平成5180日目

2003/03/15

この日のできごと(何の日)

【中国】新国家主席に胡錦濤氏

中国の第10期全国人民代表大会(全人代=国会)第1回会議は15日、新たな国家指導部を決める全体会議を北京の人民大会堂で開き、江沢民国家主席(76)の後任に胡錦濤副主席(60)を圧倒的な賛成票で選出した。国家主席の交代は10年ぶり。

胡氏は党総書記に続き、国家の最高指導ポストも江氏から引き継ぎ、16日に朱鎔基首相(74)の後任に選ばれる予定の温家宝副首相(60)とともに、革命第四世代の「胡ー温体制」を本格的にスタートさせる。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。

外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

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【大相撲】

大相撲春場所7日目(15日・大阪府立体育会館)新横綱朝青龍が2敗目を喫する波乱があった。朝青龍は元大関の小結出島の速攻に押し出され、土つかずの7連勝を飾った大関千代大海と星2つの差がついた。出島は5勝2敗。千代大海は平幕琴ノ若を押し出し、優勝争いの単独トップを守った。大関魁皇は元大関の平幕貴ノ浪により切られて3敗目。武双山はこの日から休場。両関脇は若の里が小結土佐ノ海、琴光喜は平幕旭天鵬に敗れた。幕内は全勝の千代大海に平幕の北勝力が1敗で続き、2敗は朝青龍、出島ら9人。《共同通信》

【サッカー】

ヤマザキナビスコ・カップ第2日(15日・神戸ユニバー記念競技場ほか=6試合)神戸がオザアスのハットトリックなどで磐田を4−2で下し2連勝、A組の首位に立った。磐田は1勝1敗。浦和は東京Vに敗れて2連敗となった。《共同通信》

【蓮池薫さん、祐木子さん】ストーンズ堪能

北朝鮮による拉致被害者の蓮池薫さん(45)、祐木子さん(46)夫妻が15日夜、東京ドームで行われた「ローリング・ストーンズ」のコンサートを楽しんだ。

終了後に記者会見した蓮池さんは、久しぶりに生で聞くロックを堪能した様子で「理屈抜きに楽しかった。自然に体が動いた」と話した。

蓮池さんによると、祐木子さんはスタンド席で静かに聞いていたが、蓮池さんは途中まで立っていたといい「最後の曲(Satisfaction)が一番懐かしい」と顔をほころばせた。《共同通信》

【 JR西日本・小浜線】電化開業

福井県のJR小浜線敦賀駅―東舞鶴駅間(84.3キロ)は15日、電化開業した。スムーズな走行で同区間の所要時間は現在の約2時間から10分ほど短縮。開業に合わせた新ダイヤでは嶺北や関西方面からの乗り継ぎが改善されるなど、交流人口の増加による若狭地方の発展が期待されている。

敦賀と東舞鶴の両駅で出発式が行われた。敦賀駅では午前9時4分、一日駅長のタレント佐藤江梨子さんが駅員姿で「出発」と合図。祝いのヘッドマークを付けた“一番電車”が、多くの鉄道ファンや関係者を乗せて滑るようにホームを出ていった。《福井新聞》

【皇太子同妃両殿下】島津製作所を訪問

「第3回世界水フォーラム」開会式出席などのため京都入りしている皇太子ご夫妻は15日午後、京都市中京区の島津製作所を訪問され、最先端の分析技術を見学した。案内役にはノーベル化学賞の同社フェロー田中耕一さん(43)も加わった。

少し緊張気味の田中さんは受賞理由になった「脱離イオン化法」の技術を応用した質量分析装置について、約10分間説明。田中さんによると、ご夫妻からは「タンパク質の研究はいつごろから盛んになったのですか」と想定外の質問もあったという。《共同通信》

【森喜朗前首相】有事法案「成立に持ち込む」

森喜朗前首相は15日、金沢市内で開かれた北國新聞政経談話会3月例会で講演し、継続審議中の有事関連法案について「もう衆院で70時間審議した。(与野党で)話が付いたら成立に持っていくしかない」と述べ、緊迫する北朝鮮情勢をにらんで法案成立を急ぐ考えを示した。

有事関連法案は昨年の国会で野党側の抵抗から継続審議になった。小泉純一郎首相も今国会での成立に強い意欲を見せており、森氏は「小泉内閣でしなければいけないのは有事法制。先の国会で採決に持ち込めなかったのは慚愧に耐えない。防衛の危機をもっと深刻に考えないといけない」と述べた。

森氏はさらに選挙区や業界団体に縛られない首相のこれまでの行動を紹介した上で「小泉君は100年に1人の稀有な政治家。改革をやり遂げられるのは彼しかいない」と語り、9月の自民党総裁選に向け、小泉首相に代わる人材が見当たらないと指摘した。《北國新聞》

【イラク攻撃に反対する国際統一行動日】

イラク攻撃に反対する国際統一行動日となった15日、世界各地に反戦デモが広がった。

米首都ワシントンの集会には全米100以上の都市から数万人が参加。「イラク戦争反対」「ブッシュ大統領は戦犯」「石油のための戦争反対」と書かれたプラカードを手にホワイトハウスや議会に向けてデモ行進した。

イタリアのミラノでは、イタリア労働総同盟(CGIL)の呼び掛けで労働組合、環境団体などがデモを実施。国営テレビによると、参加者は50万人に上った。

国連の新決議案に反対するフランスやドイツ、ロシアでも相次いで集会が行われ、パリでは6万−8万人(主催者発表)規模のデモが行われた。ドラノエ市長も参加した。また、ベルリン、フランクフルト、モスクワの各都市でも米軍基地前の座り込みや反戦集会などが開かれた。

米国とともにイラク攻撃の正当性を主張する英国では各地で反戦デモが行われた一方で、ロンドンの国会議事堂前では英国イラク人会の戦争支持集会もあった。《共同通信》



3月15日 その日のできごと(何の日)