平成6571日目

2007/01/04

【安倍晋三首相】改憲を参院選争点に

安倍晋三首相は4日午前、年頭に当たって官邸で記者会見し、首相在任中に憲法改正の実現を目指す考えを強調、7月に見込まれる参院選で争点にする考えを示した。参院選については「常に勝利を得るため全力を尽くすという決意で臨みたい」としたが、与党が過半数割れした場合の政治責任には言及しなかった。《共同通信》

平成19年1月4日、安倍総理は、総理大臣官邸において年頭記者会見を行いました。

会見の中で安倍総理は、教育改革について、「公教育の再生は私の内閣の最重要課題であります。改正教育基本法が成立いたしました。この上に立って、教育再生会議におきまして、更に議論を深め、具体案をとりまとめてまいります。そして、必要な法改正をこの通常国会で行う考えでございます。」と述べました。

また、少子化対策について、「家族のすばらしさ、価値を再認識する必要もあるでしょう。少子化に対して、このように総合的な政策でその少子化を食い止めていかなければならないと考えています。少子化に対抗するために本格的な戦略を打ち立ててまいります。」と述べました。

さらに、経済対策について「成長戦略を着実に進め、今年、景気回復を家計にも広げていく年にしていかなければならないと考えています。国民の皆様が景気回復を、そして構造改革の成果を実感できる年にしてまいる所存でございます。」と述べました。《首相官邸》




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【東証大発会】終値17353円67銭

新年初の取引である大発会を迎えた4日の東京株式市場は、国内景気や企業業績の好調が続くとの期待感から買い注文が広がり、日経平均株価(225種)は大幅続伸した。上げ幅は一時150円を超え、終値で約8ヵ月半ぶりに1万7300円を回復した。大発会終値が昨年末の大納会を上回ったのは6年連続。《共同通信》

【女子短大生切断遺体事件】21歳兄逮捕

東京都渋谷区の歯科医師Aさん(62)宅で3日夜、バラバラに切断された長女の短大生、B子さん(20)の遺体が見つかった事件で、警視庁捜査1課と代々木署は4日、二男で兄の予備校生、C容疑者(21)を死体損壊容疑で逮捕した。 C容疑者は「妹から『夢がない』となじられたので、頭にきて殺害した」と供述しており、同課は殺人容疑でも追及している。

調べによると、C容疑者は12月30日午後3時ごろ、同区幡ヶ谷の自宅で、台所の包丁と自室にあったのこぎりを使ってB子さんの遺体を切断した疑い。同課では、室内に侵入された形跡などがなかったことから、4日早朝、神奈川県葉山町内で、予備校の合宿授業を受けていたC容疑者を任意同行。C容疑者は当初、関与を否定していたが、同日午後になって犯行を認めたという。《読売新聞》

【この日の民主党】

国民無視の自公政権に終止符を打つ 小沢代表

小沢一郎代表らは4日午後、三重県伊勢市を訪れ、地元三重県選出の衆参国会議員らとともに伊勢神宮を参拝した。また参拝後には同市内で記者会見を開催。今年の夏に行われる参議院議員選挙で勝利し、国民生活を無視した自公政権に終止符を打つとの決意を改めて力強く語った。

小沢代表は会見の冒頭、「実は私はこうして(伊勢神宮に)お参りさせていただくのは初めてだ」として、「今年、民主党の代表として参拝できた」ことについて、「自分にも大きな記念になり、記憶に残る参拝だった」と所感を述べた。

参院選についても小沢代表は言及し、「最大の政治決戦」として全力を挙げ、「一致して良い結果を出すことができるよう、国民の理解・支持が得られるよう、各人が最善を尽くして努力して貰いたいし、努力したい」などと語った。

小沢代表は更に、「この参議院選挙において野党で過半数を得て、今日の自公政権による色々な歪み・矛盾や、国民生活を無視した政治に終止符を打たなくてはならない」との決意を改めて力強く語り、「私自身も、今までの政治生活の総決算のつもりでこの参議院選挙に臨みたい」とした。

高橋千秋参議院議員(党三重県連代表)も特に発言し、伊勢神宮での多くの人出の中で「こんなに多くの人と握手をした代表は初めてだ」とし、「参議院選挙の必勝をめざして、私たちもがんばっていく」との決意を力強く語った。

また小沢代表は、記者団からの質問に答える形で、知事選等での相乗りの問題について触れ、「地方選挙においても、政権与党に後からついていったのでは、いつまで経っても民主党として基盤もできないし、地域の皆さんの理解と支援を得ることはなかなか難しい」との認識を改めて示し、「民主党は、民主党としての存在理由を選挙を通じて主張する」ことこそ重要で、「自らの政治姿勢を主張することを通じて初めて、有権者の選択の余地が生まれるし、政府与党との違いが明らかになる」と指摘。「政権を担って国民の負託に応える政党であるなら、選挙を通じてしかその方法はない」と語った。

基本政策の中でも重要視する政策は何かとの問いに対しては、「国民の生活に身近な問題」で、「分かりやすい訴え方」をするという二つが大きな要素になると小沢代表は指摘。国民に訴えていく立場にある国会議員や候補予定者が、いち早く理解を進めることができるようにするため、その選定作業を早急に進めていくとの意向も明らかにした。また小沢代表は、衆参同日選に関する問いについて、「同日選挙があろうがなかろうが、選挙を通じて国民の皆さんの理解を得て、多数を構成することができるように全力を尽くしたい」などと語った。

なお今回の伊勢神宮参拝及び記者会見には、地元選出の岡田克也(副代表)・中井洽・中川正春・森本哲生の各衆議院議員、高橋千秋・芝博一各参議院議員のほか、奥村展三総務委員長代理(役員室担当)らも同行・同席した。



1月4日 その日のできごと(何の日)