平成4177日目

2000/06/15

【ドイツ】2030年代に原発全廃

ドイツのシュレーダー首相は15日、主要電力会社首脳との会談で、国内に19基ある原子力発電所を各原発について商業運転開始時から32年前後で全廃することで合意したと発表した。遅くとも2030年代初めには最後の原発が運転を停止する見通しだ。

政府と電力業界が脱原発で合意したのは主要国で初めて。世界各国の原子力政策や、被ばく事故などが起きている日本の原子力政策にも影響を与えそうだ。

ドイツは電力の約30%を原発に依存しており、代替エネルギー確保が今後問題となるのは必至だ。

会談後記者会見した首相によると、合意では個々の発電所の廃止時期は明示せず、今後の原発の総発電量の上限を累積で約2.5兆キロワット時とすることを取り決めた。これを各原発に当てはめると、運転可能期間は32年前後。効率の悪い発電所を早めに廃止すれば、収益力の高い発電所の運転期間を延長して相対的に長く運用することも可能となるため、電力会社側が受け入れを決断した。

ドイツでは過去約10年、原発の新設はない。合意を受け、ドイツ政府は直ちに脱原発に向けた立法措置に着手。現行の原子力法を「脱原発法」に転換する。《共同通信》




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【あさひ銀行】統合離脱決定

来年4月に東海銀行、三和銀行と共同で金融持ち株会社設立を目指していたあさひ銀行は15日午前、臨時取締役会を開き、三行の持ち株会社設立による統合から離脱することを決めた。この結果、三和銀、東海銀は、両行だけで合併する方向で調整に入った。

あさひ銀の伊藤竜郎頭取が同日午後に記者会見し、統合からの離脱を表明。これを受け、三和銀、東海銀も会見し、両行の合併方針を明らかにする。三行はこうした方針を金融当局に伝えた。

経営統合をめぐる路線の対立が解消できなかったのが、あさひ銀離脱の最大の要因。同行は、首都圏中心の「マルチリージョナルバンク」構想実現のため、地銀大手の横浜銀行や千葉銀行と、統合を視野に話し合いに入るとの見方も出ている。

三行が先に合意した現金自動預払機(ATM)の相互無料開放は、計画通り進める見通しだ。

三行はことし3月に統合を決めたが、その後、統合した後の経営路線や戦略をめぐり、思惑の違いが鮮明化していた。

国内の大手銀行は、三和など三行をはじめ、第一勧業銀行、富士銀行、日本興業銀行の「みずほフィナンシャルグループ」など四大金融グループに再編される方向となっていた。しかし今回のあさひ銀離脱で、大手行の再編が再び流動化する可能性もある。《共同通信》

【韓国・金大中大統領】訪朝終え帰国

朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の金正日総書記と初の南北首脳会談を行い、平和共存の枠組みを示す「南北共同宣言」をまとめた韓国の金大中大統領は15日午後、専用機で平壌からソウルに戻った。大統領は平壌出発の際に「対決の時代に終止符を打った」とのメッセージを発表、訪朝結果に満足感を表明した。

ソウル到着時の声明では「(首脳会談で)核とミサイル、在韓米軍、国家保安法の話をした」と述べ、安全保障も議題にしたことを言明した。また「金総書記は期待していた以上の歓待をしてくれた」と感謝するとともに、共同宣言を早期に具体化するため国民の理解と協力を求めた。

金大統領は16日に閣議を招集し官民合同の取り組みを指示。今後、北朝鮮との分野別の当局者対話で交流の具体案を示す方針だ。会談では実現しなかった首脳間のホットライン開設も引き続き協議する。

大統領は「金総書記のソウル訪問の協議は難航したが、総書記はわれわれと合意した時期までに訪問することを決心した」と語った。離散家族の故郷訪問に関しては「今月から南北赤十字会談が始まる」と述べ「(訪問は)かなりの規模になるだろう」と当局間の協議が順調に進んでいることを示唆した。

金大統領はソウル空港から青瓦台(大統領官邸)へ向かう途中、市内の繁華街で李姫鎬夫人とともに車を降り、沿道に出迎えた市民の歓声にこたえた。

一方、平壌出発に先立ち行われた昼食会には両首脳が出席。朝鮮人民軍の趙明禄・総政治局長(国防委員会第一副委員長)は席上、「南北共同宣言に対する同委員会の見解として「統一を成す取り組みに満足し、高く評価する」と述べた。

