平成6241日目
2006/02/08
【民主党・野田佳彦国対委員長】大所高所から政府の姿勢を追及
野田佳彦国会対策委員長は8日午前、国対役員会終了後に国会内で記者会見した。
野田国対委員長は冒頭、秋篠宮妃紀子様の第3子ご懐妊に言及し、「心よりお慶び申し上げる」と祝意を述べた。また、外野でのにぎやかな議論は慎むべきで、無事のご出産と元気なお子様のご誕生を穏やかに見守りたいとの認識を表明。小泉首相の任期中に、皇室典範改正についての拙速な議論はすべきではないとした。
また、8日の予算委員会で質疑に立つ議員名と質疑のテーマを発表し、「緊張感を持って臨む」と大所高所から政府の姿勢を厳しく追及する意欲を見せた。さらに、明日の本会議の日程や各委員会での質疑の内容などを説明した。
皇室典範の改正に関する党内論議の進め方について、記者から質問を受けた野田国対委員長は、今国会に改正案を提出しようとする小泉首相の構えに対して、全く準備をしていない状況でも問題があるとの考えを表明。拙速に意見集約を行うべきではないと強調した上で、ヒアリング等を静かに実施するなど、万が一に備えることも必要との考えを示した。《民主党ニュース》
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【ホンダ・スーパーカブ】累計生産台数5000万台突破
ホンダは8日、バイク「スーパーカブ」の世界累計生産台数が昨年末で5017万8947台に達し、発売から47年で5000万台を突破したと発表した。ホンダによると、バイクや自動車の1車種として5000万台の大台を超えたのは世界初という。
ホンダ創業者の故本田宗一郎氏が使い勝手の良さを追求して開発。バランスを良くするため、部品メーカーを説き伏せて大きめのタイヤを採用するなど苦労を重ね、1958年に発売した。
当時の販売価格は5万5000円。1万円程度だった公務員の初任給の約5倍だが、経済性や耐久性にも優れた画期的なバイクとして大ヒットした。
59年に米国へ輸出を始め、現在は160カ国以上で販売。熊本製作所(熊本県大津町)のほか、東南アジアなど計13カ国で年計600万台以上を生産している。《共同通信》
【小泉純一郎首相】皇室典範改正案提出見送りへ
小泉純一郎首相は8日午前の衆院予算委員会で、女性、女系天皇を認める皇室典範改正について「誰もが改正が望ましいという形で成立するのが望ましい。政争の具にしないように慎重に取り組んでいきたい」と述べ、今国会への提出を見送る可能性を示唆した。
安倍晋三官房長官は同日午前の記者会見で、国会提出時期について「普通の法律と違う。今の時点でいつまでと申し上げることは適切でない」と述べた。
首相は衆院予算委で「各党、国会で議論する場をつくって冷静に穏やかに議論されるのが望ましい。その結果を見てから判断する問題だ」と強調した。
民主党の笹木竜三氏が、秋篠宮妃紀子さまのご懐妊を受けて「今国会に提出するのか」と質問したのに対する答弁。
首相の私的諮問機関「皇室典範に関する有識者会議」は昨年11月、男系男子に限った現在の皇室典範では、皇位の安定的継承が極めて困難として、女子や女系の皇族に継承資格を拡大、継承順位は男女を問わず天皇の直系の長子(第1子)とすることを柱とした報告書をまとめた。政府はこれを受け、改正案を今国会に提出する方針だった。《共同通信》