平成4999日目

2002/09/15

この日のできごと(何の日)

【日ロ外相会談】

川口順子外相は15日午後、ロシアのイワノフ外相とニューヨークのロシア代表部で会談し、小泉純一郎首相が来年1月にロシアを訪問、プーチン大統領と日ロ平和条約問題などについて会談することで合意した。

首相訪ロは今年12月から来年1月にかけて実施することで調整していた。訪問は1月中旬となる見通しだ。川口外相は「(首相訪ロの際に決定する)『日ロ行動計画』の策定作業を加速したい。私の10月訪ロの際には平和条約問題もじっくり話し合いたい」と述べた。

イワノフ外相は、小泉首相の北朝鮮訪問について「大変大切な機会。訪問の成功を祈り日朝関係改善につながることを期待している」と支持を表明した。

また北朝鮮情勢に関連し、金正日総書記と会った経験から「誤ったイメージがあるが、コンピューターを駆使して政策にも情報にも通じている印象を受けた」と紹介。「金総書記との政治的対話を確立することが非常に重要だ。金総書記は市場経済へ向けた一歩も踏み出そうという考えもある。しかし全員支持しているわけではなく、金総書記を支援していくことが大切だ」と指摘した。《共同通信》

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【大相撲秋場所】

大相撲秋場所8日目(15日・両国国技館)再起を懸ける横綱貴乃花は落ち着いて関脇若の里を寄り切り、6日目から3連勝で6勝2敗とした。横綱武蔵丸は闘牙に苦戦しながら寄り切り、7勝目を挙げた。大関陣は新大関朝青龍が琴龍を右小手投げで退け、土つかずの8連勝で勝ち越した。横綱昇進を目指す千代大海は霜鳥を押し出して7勝1敗。魁皇は旭天鵬を寄り切ったが、武双山は関脇土佐ノ海に寄り切られた。魁皇、武双山はともに6勝2敗。《共同通信》

【J1】

Jリーグ1部(J1)第2ステージ第3節最終日(15日・国立競技場ほか=2試合)鹿島が残り20分から3ゴールを奪い、3−2で開幕2連勝中の東京Vに逆転勝ちし、昨年の王者の意地をみせた。年間順位で最下位の札幌と同15位の神戸の対戦は、アウエーの神戸が2−1で勝った。神戸は初白星。第3節を終え、勝ち点7の名古屋が、得失点差で浦和を抑え首位。《共同通信》

【ゴルフ】

サントリー・オープン最終日(15日・千葉県総武CC総武=7155ヤード、パー71)首位から出た片山晋呉が65をマーク、通算15アンダー、269で大会2連覇を果たし、賞金2000万円を獲得した。片山は今季初優勝、ツアー通算11勝目。片山は2番から3連続バーディーを奪って、首位タイスタートの今野康晴らを突き放し、さらに3バーディーを重ねた。

今季2勝の今野と井戸木鴻樹が4打差の2位。さらに2打差で谷口徹とスコット・レイコック(オーストラリア)が4位だった。賞金ランクトップの佐藤信人は6位だった。

日本女子プロ選手権コニカ杯最終日(15日・兵庫県太平洋クラブ六甲=6480ヤード、パー72)具玉姫(韓国)が通算5アンダー、283で10年ぶり2度目の優勝。優勝賞金1260万円を獲得した。前週のフジサンケイ・レディースに続く2週連続優勝で、ツアー通算21勝目。

2位スタートの具玉姫は混戦の中、最終18番(パー4)でバーディーを奪って勝利を決めた。2位は1打差の木村敏美、さらに1打差の3位は西塚美希世。

前日首位の藤野オリエは77とスコアを崩して4位。米国から一時帰国して参戦した小林浩美は6位。賞金ランクトップの不動裕理は9位に終わった。《共同通信》

【東芝、NEC】次世代メモリー共同開発

東芝とNECは15日、DRAM(記憶保持動作が必要な随時書き込み読み出しメモリー)など現行の汎用半導体メモリーに替わり、パソコンなどの大幅な省電力化が可能な次世代メモリーの共同開発で合意し、開発に着手したことを明らかにした。2005年までの開発を目指す。

