平成6024日目

2005/07/06

【この日の小泉総理】

カナダ・マーティン首相と会談

平成17年7月6日、小泉総理は第31回主要国首脳会議(サミット)に出席するため、羽田空港を出発しました。同日午後(日本時間7日未明)、英国北部スコットランドのグレンイーグルズに到着した小泉総理は、カナダのマーティン首相と会談しました。

会談では、マーティン首相から小泉総理に対してカナダへの訪問を招請したうえで、鳥インフルエンザ対策、BSE、日加経済枠組みなどについて意見交換が行われました。また、国連安保理改革について小泉総理から、「本年は国連・安保理改革を実現するための大きな機会の年であり是非とも改革を実現したいので、日本の立場を支持していただけると有難い。」と述べたのに対して、マーティン首相より、「各国それぞれ立場の違いはあるが、カナダとしても、本年が機会の年であり、是非とも包括的な国連改革を実現する必要があるとの点に合意する。」と述べました。

“郵政民営化法案”参院否決なら解散示唆

小泉純一郎首相は6日午前、郵政民営化法案が参院で否決されれば小泉内閣への不信任と受け止めるとの認識を示し、その場合には衆院解散・総選挙に踏み切る意向を示唆した。公邸で記者団が「仮に否決された場合は内閣不信任ととらえるのか」と質問したのに対し「そうですね」と答えた。《共同通信》



【ロンドン】2012年五輪開催都市に決定

悲鳴に似た大きな声が、ロンドン中心部のトラファルガー広場を埋め尽くした人々から一斉に上がった。「勝利だ」–。

6日に2012年の夏季五輪開催地の投票でパリとの激戦を制したロンドン。開催地決定とともに広場には紙吹雪が舞い、喜びが最高潮に達した。《共同通信》

【愛知県警】民生委員の女を窃盗で逮捕

名古屋市北区の市営住宅で3月、無職A子さん=当時(83)=が殺害され貯金が引き出された強盗殺人事件を捜査している愛知県警北署捜査本部は6日、A子さんのキャッシュカードを使って現金を盗んだとして、窃盗などの疑いで知人で民生委員の無職B子容疑者(54)を逮捕した。

B子容疑者は、一人暮らしだったA子さん宅を民生委員として時々訪問し、生活相談に乗るなどしていたという。カード会社に数百万の借金があるといい、捜査本部は返済に困っていたとみている。《共同通信》

【プロ野球・ソフトバンク】15連勝

楽天3−14ソフトバンク◇6日◇ヤフードーム

ソフトバンクが序盤の猛攻で勝負を決めて15連勝を飾った。2回までに城島の適時打やズレータの2ランなどで5点を先行し、3回に打者一巡で8安打を集めて8点を奪った。斎藤は7回無失点で無傷の9勝目。楽天は惨敗で3連敗。《共同通信》

【この日の民主党】

党警察不正経理疑惑・警察改革推進本部、国会内で総会を開催

民主党警察不正経理疑惑調査・警察改革推進本部は6日、国会内で総会を開き、宮城県知事に対する警察庁長官の発言の実態および愛媛県警追加報告書の内容について、警察庁から報告を受けた。出席者は、中井洽本部長(副代表)、大畠章宏事務局長(組織委員長)、岡崎トミ子副代表、鉢呂吉雄国会対策委員長、中山義活国民運動委員長、河村たかし・宇佐美登・島田久・市村浩一郎各衆議院議員、森ゆうこ・神本美恵子各参議院議員。

会議では、中井本部長による開会の挨拶の後、宮城県警の捜査報償費の予算執行を停止した浅野史郎宮城県知事の行動について「言語道断だ」などと6月30日の会見で述べた漆間巌警察庁長官の発言に関する説明を、警察庁から聴取した。また、平成13年度の愛媛県警の捜査報償費の執行に関し、県監査委員から13事案35件に疑義があるとの指摘を受けて、再度実施した調査の結果がまとめられた「調査結果報告書」の内容についても、報告を受けた後に、活発な意見交換が行われた。

総会では、両院の内閣委員会において漆間長官に発言を撤回させるため追及を行うとともに、各県の事例等々の情報を求めながら、地域の警察本部を含めて、対策本部として調査を進めるという今後の方針が決定された。

大畠事務局長は、終了後に国会内で記者会見し、「県民から選出された知事に対して官僚がこういう発言をすること自体、許しがたい」などとの論議があったと語り、捜査報償費の問題についても、不適正な執行は「氷山の一角」ではないかとの見解を示した。

岡田代表と日韓議連21世紀委が会談

岡田克也代表は6日午後、国会内で日韓議連21世紀委員会代表団と会談し、靖国参拝などの歴史認識、未来志向の両国の関係などで意見交換し、未来志向の若い政治家の交流促進などで一致した。

