平成4042日目

2000/02/01

【野党3党】参院も欠席

参院は1日午前の本会議で、小渕恵三首相の施政方針演説など政府4演説に対する代表質問を行った。民主、共産、社民の野党3党は衆院に続き欠席、街頭での抗議活動を一斉に展開するなど国会は混迷の度を深めている。

村上正邦自民党参院議員会長が靖国神社への公式参拝を求めたのに対し、首相は「多くの国民や遺族の思い、近隣諸国の国民感情など諸般の事情を考慮し、自主的に検討して決定すべきだ」と慎重に検討する考えを表明。国会に設置された憲法調査会については「心を込めて期待している」と幅広い議論を要望した。

自民党は役員連絡会で衆院比例定数20削減法案について、2日の参院本会議で成立を目指す方針を確認した。《共同通信》




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【小渕恵三首相】有事法制「前向きに検討」

国会は1日、野党3党が欠席したまま代表質問を続行した。小渕恵三首相は、日本が武力行使を受けた場合の有事法制について「国民の生命、財産を守るために必要で、平時にこそ備えておくべきだと深く認識している」と前向きに検討していく意向を表明した。自由党の二見伸明氏が早期の法制化を求めたのに答えた。

昨年の朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の工作船による領海侵犯事件で浮上した領海警備問題に関しては「自衛隊の対応の在り方や関係省庁の連携について法的な観点も含め、さらなる点検を行い、万全を期したい」として、新たな法整備を含め検討する考えを強調した。《共同通信》

【オウム真理教】処分取り消し求め提訴へ

団体規制法に基づく観察処分決定を受け、オウム真理教(アレフと改称)の上祐史浩幹部らは1日、横浜支部(横浜市中区)で記者会見し、近く処分取り消しを求める行政訴訟を起こすほか、「団体規制法は憲法違反」として違憲訴訟を検討していることを表明した。在家信者入会制度の廃止も明らかにしたが、「観察処分逃れ」との見方も出ている。

今後予定される公安調査庁などによる立ち入り検査について、上祐幹部は「拒否せず協力していく」とした。《共同通信》

【JT】国内外で4500人削減

日本たばこ産業(JT)は1日、国内で約2500人、海外で約2000人の人員削減などを柱とする平成16年までの経営計画を発表した。国内のたばこ製造工場の集約化や海外事業の組織再編などで経営を効率化し、17年3月期の連結売上高は4兆8000億円、連結当期利益は1400億円との目標を掲げている。

国内、海外ともに事業が厳しい環境となっていることから、現在約2万人いる国内人員は、14年3月までにたばこ製造工場の技能社員を希望退職で約1200人減らし、事務系社員も退職者の不補充などで5年間に1300人減らす。希望退職に伴う退職金の割増分は約120億円に上り、今年3月期決算で特別損失に計上する見通し。《共同通信》

【民主党ニュース】

本岡議員会長、角田義一幹事長が斎藤参議院議長に申入れ

民主党の角田義一参院幹事長は1日、共産党・社民党の幹事長とともに斎藤参院議長を訪れ、自自公が衆院定数削減法案を翌2日の参院本会議で委員会の審議抜き・中間報告だけで採決しようとしていることについて、「1度も審議しない法案を、会期末でもないのに中間報告した例はない。採決すればさらに異常事態に拍車がかかる。中間報告を求める動議が出ても議長預かりにすべき」と申し入れた。

本岡昭次党参院議員会長も2日の本会議開会前に議長と会見し、「死んだ国会を参議院で蘇らせよう。強行採決をやめ、この現状を議長の手で打開してほしい」と訴えた。

「計画の白紙撤回に向け、がんばる」~吉野川住民投票の会メンバーと懇談

民主党は2日、国会内で「吉野川第十堰住民投票の会」(姫野雅義代表)との懇談会を開き、徳島から各政党や中山建設大臣への陳情のために上京した会員約10人を激励し、連帯を誓いあった。

鳩山代表は、「みなさんの運動を高く評価します。住民投票の勝利はいかに永田町の考えが市民と離れているかを示した」とねぎらい、「国会とは別のところで大きな民主主義が息づいていることが、今回の住民投票で示された。闘いはこれからだが、民主党は計画の白紙撤回に向けて、みなさんとがんばります」と決意を表明した。

これを受けて同会の姫野代表は、「住民投票は市民1人ひとりが判断し、行動することで政治を変えられることを示した。政党として、こうした運動といかに連携するかを課題にしてほしい」と要望した。

前原誠司NC社会資本整備大臣、今井澄NC雇用・社会保障大臣、松本龍NC地方分権・政治・行政改革大臣、伊藤英成NC外交・安保大臣、江田五月NC司法大臣のほか、竹村泰子・岡崎トミ子参院議員、金田誠一・日野市朗衆院議員らが出席した。

