平成3994日目

1999/12/15

【小渕恵三首相】自由党・小沢一郎党首と会談

小渕恵三首相は15日午後、首相官邸で自由党の小沢一郎党首と会談し、自民、自由、公明3党による連立政権を維持することで一致した。衆院比例定数削減法案の扱いについては、自自両党が同日夜の幹事長会談で(1)閉会中審査の実施(2)来年の通常個回冒頭の成立を期す、で合意、確認書を交わした。自由党は両院議員総会で確認書を了承し、同党の連立離脱は回避された。

これを受け首相は当面、2000年度予算編成を急ぎ、政権の最大課題である経済再生・新生に全力を挙げる方針。来年1月の通常国会冒頭など早期の解散・総選挙は見送る意向だ。

ただ、今回の連立離脱騒動や、先の年金関連法案をめぐって与党内の連携に揺らぎが生じ、世論調査でも自自公連立体制に厳しい評価が続いており、小渕首相は引き続き苦しい政局運営を強いられよう。《共同通信》




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【トヨタ・クラウンエステート】発売

12月15日のできごと(何の日)
http://www.goo-net.com/

トヨタ自動車は15日、新型の「クラウンエステート」を発売した。高級セダン「クラウン」をベースに開発され、ステーションワゴンとして世界で初めて、後部座席に電動リクライニングを採用したほか、クラストップレベルの低燃費を実現した。ターボエンジンを搭載した2輪駆動の「アスリートV」は388万円。《共同通信》

【政界談話室】

○・・・自由党の小沢一郎党首は15日午後、首相官邸での小渕恵三首相との会談後、記者団にインタビューを求められると「応じられません」とコメントを拒否。なおも記者団が記者会見を開くよう食い下がると「会見もしません」とはねつけ、「しかるべき時に話をします」と言い残して官邸を去った。その後しばらくは、根城にしている都内のホテルにこもったまま姿を見せず、肉声は聞かれないまま。連立離脱問題が再燃して以来、約1カ月間、定例記者会見も開いておらず、記者団からは「相変わらず、わがまま」とのぼやきも。《共同通信》

【改正政治資金規正法】成立

政治家個人への企業・団体献金を禁止する改正政治資金規正法は15日の参院本会議で全会一致で可決、成立した。これに先立ち、参院地方行政・警察委員会で桜井新衆院政治倫理・公選法改正特別委員長が提案理由説明を行って直ちに採決、全会一致で可決した。

与党3党が提出した政党への企業・団体献金の見直しを定めた同法付則10条を削除する改正案と衆院比例定数20削減の公選法改正案は15日午後の衆院本会議で継続審議が決まる見通し。国会は衆参両院本会議でそれぞれ会期末処理を行った上で、48日間の会期を終え閉幕する。

改正法成立で、政治家個人への企業・団体献金は来年1月1日から廃止され、献金は個人のみとなる。ただ罰則規定は来年4月からの適用で、事実上3カ月の猶予期間が設けられた。《共同通信》

第146臨時国会は11日、政治家個人への企業・団体献金を禁止する改正政治資金規正法を同日午前の参院本会議で全会一致で可決し成立、焦点となっていた衆院比例定数20削減の公選法改正案については継続審議を決め、48日間の会期を終え閉幕した。《共同通信》

【巨人・上原浩治投手】契約更改

新人では19年ぶりの20勝を挙げ、沢村賞、新人王などに輝いた巨人の上原浩治投手(24)が15日、東京・神田の球団事務所で契約更改交渉に臨み、1300万円から約5倍増の年俸6600万円でサインした。同投手はそのほか、出来高払いの5000万円も手にし、大活躍の1年目を締めくくった。

同じく新人で最多勝となった西武の松坂大輔投手(19)には400万円及ばなかったが、2年目の年俸では史上2位の高額となった。

会見で上原は「希望と同じくらいで納得しました。投手の中では自分が一番貢献していると言われてうれしかった」と笑顔で話した。何かと松坂と比較されることの多い右腕は「向こう(松坂)は観客動員に貢献して五輪手当も出ていますからね」と、自分との違いを挙げた。(金額は推定)《共同通信》

