平成4608日目

2001/08/20

この日のできごと(何の日)

【小泉純一郎首相】二男進次郎さんとキャッチボール

神奈川県箱根町で静養中の小泉純一郎首相は20日午後、滞在しているホテル中庭でほかの宿泊客に囲まれながら、二男進次郎さん(20)と約40分間、親子水入らずのキャッチボールで汗を流した。

ピンク色の半そでシャツ姿で黒色グローブを手にした首相。宿泊客から「総理は直球派ですか」と声が飛ぶと「直球ばかりじゃ三振取れない。たまにはワンバウンドも投げないと」と軽口で答え、握手サービスにも応じつつ100球以上投げ込んだ。

黙々と受けては返していた進次郎さんも「意外に球が速くて、まだまだ元気」と話し、秋へ向けた「充電」の成果に太鼓判を押していた。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。

外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

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【第83回全国高校野球選手権】第13日

第83回全国高校野球選手権大会第13日は20日、甲子園球場で準決勝2試合を行い、近江(滋賀)と日大三(西東京)が決勝に勝ち進んだ。ともに初優勝をかける決勝は、21日午後1時から行われる。

近江は1点を追う八回、3点を挙げ逆転。松山商(愛媛)の追い上げをしのぎ、5−4で逃げ切った。九回、横浜(神奈川)に2点のリードを追いつかれた日大三はその裏、7−6でサヨナラ勝ちした。《共同通信》

【明石花火大会歩道橋事故】「適当に」警備原案

11人が死亡した兵庫県明石市の花火大会事故で、幹事警備会社「ニシカン」(福岡市)が立てた警備計画は、規模が小さかった昨年末のイベントの警備計画を丸写しした明石市の草案に沿ったもので、この時点では人出予測すらしていなかったことが20日、兵庫県警察本部の調べで分かった。

一貫して「警備計画はプロに任せていた」としてきた市側の説明が覆った形で、明石署はこうした中身を十分に確認しないまま計画を了承していた。原案をつくった市職員は「年末の計画を参考に、適当に(警備員の)人数を削った。ニッカンや警察が練ってくれると思ったが、実際には原案とほとんど変わらなかった」としている。《共同通信》

【中谷元・防衛庁長官】誤射事故を謝罪

中谷元・防衛庁長官は20日午前、今年6月に航空自衛隊のF4戦闘機が誤射事故を起こした北海道・島松射爆撃場を上空から視察した後、被弾した北広島市の福祉施設「北広島リハビリセンター」を訪問し、事故について謝罪した。

対応した同センターの長澤大七理事長によると、中谷長官は事故について「心からおわびします」と謝罪し、事故の原因究明に努めていることを説明した。訓練中の入所者にも頭を下げていたという。

事故は6月25日、北海道の島松射爆撃場で訓練していた南西航空混成団(那覇)所属のF4が、20ミリ機関砲の訓練弾188発を誤射。隣接の北広島市の福祉施設などが被弾した。《共同通信》

【田中真紀子外相】「不祥事は公開が基本」

田中真紀子外相は20日午後、24日までの予定で夏休みに入った。ただ「外務省から携帯電話に24時間連絡が来る。気持ちの面では休まらないが、少し夏をエンジョイしたい」(外相)としており、都内の自宅で静養や資料整理をする考えだ。

一方、外相は記者会見で、8月末に提出する来年度予算の概算要求で外交機密費を30−40%減額する方針を表明、不祥事は情報公開する立場を明確にした。このところ失点続きだけに、田中外相は夏休み明けに「国民の関心の高い」外務省改革」でばん回を期す決意をにじませている。

外相は会見で、小泉純一郎首相の靖国神社参拝をめぐる中国、韓国との関係修復について「首相の気持ちを十分考慮して外交面でも努力していく」としつつも、「首相自身が近隣諸国首脳と早急に会って真意を説明したいと述べている」として、当面首相の対応を見守り、外相として中韓両国を早期に訪問する考えはないことを強調、腰の引けた対応を見せた。

対照的に外務省改革には強い意欲を示し、在パラオ大使館の公金流用問題で、杉浦正健外務副大臣が「武士の情け」と不公表を了承していたことを「かなりきつく」注意。「外務省改革のためうみを出すべきものは出す。不祥事は情報公開していくのが基本方針だ」としている。《共同通信》



8月20日 その日のできごと(何の日)