平成5502日目

2004/01/31

この日のできごと(何の日)

【自衛隊イラク派遣】衆院が容認

衆院は31日未明の本会議で、イラク復興支援特別措置法に基づく自衛隊派遣の承認案件について、イラク復興支援費を盛り込んだ2003年度補正予算案とともに、野党3党が欠席する中、自民、公明両党の賛成多致により可決した。

これに先立ち30日午後のイラク復興支援特別委員会で与党側が質疑打ち切り動議を提出し強行採決。衆院予算委員会も同日深夜、野党欠席のまま補正予算案を可決し、両案件ともに本会議に緊急上程された。

衆院通過を受け、政府、与党は2月4日の参院本会議で承認案件の趣旨説明を行い審議入りさせ、ともに成立させる方針。

野党は、陸上自衛隊先遣隊の調査報告の問題点が数多く表面化したとして強行採決に反発、本会議を欠席し、今後も審議拒否戦術をとる構え。週明けからの国会は与野党の全面対決となり、2002年度予算案の審議に影響が出るのは必至だ。自衛隊の派遣にも微妙な影を落としそうだ。

陸自は26日の本隊派遣命令を受けて、イラク南部サマワで給水、医療など人道復興支援活動を行うため、来月3日にも陸自本隊の第一陣約80人が出発。給水業務などを行う主力部隊は、2月下旬から3月下旬にかけて計440人が派遣される。先遣隊、本隊と合わせ3月末には550人がサマワに展開、4月から活動を本格化する。

イラク特措法は、首相は自衛隊派遣命令(対応措置)から20日以内に国会承認を求めなければならず、閉会中はその後召集される国会で承認を求めることを規定。政府は昨年12月19日を自衛隊全体の対応措置開始日とし、陸上、海上、航空各自衛隊について一括承認を求めている。《共同通信》

自民党の安倍晋三幹事長は31日、埼玉県東松山市内で講演し、自衛隊イラク派遣承認の衆院本会議採決を野党が欠席したことについて「国民から負託された一票を投じることを放棄したのは、政治家としてどうかと思う。残念だ」と批判した。

自民党の加藤紘一、古賀誠両元幹事長が棄権、亀井静香元政調会長が欠席したことにも触れ「大変残念だ。安全保障という最も大切な問題、自衛隊を送り出すときは、一致結束しなければいけないのではないか。今後は、結束する自民党でなければならない」と指摘。古賀氏らの処分問題には言及しなかった。

自民党の古賀誠元幹事長は31日、福岡県大川市で講演し、自衛隊イラク派遣の承認案件が衆院本会議で可決されたことを受け「国会で決めた以上は国会議員が等しく、責任を持つことだ」と述べ、採決を棄権した自らも含め責任を共有する者えを表明した。古資氏は「万一、自衛隊員に不慮の事故が起きたとき『自分は棄権したから責任がない』という言い訳だけは許されない」と指摘。「自衛隊員が世界の国々に尊敬される活動を続けることができるよう全力を挙げるこことが大事だ」と強調した。《共同通信》

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【プロ野球・近鉄】命名権売却を発表(後日撤回)

近鉄球団は、実質で年間30億円程度の赤字が続いてきた。31日、チーム名から「近鉄」を外し、別の会社名やブランド名をバファローズの前に付けられるという「命名権」(ネーミングライツ)を05年以降に売却することを発表した。

近鉄グループ全体の経営不振もあり、球団経営健全化の切り札として、発案。チーム名の年間使用料は約35億円で成績に連動させるなど、具体的な構想を盛り込んでいた。《朝日新聞》

【ジャンプ・UHB杯】

スキーの第16回UHB杯ジャンプ大会は31日、札幌市大倉山ジャンプ競技場(K点120メートル)で行われ、2回目に最長不倒の139メートルを飛んだ東輝(日本空調)が275.4点で、2年ぶり3度目の優勝をした。

複合の高橋大斗(土屋ホーム)が1回目トップの128メートルを飛び、2位に食い込んだ。25日のワールドカップ(W杯)2位の葛西紀明(土屋ホーム)は3位に終わった。

女子は小浅星子(札幌大)が1回目にK点を越える121.5メートルを飛び、山田いずみ(ロイズ)と209.1点で並んで優勝を分け合った。《共同通信》

【テニス・全豪オープン】第13日

テニスの全豪オープン第13日は31日、メルボルン・パーク・テニスセンターでベルギー勢同士の女子シングルス決勝を行い、第1シードのジュスティーヌ・エナン・アーデンが、第2シードのキム・クライシュテルスを6−3、4−6、6−3で破り、初優勝した。昨年の全仏オープン、全米オープンに続く四大大会3勝目で、優勝賞金120万豪ドル(約9950万円)を獲得した。