【日栄】女性債務者に「体売れ」

商工ローン最大手「日栄」(松田一男社長)の元社員による脅迫的な取り立てをめぐる事件で、逮捕された2人の元社員が所属していた同社東京支店で、女性の債務者に「体を売れ」と言って返済を迫ったケースがあることが15日、警視庁生活経済課の調べで分かった。取り立てを受けた女性は売春行為を要求されたと受け取っており、同社の悪質な債権回収の実態がまた一つ浮かび上がった。

貸金業規制法違反などの疑いで逮捕された同支店社員のB容疑者(45)は16日に拘置満期を迎え、東京地検が刑事処分を決める。

生活経済課は10月30日、恐喝未遂の疑いで元東京支店社員A容疑者(25)を、11月27日にB容疑者を逮捕。2人はいずれも「腎臓を売れ」などと債務者を育しており、同課はほかの社員も同様の脅迫的取り立てをしていた疑いがあるとみて調べていた。

その結果、別の同支店社員が複数の債務者に、「体を売って返せ」という文言で取り立てを行っていたことが新たに判明した。こうした文言は、男性にも使われていたという。

同課が債務者から事情聴取したところ、男性の債務者の多くは文言を「臓器を売って返済しろ」という趣旨だととらえていた。一方、女性は「売春行為で借金を返せという意味だと思った」などと、取り立てを受けた恐怖について話しているという。

生活経済課はこれまでに、B容疑者が「目玉を売れ」という文言で取り立てをしたほか、暴力団名を使ったり、「保険で払え」と迫るなど、脅迫的な取り立てが東京支店で日常的に行われていた事実を把握しており、B容疑者の処分後も捜査を継続する方針。《共同通信》

【オウム裁判】端本悟被告に死刑求刑

坂本堤弁護士一家殺害や松本サリンなど3事件で殺人、殺人未遂罪などに問われたオウム真理教元信者端本悟被告(32)の論告求刑公判が15日、東京地裁(永井敏雄裁判長)で開かれ、検察側は「松本智津夫被告(44)=教祖名麻原彰晃=に盲従し、教団での地位向上という欲望のため能動的に犯行にかかわった」と、死刑を求刑した。

弁護側は来年2月26日に最終弁論を行う。

信者の脱会支援などの活動をしていた坂本堤弁護士=当時(33)=の一家3人殺害の実行犯としては、元幹部岡崎一明被告(39)=一審死刑、控訴中=に次ぐ死刑求刑。松本事件では初。

検察側は坂本事件について「実行犯の6人が一家の皆殺しを狙った組織的、計画的犯行で、残虐極まりない」「妻が『子供だけはお願い』と命ごいをしたが、端本被告は耳を貸さず、その腹に両ひざを打ちつけた」と指摘。

「妻子がいるとは知らなかった」とする瑞本被告側の弁解に対し「いたいけな幼児をも殺害しようとする計画の変更に、平然と同意した」と述べた。

また7人が死亡、多数が重軽症を負った松本事件で、端本被告がサリン噴霧の運転をしたことを認め、殺意を否認したことについて「松本被告の説法でサリンの致死性を知っていた上に、ヴァジラヤーナ」(殺人を容認する危険な教義)に基づき事件を起こすことも理解していた」とした。

端本被告は教団では自治省などに所属し空手の腕前を買われ、松本被告の警護などを担当。検察側は「武術に優れていたことなどから、松本被告から『前世の息子』と特別扱いを受け、切り札的なヴァジラヤーナ要員として重用された」とし「坂本弁護士の妻の殺害状況を尋問されても長く黙秘するなど、自己の責任逃れにきゅうきゅうとする態度はあさましい限り」と非難した。《共同通信》

【イスラエル、シリア】和平交渉を再開

バラク・イスラエル首相とシャラ・シリア外相は15日、クリントン米大統領の仲介で、1996年3月に中断した和平交渉を約4年ぶりにワシントンのホワイトハウスで再開した。交渉は2日間の予定となっている。

イスラエル・アラブ紛争は、軌道に乗りつつあるパレスチナ和平交渉と並んで中核をなすシリア交渉が再開されたことで、包括和平に向けた動きが本格化する。

シリア・イスラエル交渉は、67年の第3次中東戦争でイスラエル軍が占領した戦略上の要衝のゴラン高原からの撤退と、イスラエルが撤退と引き換えに安全保障をいかに確保するかが軸になる。

中断前の交渉に比べ、今回は首相と外相という過去最高レベルの顔合わせ。双方が「数カ月以内の合意も可能」と決着に強い意欲を見せており、交渉の行方に期待が高まっている。《共同通信》

