平成5782日目

2004/11/06

【天皇、皇后両陛下】中越地震被災者を激励

天皇、皇后両陛下は6日、東京から自衛隊のジェット機とヘリコプターを乗り継ぎ、日帰りで新潟県中越地震の被災地を訪問された。時折余震が起きる中、長岡市、小千谷市、川口町の避難所を回り、被災者の健康を気遣い「力を合わせ、希望を持って復興を」と励ました。

長岡市の長岡大手高校では、全村民が避難し、一部の集落が水没の危機にある山古志村の人たちに「皆で助け合って、きれいな村を取り戻してください」と語り掛けた。小千谷市の総合体育館を訪問中に余震があったが、お年寄りやボランティアと対話を続けた。建物の被害が大きく、停電が続く川口町では、川口中学校に身を寄せる約180人を見舞った。救助や復旧活動の関係者もねぎらった。《共同通信》




昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

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【フィギュアNHK杯】荒川静香選手がGP初優勝

フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第3戦、NHK杯国際競技会第3日は6日、名古屋市総合体育館で行われ、女子は昨季の世界選手権女王でショートプログラム(SP)首位の荒川静香(プリンスホテル)がフリーでも貫禄の演技を見せ、179.06点でGP初優勝を果たした。日本女子はNHK杯3連覇。《共同通信》

【小泉純一郎首相】自衛隊追悼式に出席

小泉純一郎首相は6日午前、防衛庁で行われた自衛隊殉職隊員追悼式に出席し「ご意思を受け継ぎ、常に国民とともにあり、国民を守るという原点を守り続ける」と追悼の辞を述べた。《共同通信》

【原健三郎さん】死去

元自民党衆院議員で衆院議長を務めた原健三郎氏が6日午前1時52分、心不全のため東京都渋谷区の病院で死去した。97歳。兵庫県出身。

1931(昭和6)年早大卒。講談社を経て、戦後第1回総選挙で政界入り、以来連続当選20回。労相2回、国土庁長官を歴任した。96年、史上3人目の議員在職50年の特別表彰を受けた。2000年の衆院選を機に93歳と、「憲政の神様」と呼ばれた尾崎行雄氏に次ぐ衆院歴代第2位の高齢で政界を引退した。

86年7月に衆院議長就任、「自民300議席」の絶対多数をバックにしていたが、売上税、消費税と税制問題で揺れ続け、さらにはリクルート問題も発生して厳しい国会運営を強いられた。89年度予算案の自民党による強行採決の責任を取って辞任したが、与野党からの辞任要求の圧力に1カ月余りも抵抗した。《共同通信》

【この日の民主党】

岡田代表、大分県を訪問し各地を精力的に視察

岡田克也代表は6日、大分県内の各地を視察するとともに、県知事・市長らとの会談、県連大会での講演など、精力的に日程をこなした。

岡田代表がまず訪れたのは、豊後高田市の「昭和の町」商店街。到着と同時に観光客らから歓声があがる中、駄菓子屋の夢博物館や商店街を見学。コロッケやアイスキャンディーなどを頬張りながら、商店街の人たちなどと気さくに言葉を交わしていた。

次に一行が訪れたのは、児童養護施設「光の園」。岡田代表は、児童とスタッフが一緒に生活をしている「しらぎく」やオフィスを見学し、子どもたちに声をかけて記念撮影も行いながら施設内を見て回った。その後、短時間ながら関係者とも懇談を行い、施設運営の現状などの説明に熱心に耳を傾けていた。

その後、大分市に入った岡田代表は、市内で広瀬大分県知事、釘宮大分市長と相次いで会談。続いて市内で開催された民主党大分県連大会で講演を行った。講演で岡田代表は、代表としての唯一の目標に「政権交代を成し遂げて、国民の手に政治を取り戻す」ことを挙げ、その実現のために、(1)党改革、(2)選挙、(3)政策、の三点について、地方組織の強化、候補者擁立作業の加速化、政権獲得の際に実行する政策の明確化など、成すべきことを具体的に列挙した。また外交・内政の諸課題についても、日米関係、イラク問題、政治とカネの問題、年金問題などについて、民主党の考え方を分かりやすく説明した。最後に岡田代表は、「全員野球でしっかり取り組み、気持ちを一つにして頑張っていく」と力強く決意を述べ、会場から大きな拍手が起こった。

また講演後には質疑応答の時間が設けられ、会場を埋めた参加者から、有事への対応の必要性や年金問題、若年層の雇用の問題、中越地震の被災者の皆さんへの支援のあり方など、非常に多くの質問が寄せられたが、「今の小泉政権ではダメだ」と自民党員から民主党員になったという農業者の男性が、地方で民主党が勝つためには「農業者の声を反映した政策を」と質問し、大きな拍手が起こるなど、活発なやり取りが行われた。

大分県での日程を終えた岡田代表は記者団に、知事・市長との会談について、地域の活性化などについて意見交換したことを明らかにするとともに、これまでの全国の視察を振り返って、「現場には現場の知恵があり、元気がある」とした上で、「地域を回っていく中で、民主党が取り組まなければならない課題が見えてくる」とし、「非常に有益だ」と感想を述べた。

なお今回の視察には、岡島一正衆議院議員らが同行し、県連大会で吉良州司衆議院議員、足立信也参議院議員らも合流した。

農林漁業の再生を考える運動本部、茨城県の漁業者と意見交換

党農林漁業の再生を考える運動本部は6日、日立市において地元漁業者と意見交換会を行った。党からは、鹿野道彦(農林漁業の再生を考える運動本部本部長)、山田正彦(同事務局長)、大畠章宏(党県連会長)の各衆議院議員が出席した。

茨城県沖合いはもともと寒流・暖流両方の魚類が来遊する好漁場で、漁業の盛んな場所。しかし近年、魚価低迷の影響などから漁業者は厳しい経営を強いられている。参加した漁業者からは沖合い・沿岸漁業それぞれの抱える問題や、地産地消に向けた地元行政・商工会議所・市民団体との連携の重要性などについての説明・提案があった。

これに対し鹿野本部長からは、「国の水産予算3000億円のうち、2000億円が漁港予算。この使い方を根本的に改めなければならない。海を生き返らせるための『海中の森』の造成や、漁村集落の実施する資源回復事業への直接支払いなど、資源管理を基本とした漁業政策を確立する」との見解が示された。《民主党ニュース》



11月6日 その日のできごと(何の日)