平成4198日目

2000/07/06

【岡山金属バット母親殺人事件】17歳少年逮捕

岡山県邑久町の県立邑久高校で6月21日、3年の少年(17)が野球部の後輩4人を金属バットで殴って重軽傷を負わせ、自宅で母親(42)を撲殺した疑いが持たれている事件で、秋田県警本荘署は6日夕、岡山県警牛窓署捜査本部が殺人未遂、傷害容疑で指名手配していた少年を逮捕した。少年は後輩殴打の容疑を認め、「母親を殴った」とも供述しているという。

「17歳の犯罪」とされる事件は発生から16日目で解決へと向かった。

少年の身柄は同日夜、空路と陸路で牛窓署に移送された。捜査本部は殴打事件、母親殺害事件の詳しい動機や逃走中の足取りなどを追及する。少年は自宅から自転車で逃走しており、秋田までの約1000キロを「ずっと自転車で走ってきた」と供述した。《共同通信》



【雪印乳業】社長が辞任表明

被害者が1万2000人を超える過去最大級の食中毒事件を起こした雪印乳業の石川哲郎社長(66)は6日、都内で記者会見し「世間の皆さまに大変ご迷惑をかけた。心からおわび申し上げたい」と陳謝し、食中毒被害者の拡大や虚偽説明などによる混乱の責任を取って9月末に引責辞任することを表明した。《共同通信》

この日の民主党

羽田孜幹事長サミット前の臨時国会開催を申し入れ

民主党の羽田孜幹事長は特別国会の最終日となった6日、国会内で開かれた4野党幹事長・書記局長会議に臨み、第2次森内閣の所信表明とそれに対する質疑などを行うため、速やかに臨時国会を開催するよう求めることで合意した。

羽田幹事長らは衆院議長にこの旨を申し入れ、来週月曜までに、政府・与党とも回答するよう求めた。

川端達夫国会対策委員長はじめ4党の国対委員長も、与党3党の国対委員長に会って、速やかな国会開会を申し入れ、官邸へ野党の意向を伝えるよう要請。これに対し、与党側は「一両日中に官邸に伝える」と答え、川端委員長らは月曜までに回答するよう求めた。

○幹事長会談の合意事項(骨子)は次のとおり。

「特別国会において、われわれは会期の延長を要求した。政府・与党がこれに応じず特別国会を終わらせたことは、国会の責任を放棄するもので、許しがたい行為である。次の項目を審議するため、速やかに臨時国会を開催することを求める」

1、第2次森内閣の所信表明とこれに対する質疑を行うこと。
2、中尾元建設大臣等公共事業汚職問題、税金による「そごう」救済問題等を集中的に審議すること。
3、九州・沖縄サミットに臨む政府の方針を審議すること。

建設省汚職疑惑解明へ質問主意書を提出=亀井自民政調会長の捜査干渉疑惑も

民主党は、中尾栄一元建設相の受託収賄事件をめぐり、「建設省汚職等疑惑解明プロジェクトチーム」を4日に設置。6日にはPT座長の前原誠司衆院議員(NC社会資本整備大臣)が綿貫衆議院議長に質問主意書を提出した。

主意書提出後、前原議員は、PT事務局長の安住淳衆院議員、事務局次長の小川敏夫参院議員、メンバーの長妻昭衆院議員とともに、党本部で記者会見し、主意書の内容を説明した。

質問主意書では、(1)平成8年5月に、東京・向島の料亭で開かれた中尾元建設相の就任祝いの宴会の出席者、費用など(2)同年7月に開かれた若築建設が主催したとされる宴会に竹下登元首相、実弟の竹下亘秘書(現衆院議員)、建設省幹部は出席したか(3)同年8月に同じ料亭で開かれた若築建設主催の宴会に中尾元建設相と同席した建設省幹部は誰か、会費は誰が負担したか――などを明らかにするよう求めている。

また、自民党の亀井静香政調会長が今月2日に出演したテレビ番組の中で、自らの事件関与を問われたのに対して、「私をひいきにしている人が検察に尋ねたところ、検察は絶対『それ(事情聴取)はない』と言っている」と発言したことも問題視し、検察庁職員が亀井氏に捜査情報を流した事実があるかどうかもただしている。

さらに、質問主意書では、構造的な「汚職の温床」となっている公共事業の発注システム、入札制度などの問題点を明らかにするため、建設省発注公共工事に関するさまざまなデータや、天下りの状況などを示すよう求めている。

党幹部による衆院選の総括討議開く=政策、代表発言などに率直な指摘あいつぐ

民主党は6日午後、都内のホテルで衆院選の総括討議を行い、常任幹事会、ネクストキャビネットのメンバーなど幹部約40人が参加した。

会議では、熊谷幹事長代理からの「議席数を一気に3割以上拡大するなど躍進したが、自公保の過半数割れを実現し、森政権を退陣させることができなかったことを謙虚に反省すべき」との提起を受けて、候補者擁立、争点・政策、選挙対策・戦術などについて自由に討議。さまざまな角度から厳しい意見が率直に出された。

出席メンバーからは、鳩山代表がテレビで「加藤紘一氏が自民党を離党すれば首相候補として擁立する」と受け取られるような発言をしたことについて、「戦っている最中に弱さを見せた」などと苦言が続出。鳩山代表は「仮定の話に答えてしまい、発言の真意が伝わらなかった」と陳謝した。

また、公約については、「生活に密着したテーマが少なかった」「15の公約は多すぎて散漫、かつ煮詰めが足りないから説明が困難」などの意見が出されたほか、「TV討論番組でのディベート力が弱かった」などの反省も出された。

また今回の選挙で健闘及ばず落選した候補者に対しての支援体制を次に向けて早急に整えるようにとの意見も相次いだ。《民主党ニュース》



7月6日のできごと