平成5690日目

2004/08/06

【小泉純一郎首相】広島市原爆死没者慰霊式・平和祈念式に参列

平成16年8月6日、小泉総理は、広島市中区の平和記念公園で開催された原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式に参列しました。
59回目の「原爆の日」に行われたこの式典には、被爆者や遺族ら約4万5千人が参列し、この1年間に死亡が確認された原爆死没者名簿を慰霊碑に納め、遺族や被爆者代表、小泉総理を始め、来賓が献花を行いました。
原爆が投下された午前8時15分に、平和の鐘に合わせて黙とうが行われ、秋葉忠利広島市長による「平和宣言」に引き続き、子ども代表による「平和への誓い」が行われました。
挨拶に立った小泉総理は、被爆者の高齢化の進行などの実状を的確に反映させながら、援護施策の推進に誠心誠意努力する考えを示すとともに、人類史上唯一の被爆国である我が国として、「国際社会の先頭に立ち、各国政府に対する包括的核実験禁止条約(CTBT)の早期批准の働きかけを一層強化するなど、核軍縮・核不拡散の取組を推し進め、核兵器の廃絶に全力で取り組んでまいります。」と述べました。《首相官邸》




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【阪急交通社】顧客情報持ち出しは社員

約62万5000人分の顧客データが流出した問題で阪急交通社は6日、男性社員が社内コンピューターの端末から情報を抜き出して名簿あっせん業者に売却していたとして、この社員を懲戒解雇とし、小島弘社長ら役員5人を3カ月の減給処分にしたと発表した。阪急交通社は業者に約100万円を支払い、流出データを買い戻したという。

同社によると、元社員は35歳で7月に解雇した。東日本営業本部支店統括部員だった昨年12月から今年1月にかけて数十回にわたり、同営業本部主催の旅行参加客の住所や氏名、電話番号などの情報を予約管理システムから抽出。東京と大阪の業者2社に自分から接触して数十万円で売却した。《共同通信》

【プロ野球・巨人】オーナーに「白い粉」

プロ野球巨人の渡辺恒雄オーナーあてに、茶封筒内に白い粉の入った不審な手紙が送りつけられていたことが6日、分かった。封筒の中には「合併反対」と書かれた紙が入っており、警視庁神田署はプロ野球の一リーグ制以降計画に反対するのが目的の悪質ないたずらと見ている。《共同通信》

【小泉純一郎首相】人事構想に着手

小泉純一郎首相は6日、第160臨時国会の閉幕を受け、郵政民営化の政府案作成作業を加速すると同時に、9月の内閣改造、自民党役員改選をにらみ人事構想に着手した。焦点は安倍晋三幹事長、竹中平蔵金融・財政相の処遇。改造次期は9月下旬の方向で、10月下旬にも召集する臨時国会に新たな布陣で臨む。《共同通信》

【この日の民主党】

「平和への誓い、あらたに」広島・原爆死没者慰霊式・平和祈念式に出席

岡田克也代表は6日、広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式に出席した。

式典に臨んだ岡田克也代表は黙とうを捧げ、59年前のこのときに亡くなられた方々の御霊に哀悼を表し、平和への誓いをあらたにした。

「質問主意書制限は民主主義の原則に反する」藤井幹事長
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民主党の藤井裕久幹事長は6日の定例記者会見で、「細田官房長官が質問主意書が多すぎると言ったが、おかしな話。民主主義の原則に反する。残念だと思う」と批判した。

また、たった8日間で国会を閉じたことに関して「残念至極。世論に対する背信行為」と、これも厳しく批判。そのうえで民主党としては代表を先頭にキャラバン活動を展開することを明らかにした。このキャラバン活動では、特に年金改革について民主党の考えの方が優れていることを訴えていくとした。

[両院議員総会]選挙総括、中央代表選挙規定を承認

民主党の両院議員総会・懇談会が6日午後党本部で開かれ、「代表選挙に関し常任幹事会として決定すべき事項について」「中央代表選挙管理委員会規定」「第20回参議院議員通常選挙結果について」が報告され承認、了承された。これにより、民主党の代表選挙の日程は8月30日告示、9月13日代表選挙集会(臨時党大会)で確定した。

総会の冒頭、岡田克也代表は「59年前の今日広島に原爆が落とされた。私も今日広島で式典に参加したが、小泉首相はどうして心がこもらないあいさつをできるのかと毎年思う。民主党とっても核のない社会をつくるのは大きな課題。しっかり取り組んでいく。次への戦いがすでに始まっている。しっかりこの夏活動していく」と、あいさつした。

続いて藤井裕久幹事長が「代表選挙に関し常任幹事会として決定すべき事項について」と参議院会派役員などを報告した。

懇談会では枝野幸男総合選挙対策本部事務総長代理が、選挙結果を自民党批判票であり、民主党への信任結果ではない、信任を得るために党改革の推進、早期の候補擁立、日常活動の強化、地域組織の強化と地方議員の拡大、各種団体との幅広い交流などを柱とする「第20回参議院議員通常選挙結果について」を報告。比例代表選挙のあり方、民主党の目指す社会像を明確になどの意見が出された後、了承された。

「全国で年金改革の青空国会を」有楽町で岡田代表

民主党の岡田克也代表は、臨時国会が閉会した6日夕、東京・有楽町の街頭に立ち、年金法廃止の議論もほとんどせずにたった8日の会期で国会を閉じた与党に対して「参議院選挙で示された民意を無視したやり方は絶対認められない」と強く抗議。「政府年金法の白紙撤回への取り組みを今日から始めていく」として、年金改革全国キャラバンのスタートを宣言した。

有楽町のマリオン前で、聴衆の拍手に送られてマイクを握った岡田代表は、まず広島原爆の日にあたって犠牲者の冥福を祈り、「核の不拡散と核軍縮を実現する中で、核のない世界をつくっていかねばならない」と決意を述べた。

その上で岡田代表は、臨時国会を短期間で閉じた与党の姿勢を「議論すべき問題はたくさんあるにもかかわらず、早く閉めてしまえば国民も忘れてしまうだろう、というやり方」と厳しく批判。「高齢化で年金を受け取る人が増え、払う人が減る中で、安心して働ける、引退できる、そういう新しいしっかりした制度をつくってほしいというのが民意だ」と指摘し、民主党の改革案に対して一元化の方向性も、消費税を含めた財源のあり方も示さない小泉首相を「これでは社会保障制度の抜本改革など進まない。情けない」と切り捨てた。

さらに代表は、「国会が閉じたから終わりではない。私たちは国民との対話をさらに広げるために街頭での“青空国会”をスタートする」と述べ、秋の国会に向けて全国で演説会や対話集会などを展開することを表明。あらためて「国民の立場に立った年金改革をしっかり実現していく」と力強く決意を述べて演説を締めくくった。

演説会には、海江田万里『次の内閣』厚労相、山岡賢次・年金改革推進本部事務局長、古賀一成・国民運動委員長、蓮舫参議院議員も参加した。《民主党ニュース》



8月6日 その日のできごと(何の日)