2人の四大大会決勝対決は3度目で、エナン・アーデンが全勝。クライシュテルスは今回も四大大会初制覇を逃した。

男子ダブルス決勝は第5シードのミカエル・ロドラ、ファブリス・サントロ組(フランス)が、第1シードのマイク・ブライアン、ボブ・ブライアン組(米国)を7−6、6−3で下し、2連覇を果たした。《共同通信》

【民主党・菅直人代表】富山県入り

民主党の菅直人代表は31日、同党富山県連の賀詞交歓会と時局講演会に出席するため富山県入りし、午前は富山市内でコメ農家との座談会に臨んだ。菅代表は「農林水産業の再生が今の日本に必要だ」と強調し、農家に対する所得補償政策の導入を検討していることなど党の政策をアピールした。

座談会は富山市道正の道正自治公民館で開かれ、コメ農家約40人が出席した。菅代表は「先進国で日本ほど食料自給率が低いところはない。食の安全の観点からも、農業再生に取り組む必要がある」と述べた。農家側から、大豆生産に対する補助充実など要望を受けたほか、地元産の「八町米」を使ったおにぎりも試食し、リラックスムードで約1時間半の懇談に臨んだ。《北國新聞》

民主党の菅直人代表は、31日の富山市での記者会見で、7月の参院選の与野党隊敗ラインについて「61を超える議席を自民、公明が取るか、野党が取るかだ」と指摘し、改選過半数が勝敗ラインになるとの考えを示した。また「小泉純一郎首相が(参院選後に)政権を維持できるかどうかは五分五分ではないか」と述べた。

さらに菅氏は、福田康夫官房長官が自衛隊イラク派遣承認案件の衆院本会議採決を欠席したことに触れ「内閣としてたるんでいるのではないか。こんな内閣では大変危ういとの思いを強くした」と批判した。《北國新聞》

【台湾総統選】立候補届け出

3月20日の台湾総統選挙の立候補届け出が1月31日始まり、本格的な選挙戦に突入した。再選を目指す陳水扁総統(52)、呂秀蓮副総統(59)の現職ペアと、最大野党、国民党の連戦主席(67)を総統、第二野党、親民党の宋楚瑜主席(61)を副総統候補とする野党統一候補の一騎打ちになる見通し。

対中ミサイル防衛力強化と中国との協議の是非が最大の争点。陳氏は、総統選と同時に、対中国防衛に関する住民投票を行うと主張。これに対し、野党側は「差し迫った脅威などなく、住民投票は違法」と指摘している。《共同通信》

【この日の民主党】

菅代表、富山で21世紀型基盤整備田を視察

民主党の菅直人代表は31日、富山県を訪れ、21世紀型基盤整備田を視察したほか、農業政策を語る会(約30人)、JA富山中央会会長の江西甚昇氏らとの懇談会に出席し、農村、農業の現状に理解を深めた。

21世紀型基盤整備田は水田に水を入れ、コハクチョウが飛来、越冬するようにすることで、地域おこしを目的としている。ハクチョウへのえさやりは無論のこと、共同での米の直播栽培なども手がけている。

「語る会」では、減反政策の問題点、後継者対策、集落営農組織の経営規模要件(現在20ha)の緩和、直播によるカラス被害対策への対応などの要望・意見が出された。

視察には、平野たつお、谷林正昭、広野ただしの各参院議員、村井宗明衆院議員らが同行した。

[衆院本会議]与党、自衛隊のイラク派遣承認を強行採決

衆議院本会議が31日未明に開かれ、自民・公明両党は野党欠席のままイラクへの自衛隊派遣承認および平成15年度補正予算案を強行採決した。民主党はただちに岡田克也幹事長名で抗議談話を発表し、「憲政史上、議会政治に汚点を残す暴挙であり極めて遺憾である」と与党の採決強行を弾劾した。《民主党ニュース》



1月31日 その日のできごと(何の日)