平成4555日目

2001/06/28

【宮崎勤被告】二審も死刑判決

東京都と埼玉県で1988年から89年にかけ、幼女4人を相次いで連れ去り殺害したなどとして、誘拐、殺人、死体損壊などの罪に問われた元印刷業手伝い宮崎勤被告(38)の控訴審判決で、東京高裁は28日、完全責任能力を認め死刑とした東京地裁の一審判決を支持、被告側の控訴を棄却した。

判決理由で河辺義正裁判長は「自分の欲望のためだけに誘拐、殺人を繰り返した。公判では何ら反省も示していない。被告の反社会性は際立っており、罪質や結果の重大性、成功に味をしめて増していった計画性などから、死刑で臨むほかないとした一審判決はやむを得ない」と述べた。被告側は上告する方針。

また宮崎被告の捜査段階の供述調書について「捜査官が把握していなかった事実を自ら真実として話し、具体的、詳細で臨場感に富んでいる。供述経過をみると、自ら判断して供述したことがうかがわれる」とし、「捜査官の暴行や脅迫を受けて自白した」とする弁護側主張を退け、信用性、任意性を認定した。

一方、一審や控訴審での公判供述は「場当たり的で内容に乏しく、率直さ、誠実さに欠ける態度も考え合わせると、そのまま信用することはできない」と指摘。「『ネズミ人間』の出現は被害者殺害の場面に限られており、自己の責任を回避するもので自己の体験を語ったとは言えない」と述べた。

一審では二度の鑑定が実施され、「人格障害」(完全責任能力を肯定)、「多重人格が主体の反応性精神病」「精神分裂病」(いずれも心神耗弱を認定)とする3通の鑑定書が提出された。

河辺裁判長は、被告の捜査段階の供述が信用できることなどから「極端な性格の偏り(人格障害)はあったが、精神分裂病を含む精神病にはなく、現在の症状を拘禁反応の影響として完全責任能力を認めた一審判決に誤りはない」と判断。他の二つの鑑定を「被告の公判供述を前提としていることなどから疑問がある」とした。

控訴審で、弁護側は犯行時は心神喪失か少なくとも心神耗弱とし、一審死刑の破棄を求めてあらためて精神鑑定を請求。さらに捜査官らの証人尋問も求めたが、いずれも却下され、被告人質問だけで審理を終えていた。《共同通信》

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【サッカー・キリン杯】

日本を含め3カ国で争うサッカーの国際親善大会、キリン・カップは28日、東京・国立競技場に約2万1000人の観客を集めて開幕し、南米の強豪パラグアイがユーゴスラビアに2−0で快勝し、好スタートを切った。

パラグアイはスピードあふれる攻めで優位に立った。前半39分にJ・カセレスが押し込んで先制し、後半38分には左CKからフェレイラが加点。GKチラベルトを軸とした堅守で相手の反撃をかわした。今大会が最後のユーゴ代表となるストイコビッチ(名古屋)は前半途中で交代した。

日本は第2日の7月1日に登場し、札幌ドームでパラグアイと対戦する。《共同通信》

【巨人・長嶋茂雄監督】通算1000勝

巨人の長嶋茂雄監督(65)が28日、中日18回戦(札幌ドーム)で勝ち、監督として史上10人目の通算1000勝を達成した。前回監督時と合わせて15シーズン目での大台到達となった。《共同通信》

【自民党】選対本部開き

小泉純一郎首相(自民党総裁)は28日昼、党本部で開かれた参院選対策本部開きで、参院選への取り組みについて「東京都議選は勝利したが、都議選と参院選は別物だ。できるだけ多くの公認候補が当選するよう一致団結し、先頭に立って頑張りたい」と決意を表明した。

首相はこの後、山崎拓幹事長らと党本部玄関に選挙本部の看板掛けを行った。これに併せて自民党は同日、党本部ビルの五階から九階までの大きさ(縦16メートル、横12.5メートル)の首相の顔写真を大写しにした巨大ポスターを掲げた。《共同通信》

【小泉純一郎首相】舛添要一氏に参院選出馬を要請

小泉純一郎首相は28日午後、首相官邸で国際政治学者の舛添要一氏と会い「外交や福祉などで国政で活躍できる。一緒に汗を流してほしい。小泉改革のシンボルとして出馬してほしい」と参院選比例代表での立候補を要請した。

