平成4176日目
2000/06/14
【南北首脳会談】
朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)を初めて訪問している韓国の金大中大統領は14日午後(日本時間同)、宿舎の百花園迎賓館で金正日総書記と二回目の首脳会談を行った。
韓国政府や大統領同行記者団によると、両首脳は(1)離散家族の再会実現(2)北朝鮮のインフラ整備をはじめとする経済協力(3)平和共存や当局者対話の枠組みづくり―などでの合意を目指して協議。金大統領は、対話継続のため金総書記のソウル訪問も正式に招請したとみられる。
ソウルで会見した梁栄植・統一省次官は「会談の進展次第で合意文書も出るだろう」と述べた。
13日の一回目の首脳会談で両首脳は、南北関係改善の必要性で認識が一致していた。
同行記者団が送信した映像によると、会談冒頭のやりとりで金総書記は「金大統領や随行員たちに(滞在中)不便なことはないか」などと配慮を示し、韓国マスコミの報道ぶりや離散家族、亡命者の反応まで幅広く話題を展開、終始笑顔を見せながらほぼ一方的に話した。
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朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の平壌で初の南北首脳会談を行った韓国の金大中大統領と北朝鮮の金正日総書記は14日夜、連邦制による統一を目指すことをうたった南北共同宣言に署名した。宣言で金総書記は適切な時期にソウルを訪問すると約束した。《共同通信》
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【森喜朗首相】連立の正当性を強調
森喜朗首相は総選挙公示2日目の14日、地方遊説の皮切りとして福井、大阪、兵庫をまわった。福井3区候補応援のため、敦賀市のショッピングセンター前で演説した森首相は「小渕さん(前首相)が日本の景気回復のため身を挺され、公明党が手を差し伸べてくれたおかげで3年ぶりに成長率がプラスに転じた」とこれまでの経済政策や、自公保連立の正当性を強調した。《福井新聞》