金総書記は平壌国際空港で金大統領と抱き合い、見送った。《共同通信》

【皇太后陛下】呼吸不全の症状

宮内庁は15日午後、皇太后さまが14日深夜から呼吸不全の症状を起こし、住まいの皇居・吹上大宮御所で酸素吸入の手当てを受けられていると発表した。

井関英男・皇太后宮大夫は午後5時の会見で「重篤状態ではない」と説明。午後9時半の会見では「その後容体に変化はない」と述べた。

皇太后さまは歴代皇后で最長寿の97歳。高齢の上、持病のある心臓への負担が懸念されており、侍医団は、外部の専門家の意見も聞き治療を続けている。

15日午後、診察した加藤健三・皇太后宮侍医長が「軽い症状ではない」と判断。連絡を受けた天皇、皇后両陛下と紀宮さま、皇太子ご夫妻や秋篠宮ご夫妻、各皇族が御所を見舞い、夜まで付き添われた。

吹上大宮御所には内科的な病院機能があり、入院の予定はないという。

宮内庁によると、皇太后さまの体温は36度台、脈は80から100、呼吸数は一分間に30回前後、血圧は上が190から130、下が95から70。投薬や輸液は受けていない。

皇太后さまは14日、普段通り夕食をとったが、同日深夜になって呼吸が荒くなっているのを付き添いの看護婦が気付いた。

その後、断続的に鼻からチューブで酸素を吸入する措置を受けていたが、15日午後から酸素吸入が外せない状態になった。食事は14日夕食以降とっておらず、水分は15日昼すぎ以降控えているが、それまでに水分をとった際は、意識はあったという。

皇太后さまは昭和52年7月、静養先の那須御用邸で転倒し、第一腰椎を圧迫骨折。55年に胸椎を痛めたことも重なり、以後車いすの生活を送っている。

公式行事には62年4月の天皇誕生日(当時)以来出席しておらず、64年の昭和天皇の逝去後は、足腰の衰えや物忘れなど老人特有の症状に加えて心臓も弱まり、毎年春と秋の葉山御用邸(神奈川県葉山町)での静養以外、外出もなかった。

今年は5月16日から6月2日まで同御用邸で静養。天気のいい日は職員の付き添いで邸内を車いすで散策した。《共同通信》

【自由党・小沢一郎党首】与党の姿勢を批判

自由党の小沢一郎党首は15日午後、京都市内で記者会見し、与党が選挙戦で「政策論争をすべきだ」としていることについて「そもそも森連立内閣が全く政策論議抜きにスタートしており、政策論を言う前に自ら身をただせということではないか」と批判した。《共同通信》

【森喜朗首相】体重は国家機密

森喜朗首相は15日、JRや地下鉄などを乗り継いで千葉県や東京都内を遊説、電車内で乗客に気軽に声をかけたり、記念撮影に応じるなど懸命に庶民派をアピールした。この日午前、JR総武線内で乗り合わせた中年男性から「体重は何キロですか」と尋ねられた首相は「国家機密。不思議なことに選挙になると体重が増えるんですよ」と周囲の笑いを誘った。《共同通信》

【この日の民主党】

韓国・北朝鮮の南北共同宣言を高く評価~鳩山代表が談話

民主党の鳩山由紀夫代表は15日、14日夜に韓国の金大中大統領と朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の金正日総書記が南北共同宣言に署名したのを受けて、談話を発表した。

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2000年6月15日
南北共同宣言を高く評価する(談話)

民主党
代表鳩山由紀夫

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昨日、韓国の金大中大統領と朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の金正日総書記は南北共同宣言に署名した。

今回の南北会談と共同宣言は、分断状態にある両国が統一へ向かう第一歩として歴史的なものであり、高く評価できる。特に、金総書記が適切な時期にソウルを訪問すると表明したことの意義は大きい。今後、両国の交流と東アジアの緊張緩和が進むことを強く期待したい。

日朝関係については、ミサイル問題等の日本の国益を踏まえながら、北朝鮮の変化にも柔軟に対応するという積極的な外交を展開すべきである。日米韓の連携や安全保障面の努力は今後も重要であり続ける。

来る九州・沖縄サミットにおいては、今後の情勢の進展を注視しながら、G8として南北の緊張緩和を後押しする方策を議題として取り上げるべきである。サミット議長国として、アジアで唯一の参加国として、日本が果たすべき役割は極めて大きい。

以上《民主党ニュース》



6月15日 その日のできごと(何の日)