平成6537日目

平成18年12月1日(金)

2006/12/01

【板橋区・管理人夫婦殺害事件】当時15歳の少年に懲役14年

東京都板橋区の建設会社社員寮で昨年6月、管理人の両親を殺害し、部屋を爆破したとして、殺人と激発物破裂罪に問われた当時15歳で高校1年の少年(17)に対し、東京地裁は1日、懲役14年(求刑懲役15年)の判決を言い渡した。

栃木力裁判長は「凶悪重大事件で、内省がいまだ深まっているとはいえないことなどを考慮すれば、犯行の重大性を認識させ、その責任を自覚させるため、重大性に即した刑罰が必要だ。それで社会が納得すれば、将来の社会復帰にも役立つ」と判決理由を述べた。

刑罰対象年齢を16歳以上から14歳以上に引き下げた改正少年法施行(2001年4月)後に起きた殺人事件で、犯行当時16歳未満の少年が実刑判決を受けたのは初めて。弁護側は控訴する方針を明らかにした。

判決によると、少年は管理人の仕事を手伝わされるなどしたことから父親=当時(44)=への不満を募らせた。昨年6月19日夜、勉強を終えてテレビを見ていた際、父親に「勉強しろ」と怒鳴られ、その日解いた問題集を見せて反論すると、父親は少年の頭を押さえ付けるなどし「おれはおまえと頭の出来が違う」などと言った。

抑えてきた憎悪が一気に高まって父親の殺害を決意。母親だけ残すのもかわいそうと考え、翌20日早朝、管理人室で就寝中の父親の頭を鉄亜鈴で何度も殴るなどして殺害し、母親=同(42)=も包丁で刺殺した。

さらにガスを室内に充満させ、スプレー缶を載せた調理用電熱器のタイマーをセットして同日夕に爆発させた。

弁護側は公判で「犯行には心理的虐待を含む両親の不適切な養育が起因している。少年院での健全育成が必要で、保護処分がふさわしい」と家裁への移送決定を求めた。

しかし判決は「両親が仕事を手伝わせた際などに教育的配慮を欠き、親子の心の交流も円滑でなかったが、いわゆる虐待や不適切な養育は認められない」と判断。

判決によると、少年は昨年6月19日夜、父親から怒鳴られ、頭を押さえ付けられたことなどから、抑えてきた憎悪が高まって殺害を決意。母親だけ残すのもかわいそうと考え、翌20日早朝、管理人室で就寝中の父親の頭を鉄亜鈴で何度も殴るなどして殺害し、母親=同(42)=も包丁で刺殺した。

さらにガスを室内に充満させ、スプレー缶を載せた調理用電熱器のタイマーをセットして同日夕に爆発させた。

少年は事件の2日後、逃亡先の群馬県・草津温泉で逮捕され、東京家裁は「刑事処分相当」として検察官送致(逆走)を決定。少年は昨年8月に起訴された。《共同通信》



【ユーキャン新語流行語大賞】「イナバウアー」「品格」

1年の世相を反映し、強いインパクトを残した言葉に贈られる「2006ユーキャン新語・流行語大賞」(「現代用語の基礎知識」選)が1日発表され、年間大賞にトリノ五輪金メダルの荒川静香選手の「イナバウアー」と、「品格」が選ばれた。同日、東京都内で表彰式が開かれた。《産経新聞》

【安倍晋三首相】いじめ対策費を補正に計上へ

安倍晋三首相は1日昼、伊吹文明文部科学相と官邸で会談し、相次ぐ自殺などいじめ問題の深刻化を踏まえ、2006年度補正予算に対策費を盛り込む方針で一致した。いじめを受けた子どもや保護者から法務局や教育委員会、警察への相談電話について、24時間受け付け態勢を整備する。《共同通信》



12月1日のできごと