平成5673日目

2004/07/20

【曽我ひとみさん】細田博之官房長官らに謝意

拉致被害者曽我ひとみさんが20日午後、首相官邸に細田博之官房長官を訪ね、一家の帰国・来日実現での政府対応に謝意を表明し、夫ジェンキンスさんの訴追問題や母ミヨシさんを含む安否不明者の再調査に最善を尽くすよう要請した。

曽我さんは「最初に(帰国の)タラップを下りた時は1人、今回は家族4人で下りました。次は母の手を引いて下りたい。難しい問題を抱えていますが、今まで以上にご協力いただきたい」と一層の支援を求めた。《共同通信》




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【近鉄・岩隈久志投手】13連勝ならず

ロッテ9−3近鉄◇20日◇大阪ドーム

ロッテが岩隈を攻略し連敗を3でストップ。1回に福浦の適時二塁打などで2点を先行。ベニーの2打席連続本塁打など、13長短打で効果的に加点した。渡辺俊は今季3度目の完投勝利で8勝目。近鉄の岩隈の連勝は12で止まった。《共同通信》

【この日の民主党】

「政権交代へ休むことなく前進する」岡田代表

民主党の岡田克也代表は20日の定例記者会見で、「政権交代という具体的な目標に向かって休むことなく前に進みたい」と、改めて政権交代への意欲を示すとともに、全国幹事長会議の開催などを通じて党の体制を固める考えを明らかにした。

また、党の透明性を高め、政治に国民の信頼を取り戻す一環として、代表の交際費(党代表としての分と衆議院議員としての分)を8月から毎月1回党のホームページ上で公開することを明らかにした。

年金法の条文ミスが40個所もあったにもかかわらず、政府が官報の正誤表掲載で済まそうとしている問題に関しては、「法文修正として国会に出すべき」と述べ、政府の対応を批判した。

集中豪雨災害対策本部、第1回会合開く

民主党2004年7月集中豪雨災害対策本部は20日、党本部で第1回会合を開き、16日に行った新潟県の災害現地調査の結果を報告するとともに、内閣府、気象庁、国土交通省、厚生労働省、経済産業省から対応状況のヒアリングを行い、発生時の対応のあり方と求められる災害復旧対策、被災住民の生活再建への取組み等に関して意見を交換した。

冒頭、対策本部長の藤井裕久幹事長は「本日も福井に(大畠章弘対策本部事務局長を団長とする)現地調査団を派遣している」と報告した上で、局地的といえども非常に大きな災害であるとの認識を提起。民主党としてしっかりと対応し、窮状に苦しむ被災者の支援に全力を注ぐ考えを強調した。

現地調査報告を行った同対策本部事務局次長で新潟県選出の菊田真紀子衆院議員は、三条市や長岡市の災害現場の状況を「まるで戦争のあとのようだ」とし、道路冠水、山腹崩壊、農地冠水などにより農作物への甚大な影響が予測されること、機械等が水没して再建のメドがたたない企業が多いこと、屋内に泥が入り込んだり流失した家屋がごみとなって町のあちこちにあふれるなど復旧には自衛隊はもとより、ボランティアの支援など相当の人的支援を要することなどを指摘した。

また、新潟県や三条市へのヒアリング、今回の関係省庁へのヒアリングを通じて、「将来予測を行い事前に真夜中から可能な範囲で放水を行い、堤防決壊を防ぐ対策ができなかったか」「避難命令を出すタイミングの遅れがなかったか」などの問題点も指摘された。

同対策本部はこうした現地調査に基づき、9項目を指摘した「新潟・福島地域集中豪雨災害の復旧・復興に関する要請書」をまとめ、井上防災担当相、坂口厚生労働相、亀井農林水産相、中川経済産業相、石原国土交通相、小池環境相あてに提出するとともに、党派を超えて早急に取り組むことが必要との考えに基づき、政府に継続的に働きかけていくことを確認した。

[常任幹事会]豪雨災害対策、日歯連事件究明へ体制固める

民主党は、参院選後初めての常任幹事会を20日、国会内で開いた。岡田克也代表は冒頭挨拶で、参院選について「自民党以上の議席という当初の目的は達成したが、これは次の衆院選に勝って政権交代を実現するというプロセスに過ぎない。(選挙の)結果は国民が民主党にそういう大きな責任、使命を課したのだと感じなければいけない。(参院選では)候補者擁立が早ければまだ取れた。次期衆院選、参院選に向けて候補者擁立など準備していく。また、単独過半数を前提として政策的にも党改革の点でもいろいろなものの準備を進めていきたい」と強調。また、臨時国会について「年金も多国籍軍参加問題も日歯連疑惑もある。1カ月以上の日程を確保して十分に論議し、年金を白紙に戻してやり直せという国民の声を実現しよう」と力説した。

会議では(1)新潟・福島地域に続き福井県にも集中豪雨被害が広がったため「党新潟・福島地域集中豪雨災害対策本部」(14日設置)を発展的に拡大した「民主党2004年7月集中豪雨災害対策本部」(本部長=藤井裕久幹事長)を19日に設置(近く岡田代表が現地視察)(2)日歯連事件究明に向けて自民党ヤミ献金等解明本部を本日開催(3)両院議員懇談会を22日に開催(参院新議員紹介、参院選結果、臨時国会対応など協議)(4)全国幹事長会議を8月11日に開催(参院選結果などを協議)(5)民主党地方自治体議員フォーラム・2004年度全国研修会・総会を8月10日~11日に開催(6)女性議員フォーラムを8月9日~10日に開催(7)岡田代表を団長とする民主党訪米代表団を7月27日~8月1日の日程で派遣(米国政府・議会要人や国連幹部らとの会談、民主党大会視察などを予定)(8)岡田代表の交際費等の支出及び公開に係る指針――などを承認・決定した。

ヤミ献金等解明本部、日歯連疑惑究明へ始動

民主党の自民党ヤミ献金等解明本部は20日、党本部で会合を開き、自民党橋本派に1億円の小切手が渡った問題はじめ自民党の日歯連関連疑惑の追及に向け、意見交換した。

本部長の藤井裕久幹事長は、「平成元年の選挙の争点となったリクルート事件とまた同じことを(自民党は)やっている。誠に許しがたい」と断じ、厳密に追及する体制を整えていく考えを示した。藤井幹事長はまた、全国で事件を怒りをもって受け止めている多くの歯科医師たちと協力して実態究明を進めることが必要だとし、「自民党の体質は変わらない。内部から浄化するなどとする人もみんな堕落する。みなさんの力で日本の政治をよくするために活躍してほしい」と各委員に訴えた。

会合には本部長代理の鉢呂吉雄幹事長代理、副本部長の江田五月副代表、仙谷由人政調会長、川端達夫国対委員長、今泉昭参院国対委員長、平野博文調査局長、委員の城島正光、中津川博郷、大石尚子、小宮山泰子の各衆院議員、朝日俊弘、池口修次、広野ただしの参院議員が参加した。《民主党ニュース》



7月20日 その日のできごと(何の日)