次世代メモリーは国際的に開発が緒に就いたばかりで、日本の半導体業界1、2位の両社が「日の丸連合」を結成、外国勢に先行して開発し世界市場でのシェア獲得を目指す。現行メモリーでは、米国や韓国勢に敗れ、地盤沈下が著しい日本の半導体業界が失地回復できるかどうかの試金石となりそうだ。

東芝、NECが共同開一発するのは「MRAM」と呼ばれる次世代メモリー。双方から20人ずつ技術者を出し合い、NECの相模原事業場(神奈川県相模原市)の試作ラインを使って、前週から開発を始めた。投資額は明らかにしていない。ただ、今回の合意は開発面のみで、両社が量産化や販売面でも手を組むかどうかは未定だ。《共同通信》

【小泉純一郎首相】不良債権処理加速を指示

小泉純一郎首相は15日、株価急落を受けた経済対策をめぐり柳沢伯夫金融担当相、竹中平蔵経済財政担当相ら関係閣僚と都内のホテルで協議。柳沢金融相に不良債権処理を加速するよう指示した。

協議後に記者会見した小泉首相は「(金融)危機が起こればあらゆる手だてを講じる」と述べ、経済・市場動向によっては大手行への公的資金再注入も視野に対応する方針を重ねて強調した。

協議では金融相が「現時点では公的資金の再注入は不要」との従来方針を説明、首相も理解を示したもようだ。会談後、首相は「今は聴きの状況ではないとの説明を(金融相から)受けた」と述べた。

首相はさらに「具体的には柳沢金融相が考えている」と指摘し、政府として金融システム安定化への追加策を検討していることを明らかにした。金融庁は、大口不良債権のイチ年以内処理を大手行へ要請することなどを検討している。《共同通信》

【MLB】

米大リーグ、マリナーズのイチロー外野手は15日、オークランドのアスレチックス戦で5打数1安打。打率は3割2分2厘で首位に2分差の5位に後退した。イチローは3打席凡退後の六回無死一、二塁の第4打席で6打席ぶりの安打(右前打)を放った。佐々木投手は九回に登板し、3者凡退で35セーブ目(3勝5敗)。マリーナーズは6−3で勝ち、連敗は「6」でストップ。

カージナルスの田口外野手はアストロズ戦の九回、代打で出場し、中飛だった。試合はアストローズが8−0で勝った。ジャイアンツの新外野手はパドレス戦を欠場した。《共同通信》

【サッカー】

サッカーのイタリア1部リーグ(セリエA)で、中村俊輔が所属するレッジーナは15日、アウエーでリーグ初戦に臨んだが、ペルージャに0−2で敗れ、攻撃的MFの位置で先発フル出場した中村は、セリエAデビューを勝利で飾ることができなかった。

今季、2部から昇格したレッジーナは、中村の正確なCKから、再三シュートチャンスをつかんだが得点には結び付かず、逆に守りの甘さを突かれ後半に2点を失った。

中村は、FKを3本けったが、壁に当てるなどいつもの切れがなかった。後半の強烈なミドルシュートも相手GKの好セーブに阻まれ、開幕前の親善試合やイタリア杯予選で3ゴールを挙げた決定力は生かされなかった。《共同通信》

【この日の民主党】

[代表選]テレビ討論番組で4候補が舌戦

15日、民主党代表選挙に立候補している横路孝弘、菅直人、鳩山由紀夫、野田佳彦の4氏は揃ってNHKテレビの討論番組に出演。

立会演説会で連日全国各地を飛び回っているものの、各氏とも疲れた様子も見せず、経済、外交、安全保障、憲法などの多くの政策課題に対して突っ込んだ議論を闘わせた。《民主党ニュース》



9月15日 その日のできごと(何の日)