公明党と自由党本部近くで秘書団が解散要求署名運動

解散・総選挙の実現に向け、民主党の衆参国会議員秘書会も1日、署名運動をスタートさせた。署名運動第1弾に秘書会が選んだのは、公明党本部に近い東京・信濃町の駅前と自由党本部に近い赤坂溜池の2カ所。

初日には約50人の衆参両院の秘書が参加し、昼休み時のサラリーマンや市民にビラを渡しながら署名を呼びかけた。寒風が吹くなかビラを受け取る人も多く、約1時間で約3000枚が飛ぶようになくなり、全体で約130人分の署名が集まった。

秘書団は続いて2日昼にも東京・新橋に飛び出した。この日は、羽田雄一郎参院議員も参加して、「解散・総選挙を求める声を1人でも多く、この署名に託してください」と大きな声で訴えた。呼びかけにこたえ、若い人も壮年の人も立ち止まって署名をし、なかには別れぎわに「がんばって」と激励の声をかけてくれる人も。この日も約1時間で約2500枚のビラが人々の手に渡り、30人分の署名が集まった。

「民主党の新しい発想に期待」クシュネール国連特別代表が来党

コソボの和平をめざして第一線で活躍しているクシュネール国連事務総長特別代表が2日、来日中の忙しい日程を縫って党本部を訪れ、鳩山代表、羽田幹事長らとコソボの現状や今後の見通しなどについて懇談した。広中和歌子副代表や簗瀬進国際交流委員長をはじめ、岡田克也・藤田幸久・中川正春・中桐伸五・奥田建各衆院議員、内藤正光参院議員も参加した。

クシュネールさんは現在、国連コソボ・ミッション(UNMIK)代表を務めている。世界中の紛争地で人々の命を救う活動をしているNGO「国境なき医師団」の創設者でもある。

懇談では、クシュネール特別代表がコソボの現状について(1)一時は80万人以上に上ったアルバニア系難民のうちすでに77万人を超える人が帰還しているが、空爆により12万戸が破壊されたため住居が全くない。(2)しかし今なお行方不明者が7000人いて、生死もわからない。(3)国連は失われた行政機能の再生に努力しており、殺人や誘拐事件が減るなど治安状況は改善されてきている――などを説明。

その後、鳩山代表の「住宅建設やインフラ整備などの活動は重要だが、いっぽう真の和平の達成に向けて私たちが提起すべきことは何か」との問いに対し、特別代表は「武器を使わないルールを国際社会はつくれるだろうか。これから国際社会が行うべきは紛争を予防する予備的措置だ。民主党のような進歩的な政党からそのような新しい発想がでてくることを期待している」と表明。さらに予防外交の重要性を指摘し「20世紀は破壊の世紀だったが、21世紀は和解をすすめる世紀になるだろう」と述べた。

「国会を今すぐ解散させよう」東京・渋谷で代表、幹事長らが訴え

民主党の鳩山代表と羽田幹事長らは1日、東京・渋谷駅前のハチ公広場で街頭演説をし、道ゆく人びとに一刻も早い解散・総選挙の実現を訴えた。「解散・総選挙の実施を求める運動本部」の運動の一環。

演説会では、最初に岩國哲人衆院議員が自自公の横暴を批判し、続いて川橋幸子参院議員が衆院定数削減法案を参院でも審議抜きで強行採決しようとしている横暴を訴え、伊藤英成衆院議員が「大政翼賛会と化した国会を今すぐ解散させよう」と呼びかけた。

さらに羽田幹事長が「小渕首相は直ちに国民の信を問うべきだ」、鳩山代表も「自自公がいいのか、新しい政権を樹立するのがいいのか。国民に問う運動をすすめていく」と宣言した。

◎鳩山代表の演説骨子

与党議員は、自分たちだけが政治家であるかのように国会のなかを闊歩している。「野党はしっぽだ」と言って、意見を聞こうとしない。野党の意見を聞かなくていいなら、国会などいらなくなってしまう。

自自公は、2日の参院本会議で衆院定数削減法案を委員会審議まで飛ばして強行採決しようとしている。こんなひどい話はない。

野党をしっぽだと思っているような政権に21世紀を託すことはできない。国民の政治を取り戻すために、自自公がいいのか、それとも新しい政権を樹立するのがいいのか、国民に問う運動をすすめていく。

◎羽田幹事長の演説骨子

国会は完全に死んでいる。国民の声を国政・国会に反映せねばならない国会議員として、国会に参加していないことはとても残念で申し訳なく思う。

しかし、私たちが議論に参加できないのは、自自公の大きな数の力でルールが壊されたからだ。この異常事態は自由党の連立離脱騒ぎが引き起こした。そもそも現在の自自公連立政権は、自民党を前の選挙で批判していた人たちで組んだもので、国民の1票と反対の行動をしている。直ちに解散をして、国民に信を問うべきだ。



2月1日 その日のできごと(何の日)