平成4594日目

2001/08/06

【明石歩道橋事故】「茶髪が暴れた」はねつ造

兵庫県明石市の花火大会の直後、民間警備会社の責任者が、主催者の明石市に提出した事故報告書で「茶髪の若者が暴れた」「機動隊の派遣を要請した」などと記載したが、いずれもねつ造だったことが6日、兵庫県警捜査本部の調べで分かった。《共同通信》



【社民党・土井たか子党首】続投に意欲

社民党の土井たか子党首は6日、参院選敗北の総括のため国会内で開かれた両院議員懇談会であいさつし「総選挙に向け、党体制にどう臨んで、体制をしっかりさせ、総選挙に体当たりできるか(問われる)その時が来た。改革のため心を一つにし、一人ひとりが意のあるところを踏まえ、がんばってほしい」と強調した。8月下旬にも告示される予定の党首選を念頭に党首続投に意欲を示したと言える。《共同通信》

【この日の民主党】

参院選結果受け厳しい反省の声相次ぐ~選挙後初の両院議員総会ひらく

参議院選挙後はじめての両院議員総会が6日、党本部で開かれた。冒頭、新たに参議院議員となった27名(推薦議員を含む)が紹介され、会場は熱い拍手に包まれた。

続いて、鳩山由紀夫代表が挨拶に立った。代表はまず、27名の当選議員の健闘を讃え、「政治はつまるところ人だ。今回、27名の素晴らしい同志を得たことは、民主党全体の喜びである」と述べた。次に参院選全体の総括に触れ、「自公保過半数割れという初期の目的を達成できなかったことは国民にお詫びしなければならない。小泉旋風下の厳しい戦いの中で、われわれの構造改革の中身を十分に国民に伝えられなかった」とし、「自民党は、KSD事件やその後の不祥事の問題は消えていないし、今回の選挙でも組織依存の人たちが続々と選ばれてきている。さらに政権交代を実現できる体制をつくるため、各地方組織の位置付けや労組との関係、政策、党運営のあり方など、積極的な議論をたたかわせてほしい」と呼びかけた。

次に、新役員体制が決まったばかりの民主党・新緑風会を代表して、新たに参議院議員会長に選ばれた角田義一議員が発言。「同志を当選させてくれた国民の民主党への願い、また残念ながら落選した仲間の無念も胸に刻みつつ、全員一致して自公保に立ち向かおう」と力強く述べた。

その後、菅直人幹事長が選挙結果のデータおよび改選議席を含めた参院会派の勢力状況などを報告。また、赤松広隆国対委員長が秋の臨時国会までの日程などを説明し、「今から準備をしっかりお願いしたい」と呼びかけた。

●地域での独自の基盤づくりを=菅幹事長

続いて出席議員の間で討論が行われた。選挙総括をめぐっては、「敗北したという厳しい総括を行うことから出直しをはかるべき」「党の顔が見えないことが問題だ」などの意見が出された。また、党が打ち出すべき改革後の社会のイメージをめぐって、「米国型の競争万能社会ではない、欧州のようなゆとりと暖かみのある社会をめざす方向ではないか」「センターレフトという形ではっきり打ち出すべきだ」「従来使ってきた“ニューリベラル”という用語は、国際的に見るとわれわれの方向性を表現するのにふさわしくない」などの議論がなされた。

当面の政策課題としては、靖国参拝問題が取り上げられ、「15日の前に、党の考えをはっきりと官邸に伝えるべきだ」などの意見が出された。

討論のまとめでは、選挙総括について菅幹事長が「胸を張って“善戦・健闘した”というつもりはない」と述べ、とくに得票が900万票を割った比例区で十分な対応がとれなかったことを挙げた。また今後の教訓として、地域に根をもっている議員と周辺のパワーなどを結びつけた地域ごとの独自の基盤を構築する必要がある、とした。

鳩山代表は、“党の顔が見えない”という意見に対して「この私が党の顔だ」と述べ、引き続き代表として党の主張を先頭で訴えていく決意を表明。同時に、政策面での“顔”となる基本的内容を早急に練り上げ、次期総選挙に備えるべきことを強く呼びかけた。

参議院新役員人事決まる

参議院議員の改選に伴う院内会派「民主党・新緑風会」の議員会長、幹事長選挙が6日午前、会派所属国会議員61人(民主党59人・無所属2人)の投票により行われ、新しい議員会長に角田義一議員、幹事長に直嶋正行議員がそれぞれ選ばれた。

選挙には、議員会長候補として角田議員と江田五月議員が、幹事長候補として北澤俊美議員と直嶋議員がそれぞれ立候補。それぞれの所信表明に続いて、投票が行われた。選挙結果は会長選挙は角田議員30票・江田議員29票・白票1票・棄権1票、幹事長選挙は直嶋議員34票・北澤議員24票・白票2票・棄権1票だった。

選挙後、当選した角田会長と直嶋幹事長は記者会見し、角田会長は「会派内の融和を第一に考え、選挙のしこりを残さないよう全人格を賭けたい」、直嶋幹事長も「会長の指導を仰ぎながら派内融和に努めたい」と抱負を述べた。さらに、角田会長は「衆院は対決の場であっても、参院は良識の府としての合意形成の場だと考えている。(今回当選した)26名の仲間に寄せられた国民一人ひとりの願いを国会の中で活かしていくことが責務だ」として、党全体と調整しながら参議院の独自性もアピールしていく考えを示した。《民主党ニュース》



8月6日のできごと