平成6281日目
2006/03/20
【第1回WBC】日本が初代王者に
米大リーグの選手が本格的に参加して初めて開催された野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は20日、サンディエゴのペトコ・パークで決勝を行い、王貞治監督(ソフトバンク)が率いる日本代表は10−6でアテネ五輪優勝のキューバを破り、初代世界一に輝いた。最優秀選手(MVP)には決勝の先発を含め3勝無敗の松坂大輔投手(西武)が選ばれた。
参加16カ国・地域の頂点をかけた試合は一回に今江敏晃内野手(ロッテ)の適時打などで4点を先取し日本ペースで進んだ。終盤1点差まで追い上げられたが、イチロー外野手(マリナーズ)と代打福留孝介外野手(中日)の適時打などで4点を追加し、五輪優勝3度でアマチュア最強のキューバを振り切った。《共同通信》
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【スキージャンプ・原田雅彦選手】現役引退を表明
ノルディックスキー・ジャンプで1980年代後半の日本の低迷期から90年代の黄金時代に活躍した原田雅彦(37)=雪印=が20日、札幌市内で記者会見し、「今季をもって現役引退する。自分の力の限界を感じた」と話し、引退を正式に表明した。
5度の五輪を経験し、数々の栄光と挫折を経験したベテランは、今後は所属チームのコーチとして後進を育てる。 約100人の報道陣と、30台のテレビカメラを前に28年間の競技人生を振り返った。
引退は2002年ソルトレークシティー五輪後から意識し、2月のトリノ五輪終了後に決断した。「国内で優勝、世界の舞台で活躍するのはもう無理。自分で自分を冷静に分析して決めた」と説明した。《共同通信》
【岩国市】1市7町村が合併
山口県岩国市と、由宇町や本郷村など周辺7町村が20日合併して新「岩国市」が誕生、井原勝介前市長(55)は失職した。
旧岩国市の住民投票条例は、合併に伴い失効。在日米軍再編に伴う米海兵隊岩国基地への空母艦載機移転の是非をめぐる12日の住民投票では、反対が当日有権者数の過半数を上回ったが、この結果も効力を失った。
4月23日投開票の市長選には、移転計画の撤回を求める井原氏のほか、自民党推薦で精密機械加工会社社長の味村太郎氏(38)が出馬を表明している。味村氏は艦載機移転をめぐる国との協議に柔軟な姿勢を示しており、一騎打ちとなる公算が大きい。選挙戦でも在日米軍再編問題への対応が争点となる。《共同通信》
【民主党・鳩山由紀夫幹事長】前原代表に注文
民主党の鳩山由紀夫幹事長は20日午後、名古屋市内で講演し、前原誠司代表の党運営について「小沢一郎前副代表、菅直人元代表、横路孝弘元副代表のところに通い、知恵を貸してほしいと率直に話しながら代表としての運営に努めることが重要だ」と述べ、ベテラン勢との協議が必要との認識を示した。
同時に「おれについてこいという方式から、みんなで乗り切っていこうという方向に党の運営を変えていくことが必要だ」と述べ、リーダーシップの発揮より挙党態勢の構築に重点を置くべきだと注文を付けた。
永田寿康衆院議員(民主党の党員資格停止中)の衆院懲罰委員会での弁明、質疑に関しては「国民に理解いただけるような国会の処置をしてほしい」と述べた。《共同通信》
【安倍晋三官房長官】“普天間移設”シュワブ沿岸案修正の考えない
安倍晋三官房長官は20日午前の記者会見で、沖縄県の米軍普天間飛行場の移設先として日米間で合意したキャンプ・シュワブ沿岸案に関し、政府・与党内で修正を求める声が強まっていることについて「政府としては現在の(沿岸)案で3月中に日米間で最終的な取りまとめに向けて協議を行っていく姿勢に変化はない」と述べ、修正する考えはないことを強調した。《毎日新聞》