平成5517日目

2004/02/15

この日のできごと(何の日)

【陸上自衛隊】サマワでの隊員の生活を公開

イラク派遣の陸上自衛隊は15日、宿営先のオランダ軍キャンプ・スミッティでの隊員の暮らしぶりを公開した。

サマワ入りしている隊員の一番の楽しみは食事だ。トレーを手にオランダ兵と並ぶ。第二師団出身の三曹(24)はハンバーガーにかぶりつきながら「コメとみそ汁が食べたいです。わたしには量が足りないです」と食欲旺盛。質も量も十分の金曜日の午前10時からのブランチが人気だという。

隊員が暮らすかまぼこ形テントは計7張り。石油ストーブと蚊取りマットもある。パイプベッドは程よくへこみ、寝心地はまずまずという。

一度に8人が入れるシャワーテントは、40度前後のお湯が24時間使える。サマワだからといって水量や使用時間の制限はない。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。

外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

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【青梅マラソン】

日本最大規模の市民ロードレース、青梅マラソンは15日、約1万3000人が参加して東京・青梅市で行われ、女子30キロはアテネ五輪マラソン代表の野口みずき(グローバリー)が、1時間39分9秒の日本最高記録で優勝した。従来の記録は、2001年に高橋尚子(スカイネットアジア航空=当時積水化学)がこの大会で出した1時間41分57秒。

国際陸連は、高橋が01年のベルリン・マラソンで2時間19分46秒(当時世界最高)をマークした時の30キロの通過タイム、1時間39分2秒を世界記録としている。だが日本陸連は、マラソンの途中計時を最高記録として認めておらず、野口の今回のタイムが現時点では日本最高となる。日本陸連は今後、国際陸連にならう見通し。男子30キロは佐藤信介(富士通)が1時間33分17秒で制した。《共同通信》

【小泉純一郎首相】公明党女性議員大会であいさつ

小泉純一郎首相は15日午後、公明党が全国の党所属女性議員を集めて都内で開催した女性議員大会であいさつし「自民党と組むと批判を浴びお気の毒な面もあるが、政治を安定させ、暮らしをよくしようと責任ある立場に立つと批判もやむを得ない」と自公両党の結束を呼び掛けた。

同大会は、夏の参院選に向けた決起集会と位置付けられているが、首相が他党のこの種会合に顔を見せるのは異例。首相は民主党の菅直人代表が公明党の神崎武法代表に辞任を勧告したことを念頭に「流れ弾が飛んできて『エイリアン』呼ばわりされたり、辞任勧告され、とばっちりを受けている」と公明党に気遣いを見せた。

さらに「引き続き平和を維持しながら世界の平和と安定のためにも貢献していく姿勢を打ち立てたい」と「平和」を強調。自衛隊イラク派遣に慎重論の根強い公明党に配慮を示す一方、「女性の立場から政治を変えようという視点を自民党としても小泉内閣としても大事にしたい」と女性議員向けのサービスも忘れなかった。

浜四津敏子代表代行は「7月には参院選がある。心を合わせ勇敢に戦い痛快に勝利しよう」と決起を促した。《共同通信》

【小泉純一郎首相】早期の拉致問題交渉を指示

小泉純一郎首相は15日午後、都内のホテルで外務省の田中均外務審議官、藪中三十二アジア大洋州局長と会い、平壌で行った拉致問題などに関する北朝鮮との政府間協議の内容について報告を受けた。

首相は「拉致、核問題も含め、北朝鮮との関係にかかわる問題は極めて重要な問題なのでしっかり取り組むように。できるだけ早く成果を挙げてほしい」と指示した。《共同通信》

【スピードスケート・W杯】

スピードスケートのW杯短距離のコラルボ大会最終日は15日、500メートルの男子で小林正暢(山形県体協)が35秒23でW杯初優勝を果たした。小林は第1日の500メートルで3位となりW杯初の表彰台に立ったばかり。

清水亮平(吉田産業)は35秒44で3位となり、W杯初の表彰台。清水宏保(NEC)はスタートでアクシデントがあり21位だった。

女子では岡崎朋美(富士通)が38秒95で2位に入り、W杯今季初の表彰台。モニク・ガルブレヒト・エンフェルト(ドイツ)が38秒86でW杯今季初勝利を挙げた。100メートルの女子では新谷志保美(竹村製作所)が10秒49で優勝。男子の日本勢は決勝に残れず加藤条治(三協精機)の4位が最高だった。《共同通信》

【W杯・複合】

ノルディックスキーのW杯複合個人第14戦スプリントは15日、ドイツのオーベルストドルフで行われ、前半飛躍(ラージヒル=K点120メートル)で2位につけた高橋大斗(土屋ホーム)が後半距離(7.5キロ)でもトップ争いを演じ、W杯総合首位のハンヌ・マンニネン(フィンランド)にゴール前で競り負けたが、自己最高の2位に入った。

高橋のW杯表彰台は2002年1月のリベレツ(チェコ)大会で3位になって以来、2度目となる。マンニネンは今季6勝、通算20勝目。《共同通信》

【中国・吉林省】ビル火災、53人死亡

中国中央テレビによると、中国吉林省吉林市で15日午前11時20分ごろ、商店などが入った四階建て商業ビルから出火、同日夜までに買い物客ら少なくとも53人の死亡が確認された。

負傷者は71人に上り、うち13人が重傷。遼寧省瀋陽市の日本総領事館によると、日本人が死傷したとの情報は入っていない。火災は同日夕までに消し止められたが、出火原因は調査中。商業ビルは一、二階が商店、三階以上がビリヤードやディスコなどの娯楽場で、ビル裏手のボイラー室に隣接した仮倉庫から出火したという。出火当時、ビルから白煙が激しく吹き上がり、ビル上部を包み込む形となった。死者の多くは逃げ遅れて煙に巻かれたとみられる。

現場は同市南西部の大通り沿い。日曜日で多くの買い物客らでにぎわっていたとみられ、けが人を含め現場から救助された人数は120人に上った。《共同通信》



2月15日 その日のできごと(何の日)