平成4767日目

2002/01/26

この日のできごと(何の日)

【プロ野球・横浜】TBSが筆頭株主に

プロ野球のオーナー会議が26日、東京都内のホテルで開かれ、横浜球団の筆頭株主がマルハからTBSに変更されることを正式承認した。また、横浜株譲渡問題から派生して論議されてきた、野球協約36条の6の「譲り受け球団の加盟料30億円」は、協約の条文の中に残すことで合意した。

今回の株譲渡ではコミッショナー見解により加盟料が発生しないことになったが、オーナー会議ではあくまで特例とし、今後の加盟料の取り扱いについても討議。セ・リーグ全球団と西武、ダイエーの計8球団が現行通り30億円が発生することに賛意を示した。

議長を務めた中日の白井文吾オーナーは「36条6の条文細部の改訂作業は進めるが、30億円という数字は残すことになった」と話した。

さらに株譲渡問題の関連として、公表しないことを条件に、各球団が株主構成の比率をコミッショナー事務局に提出することが決まった。

このほか、セ、パ交流試合の来季実施をセに働き掛けていく方針を17日のパ・リーグ・オーナー懇談会がまとめたことについて、ダイエーの中内正オーナーから、実現への協力要請があった。これに対しセは、検討していくことを承諾するにとどまった。《共同通信》

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【テニス・全豪オープン】第13日

テニスの全豪オープン第13日は26日、メルボルン・パーク・テニスセンターで行われ、女子シングルス決勝で第1シードのジェニファー・カプリアティ(米国)が2年連続の決勝対決となった第3シードのマルチナ・ヒンギス(スイス)を4−6、7−6、6−2で破り、2年連続2度目の優勝を果たした。カプリアティの四大大会の優勝は昨年の全仏以来で、通算3勝目。

カプリアティは第2セットに見事な粘りを発揮。ヒンギスのマッチポイントを4度もしのぎ、タイブレークの末にこのセットを奪うと、最終セットは疲れの見えるヒンギスを、パワフルなプレーで押し切った。

6年連続で決勝に進んだヒンギスは、第2セットまで押し気味に試合を進めながら、勝負どころを決められず3年ぶり4度目の優勝を逃した。

男子ダブルスは第9シードのマーク・ノールズ(バハマ)ダニエル・ネスター(カナダ)組がミカエル・ロドラ、ファブリス・サントロ組(フランス)をストレートで下し初優勝した。《共同通信》

【ジャンプ・W杯】

スキー・ジャンプのワールドカップ(W杯)札幌大会第1日は26日、札幌市大倉山でソルトレークシティー五輪前最後の個人戦となる第18戦ラージヒル(K点120メートル)を行い、葛西紀明(土屋ホーム)が124メートル、120.5メートルとK点越えをそろえ、244.6点で3位と今季初の表彰台に立った。

アンドレアス・ビドヘルツル(オーストリア)が259.9点で24日の白馬大会に続く今季2勝目(通算16勝目)。

葛西以外の五輪代表は、19歳の山田大起(北野建設)が7位に食い込み、船木和喜(フィット)は1回目の22位から9位に浮上。原田雅彦(雪印)は11位、宮平秀治(ミズノ)が12位だった。《共同通信》

【大相撲初場所】14日目

大相撲初場所14日目(26日・両国国技館)大関千代大海が大関魁皇を一方的に押し倒して1敗で単独トップを守った。関脇琴光喜が敗れて3敗となったため、優勝争いは千代大海と2敗を堅持した大関栃東の2人に絞られた。千秋楽は千代大海と栃東が直接対決。千代大海が勝てば2場所ぶり2度目の優勝が決まり、初優勝を狙う栃東が勝てば2敗で並び、優勝決定戦にもつれ込む。栃東は大関武双山を押し出した。武双山は魁皇とともに5敗目。琴光喜は平幕武雄山に土俵際の突き落としで敗れた。関脇朝青龍は土佐ノ海に敗れて6敗目。小結若の里は7勝7敗とした。小結旭天鵬は9敗目。十両は高見盛が2敗目を喫したが、依然単独首位。《共同通信》