【ロシア軍】チェチェン共和国首都に突入

AP通信によると、ロシア南部チェチェン共和国首都グロズヌイの包囲を続けるロシア連邦軍の戦車など十数両が15日夜、首都中心部付近に突入、イスラム武装勢力の反撃で全車両が破壊され、少なくとも運邦軍兵士数人が死亡した。ロイター通信はロ軍の100人以上が死亡したと伝えた。

連邦軍の軍事作戦開始以来、首都での本格的衝突が伝えられたのは初めて。

AP通信によると、少なくとも戦車7両と装甲車8両が首都中心から約3キロの地点に突入したという。連邦軍のマニロフ第一参謀次長は15日「首都解放は近日中」と述べ、年内にも首都制圧に踏み切る可能性を示唆しており、緊張が高まっている。

同次長は首都に一人でも住民が残っている限り、総攻撃はしないと言明しているが、この日の戦車による突入が総攻撃の開始を意味するのかどうかは不明。連邦軍は14日にも債察活動のため先遣隊を首都に進入させ、小規模な衝突が起きたと伝えられていた。

ロシア側マスコミは、15日の戦闘について報じていないが、ロイター通信などによると、イスラム武装勢力の約2000人が連邦軍を包囲、ロケット砲などで迎撃した。戦闘は約3時間続いたという。《共同通信》

【民主党ニュース】

鳩山代表、党代議士会で今国会振り返る

第146臨時国会が15日で会期末を迎えた。本年度最後となったこの日の代議士会で、民主党の鳩山由紀夫代表は、自自公の巨大与党を前に一歩も引かなかった党の結束と各議員の奮闘を称えながら、「年末から年始にかけても、新たなミレニアムに新たな政権を樹立するため引き続き全力を尽くそう」と呼びかけた。

このなかで鳩山代表は、政治家個人への企業・団体献金を禁じた政治資金規正法改正案の可決や年金法改正案の継続審議化など今国会の意義に触れ、「民主党が国民の声に耳を傾ける党として奮闘した結果だ」と強調した。

一方で、今国会期間中に露呈した銀行への献金要請や公聴会無視などに見られる自民党の腐敗体質と、自身を「借金王」などと茶化して財政破綻を気にも留めない小渕首相の無責任さを激しく批判。「こういう政権は、一刻も早く王座から引き下ろすことが必要だ。今回不信任案提出を見送ったことが解散を長引かせることになってはならない」として、今後も解散に向け攻勢の手を緩めない決意を表明した。

続いて発言に立った羽田孜幹事長は、「今の自自公はおかしいと、党が団結して戦ったことで巨大与党を揺るがし、与党間に大混乱をもたらしている」と指摘。「もう彼ら自身何をやっているのかわからなくなっている状況で、これもすべては自民党政 が長すぎるためだ。1月解散を年頭に置きながら、寸部のスキもない活動で明日に臨もう」と檄を飛ばした。

この日午後の衆院本会議は、政権離脱をめぐる自由党内の調整や、自民・自由両党の首脳会談などで開始予定が大幅に遅れ、「最後の最後まで国会を私物化している」と待機を余儀なくされた民主党議員は怒り心頭だった。

自自公は国民に犠牲を強いる「権力の虜」/鳩山代表が会見で批判

民主党の鳩山由紀夫代表は15日の本会議終了後記者会見し、臨時国会終了を前後して自民党と自由党が「政権離脱」をめぐって最後まで混乱した問題について触れ、「小沢党首は、権力志向で離脱カードをちらかせながら政権に留まっているだけのオオカミ中年だ」と批判した。

また鳩山代表は、「与党三党は、最高裁で有罪判決を受けた藤波議員への辞職勧告決議に反対した。こうした居直りを許した三党は権力のとりこ。各議員はこれからの地元での国会報告で、自自公は国民に犠牲を強いる政権であることを訴えて欲しい」と発言。さらに臨時国会で効果をあげた野党共闘については、「今後足並みが乱れると与党が突いてくる」として、引き続き協力していく姿勢を示した。

最後に鳩山代表は次期国会での課題として、「ネクストキャビネットを、現在の内閣よりも魅力のあるキャビネットであることをアピールしていきたい」と抱負を語った。



12月15日 その日のできごと(何の日)