冒頭、岡田代表は日韓関係について、「過去を直視しながら、未来志向で切り開いていく」との認識を示した。宋永吉・21世紀委員会委員長は、「歴史認識で岡田代表が合理的提案をなさっていることに感謝する。また、東アジア共同体の提案に感銘を受けている。韓日首脳会談での第3の追悼施設建設が話だけで終わらないよう岡田代表にも努力をお願いしたい。21世紀委員会の発展にも支援をお願いしたい」などと述べた。これに対して岡田代表は、「若い政治家同士の交流は重要なこと」と応じ、両国間の交流促進で一致した。

また岡田代表は、追悼施設に関して、「独立した追悼施設が必要と民主党は考えている。これは靖国に代わるものというよりは、軍人、一般市民、沖縄、原爆の被害者、外国人を含めて追悼する施設が日本国として必要だと思う。靖国は民間の施設だが、国の施設が必要」と党の考えを改めて表明した。その上で、靖国神社について、「遺族からみれば重要な施設。国民感情は尊重しなければならないし、理解して欲しい」と韓国側に配慮を求めた。宋委員長は、「我々は一般市民、軍人は問題にしていない。戦犯が問題だ」と応じた。

今回の会談には、代表団から委員長のほか10人の国会議員が同席。民主党からは、中井洽副代表、仙谷由人政策調査会長、藤田幸久国際局長、北橋健治役員室長が同席した。

党憲法調査会総会を開催、人権保障のあり方について議論深める

6日午後、国会内において、民主党憲法調査会の総会が開催され、人権保障のあり方を検討している第3小委員会から二度目の報告を受け、活発な議論を行った。

冒頭に枝野幸男党憲法調査会会長が挨拶に立ち、現在、各小委員会での議論を踏まえた報告書について、総会で全体的な意見集約を行っていることを報告した。また枝野会長は、国会の憲法調査会の今後のあり方について、従来の調査会を継続していくことが当然の流れであり、そこでの議論としては国民投票法が取り上げられると考えられると整理し、具体化した場合には調査会の総会に諮ると述べた。

総会は小川敏夫事務局長の司会の下に進められ、まず若林秀樹第3小委員会座長が、以前の総会での意見集約を盛り込んだ小委員会報告を説明し、参加した議員から人間の尊厳や公共の福祉などの人権保障の分野に関する課題について多くの幅広く掘り下げた意見が出され、これに対して若林座長や仙谷由人同調査会顧問(政策調査会長)などから答弁が行われ、活発な質疑が展開された。

最後に枝野会長が、この段階であらゆる論点に結論を出すことは不可能だが、国民の皆さんにどのようなものを提示するかという視点から集約していきたいと締め括った。

絶対過半数をとれなかった郵政法案は実質否決 鉢呂委員長会見で

鉢呂吉雄国会対策委員長は6日昼、国会対策委員会役員・筆頭理事合同会議を終えて国会内で記者会見を行い、昨日の衆議院本会議での郵政民営化関連法案採決に関して、「絶対過半数をとり得ることができないこの法案は、実質的には否決された」との見方を示すとともに、「小泉内閣退陣の始まり」だとして、郵政問題に限らず、小泉・自公政権への追及を一層強めていく考えを明らかにした。

鉢呂国対委員長は、郵政法案採決に関してまず、「5票差という僅差で、否決をすることができなかった」ことに関して、自民党議員51名の「大変な圧力の中での反対ないし欠席」があったこととともに、「民主党を中心とする野党が、一糸乱れず、この法案について否決をするという観点から、反対の票を入れた」ことが基本としてあることを指摘。その上で、衆議院では「欠員をのぞいた478議席からいけば、233票というのは過半数に至っていない」として、「絶対過半数をとり得ることができないこの法案は、実質的には否決をされた」という見方を示し、この結果は、「小泉内閣に対する不信任だ」と強調した。

そして鉢呂国対委員長は、「この法案は、名実とも廃案にする必要がある」と述べるとともに、「小泉政権の退陣の始まり」だと指摘。「参議院の審議を全面的にバックアップし、廃案に向けて全力を尽くす」覚悟を披露した。鉢呂委員長は同時に、内外に重大な課題が山積していることを踏まえ、衆議院側で「来週の予算委員会開催を与党側に既に申し入れてある」ことを明らかにするとともに、今国会でまだ3回しか開かれていない党首討論についても、開催を強く求めていく意向を示した。

また、竹中郵政民営化担当相の不信任案については、国会最終盤の大きな柱として、法案審議の最終盤でなくとも提出の可能性があることを示唆した鉢呂国対委員長は、道路公団談合問題、天下り問題、税金のムダ遣いの問題、年金問題、政治とカネの問題などを列挙し、「国民の期待する方向で、委員会での徹底した追及を行う」などとし、「解散に追い込むたたかいを衆参で行っていく」との決意を改めて披露した。《民主党ニュース》



7月6日のできごと