにじる政治に終止符を打つことだ」と力説したうえ、政治の大転換を実現するために「参院選挙ではただ単に勝つだけでなく、必ず野党で参院過半数を獲得しなければならない。われわれ民主党の、また日本の国政の歴史的機会であるという参院選の意味とわれわれの使命とをよく認識して、全力で邁進していきたい」と不退転の決意を語った。

また、役員会で小沢代表は「われわれの目標に向かって、国民の期待に応える民主党としてみんなで力を合わせていきたい」と結束を呼びかけた。

菅直人代表代行も、「参院選では国民が民主党をどれだけ信頼しているかが問われる。その信頼を高めるために、国会でどういう活動をしていくかを考えなければならない」と述べ、25日召集予定の通常国会では政府・与党と厳しく対決していく必要性を強調した。《民主党ニュース》




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【台湾高速鉄道】板橋〜左営開業

1月5日のできごと(何の日)

日本の新幹線システムを初めて海外に輸出した台湾高速鉄道が5日、板橋(台北市)ー左営(高雄市)間の約340キロで開業、午前7時に板橋駅からほぼ満員の下り電車(12両編成、989人乗り)が出発した。車両はJR東海道・山陽新幹線の「700系」をベースとした700T。

南北の大都市を結ぶ高速鉄道の開業により、経済先進地域が太いパイプで結ばれ「一日生活圏」が誕生、台湾全土の経済や観光の振興に役立つと期待されている。《共同通信》

【安倍晋三首相】労働時間規制撤廃に慎重姿勢

安倍晋三首相は5日夜、労働時間規制を一部撤廃するホワイトカラー・エグゼンプション(適用除外)の導入について「いろいろな観点から、与党と議論を深める必要がある」と述べ、慎重に検討を進める姿勢を示した。

柳沢伯夫厚生労働相が制度導入に向け通常国会への法案提出に意欲を示す一方で、自民党の丹羽雄哉総務会長や公明党の太田昭宏代表らから参院選を意識して慎重論が浮上していることを踏まえ、政府・与党間の調整を十分に行う必要があると判断したとみられる。《共同通信》

【安藤百福さん】死去

日清食品の創業者で即席めんを開発した創業者会長の安藤百福さんが5日午後6時40分、急性心筋梗塞で亡くなった。96歳だった。

日本統治下の台湾生まれ。日本に渡り、繊維問屋などを営んだ。34年に立命館大学専門学部を修了。製塩業、金融業など様々な事業をしながら、48年、日清食品の前身にあたる貿易や卸問屋を営む中交総社を設立、社長に就任した。

戦後の焼け跡でみかけたラーメンの屋台の印象が強烈だったことから、自宅の裏庭にこしらえた作業所で57年初めから即席めんの試作に取り組んだ。翌年、商品化に成功し、インスタント食品の草分けである「チキンラーメン」を発売した。社名も日清食品に変更した。48歳の時だった。その後もカップ入りの即席めん「カップヌードル」など数々のヒット商品を発案、同社を世界10カ国で年間100億食を生産する世界一の即席めん会社に育てた。《産経新聞》



1月5日 その日のできごと(何の日)