【フィギュア・四大陸選手権】第3日

フィギュアスケートの四大陸選手権第3日は26日、韓国の全州で行われ、男子シングルはソルトレークシティー五輪代表の本田武史(法大)が自由で1位となり、2位に入った。ショートプログラム(SP)2位のジェフリー・バトル(カナダ)が逆転優勝した。

SP5位と出遅れた本田は4回転ジャンプに失敗して転倒したが、難しい演技構成をこなして自由は1位となった。

アイスダンス日本勢は有川梨絵(明治神宮外苑ク)宮本賢二(龍谷大)組の8位が最高だった。《共同通信》

【雪印食品】牛肉製品の販売自粛へ

牛肉偽装問題で雪印食品は26日、農水省の指導に基づき、牛肉とその加工品の製造・販売を自粛すると発表した。家庭用、業務用合わせて計230品目に上り、家庭用は同日から社員が販売店などを回って商品の回収作業を開始、業務用は29日から自粛を実施する。

業務用は外食産業やコンビニエンスストアなどの食品に使われ、多くがそれぞれ取引先専用に個別生産されているため、同社は緊急に代替商品を手当てする必要があるとしている。《共同通信》

【福田康夫官房長官】お国入り

小泉純一郎首相の女房役・福田康夫官房長官と安倍晋三、上野公成両官房副長官が26日、それぞれ地元の集会などに出席、小泉改革への支援を訴えた。官邸スタッフは普段、突発の事件、事故の発生に備え東京にくぎ付けになっており、同時期に地元入りするのは異例。危機管理を任された格好の首相は終日、公邸で過ごした。

約半年ぶりに地元入りした福田長官は群馬県高崎市で後援会の新年会に出席。首相について「率直な人で、何でもやりたがる欲の深い人」とユーモア交じりに紹介。自民党内の抵抗勢力を念頭に「与党、自民党にいろんな意見があり、毎日大騒動をして、国民に迷惑を掛けている」「足を引っ張って(政権を)つぶすようなことを考えたら、政策は何もできない」とけん制してみせた。《共同通信》

【田中真紀子外相】「私は間違っていない」

田中真紀子外相は26日、一部非政府組織(NGO)がアフガニスタン復興支援会議への参加を拒否された問題で、鈴木宗男衆院議院運営委員長の圧力があったと認めた自らの発言について「私の言っていることには間違いない」と重ねて強調した。この日、外相に電話した自民党の平沢勝栄衆院議員が都内で記者団に明らかにした。

平沢氏によると、外相は「応援していただきたい」と協力を要請した上で「問題は言った、言わないという細かなことではない。今後、日本のNGOをどうするか外務省が方針を出さないといけない」と指摘した。

平沢氏は記者団に「鈴木氏が外務省に働き掛けたのは事実だ。悪いのは鈴木氏ではなく、『分かりました』と方針を覆す外務省の方だ」と強調した。《共同通信》

【民主党・鳩山由紀夫代表】NGO拒否問題を追及

民主党の鳩山由紀夫代表は26日午後、札幌市内のホテルで開かれた同党北海道連定期大会であいさつし、アフガニスタン復興支援会議への非政府組織(NGO)参加拒否問題について「田中真紀子外相と鈴木宗男衆院議院運営委員長との低レベルの議論が本質ではない」とした上で「外務省がNGOを心の中でまだ好ましく思っていない部分がある。厳しく責任の所在を追及していく」と強調した。《共同通信》

民主党の鳩山由紀夫代表は26日午後、党北海道連大会に併せて行われた道選出議員会議の席上、安全保障、野党共闘などの路線をめぐり確執が続く横路孝弘前副代表とにこやかに握手を交わし、党の結束を強調してみせた。

鳩山氏はその後の大会あいさつで「隣に座っていた横路さんと、にこやかに握手した時にニュースになるのは、やはり正常ではないと思わなければならない」と会場の笑いを誘い、「イデオロギーの時代ではないと民主党を立ち上げた。原点に戻るべきだ」と一致協力を呼び掛けた。

もっとも横路氏は、握手の意味を問う記者団に「「そんな次元の話か。大会運営の会議だ」と素っ気ない返事。再び党内対立が懸念される有事法制論議についても「徹底的に議論しようというのだから、それは大事なことだ」と述べながらも、「まだ中身の議論をしていない」と慎重な発言に終始した。《共同通信》



1月26日 その日のできごと(何の日)