これに対し舛添氏は「やる気はみなぎっているが、じっくり検討し7月5日以降に回答する」と述べた。舛添氏は出馬要請を受け入れる意向。《共同通信》

【小泉純一郎首相】中央防災会議に出席

6月28日のできごと(何の日)【小泉純一郎首相】中央防災会議に出席
https://www.kantei.go.jp/

28日、官邸で小泉首相出席のもと中央防災会議が開催され(1)今後の地震対策のあり方、(2)東南海、南海地震等の防災対策の充実、(3)防災基本計画の修正、の3つの事項について中央防災会議に専門調査会を設け、詳細に検討することを決定した。

小泉首相は挨拶で「国民が真に安心して安全に暮らせる日本のために、平常時から大規模災害に備えた防災対策に全力を尽くしていく」と述べた。《首相官邸》

【小泉純一郎首相】野党4党首と会談

小泉純一郎首相は28日午後、訪米を前に野党4党首と個別に首相官邸で会談した。民主党の鳩山由紀夫代表は、地球温暖化防止のための京都議定書を米国に先行して批准するよう求めた4党首の共同アピールを手渡し、そろって首相の指導力発揮を要請した。

首相は自由党の小沢一郎党首との会談で「日米関係は大事なので一緒にやる可能性を最後まで探りたい」と述べ、粘り強く米国を説得し、先行批准はしない考えを強調した。小沢氏は「米国が国際的に約束したことを破るのはよくないと伝えるべきだ」と主張した。

社民党の土井たか子党首が米国のミサイル防衛構想に関して「日本は一緒にやるわけにはいかないと(日米首脳会談で)言うべきだ」と迫ったが、首相は「『理解する』と意思表示することになる」と述べ、日本政府の従来の見解を伝える考えを表明した。

鳩山氏と共産党の志位和夫委員長が構造改革への取り組み姿勢をただしたのに対し、首相は「構造なくして景気回復はあり得ないという考え方を米国に伝えたい」と強調した。

土井氏が中国などの反発を理由に靖国神社への参拝断念を要求、首相は「8月15日まで時間がある」と含みをもたせたものの「一般の戦没者の方が多い」と参拝に意欲を示した。《共同通信》

【MLB】

米大リーグ、マリナーズのイチロー外野手は28日、シアトルで行われたアスレチックス戦に一番右翼で先発出場。4打数1安打で打率を3割5分1厘に下げ、21日から守ってきた打率首位の座を7毛差でアロマー(インディアンス)に譲った。試合はマリナーズが3−6で敗れて連敗、2カード連続の負け越しとなった。アロマーはこの日、試合がなかった。《時事通信》

【米・パウエル国務長官】アラファト議長と会談

中東歴訪中のパウエル米国務長官は28日午後、ヨルダン川西岸のパレスチナ自治区ラマラで、アラファト自治政府議長と会談した。

会談後の記者会見で、アラファト議長は、停戦の定着のため、米国や国連などによる国際監視部隊の派遣をあらためて要請。これに対し国務長官は「信頼醸成措置の段階に入れば、独立した監視の必要性がある」と述べ、部隊派遣の可能性に初めて言及した。部隊構成など具体的な内容については触れなかった。

国務長官はまた、昨秋からの衝突に関する国際調査委員会が勧告した「冷却期間」や「信頼醸成措置」など、次の段階に早期に入るため、双方が停戦を順守するよう促した。《共同通信》

【セルビア政府】前ユーゴ大統領をハーグ移送

ユーゴスラビア・コソボ紛争で起きたアルバニア系住民の虐殺の首謀者として、旧ユーゴ国際戦犯法廷(オランダ・ハーグ)から「人道に対する罪」で起訴されていたミロシェビッチ前ユーゴ連邦大統領(59)の身柄が28日、セルビア共和国政府から国際法廷当局に引き渡された。

前大統領は29日未明(日本時間同日朝)、ボスニア・ヘルツェゴビナ北部のツズラ経由で空路、ハーグに移送され、国際戦犯法廷用の拘置所に収監された。前大統領は元国家元首として初めて、国際戦犯法廷により人道に対する罪で裁かれる。

セルビア共和国政府の措置は、29日にブリュッセルで開かれるユーゴ支援国会合に向け、欧米から出ていた身柄引き渡しの強い要求に応じたもの。しかし、コシュトニツァ連邦大統領は決定を知らされておらず、セルビア共和国政府の措置を「違憲だ」と非難。内政危機に発展する可能性もある。



6月28日 その日のできごと(何の日)