平成3961日目

1999/11/12

【天皇陛下御在位十年記念式典】

政府主催の「天皇陛下御在位十年記念式典」が12日午後、天皇、皇后両陛下を迎えて東京千代田区の国立劇場で開催され、小渕恵三首相、衆参議長、最高裁長官ら約1300人が参加した。陛下はお言葉で、阪神大震災やソ連崩壊に触れながら10年間を振り返り「今日、わが国の経済や社会は大きな課題に直面しています。国民の英知と努力によってこれらの困難が克服されることを望みます」と述べられた。

同日は宮内庁庁舎前で一般参賀が行われ、午後4時すぎまでの終了時までに約8500人が記帳した。各地の郵便局では記念切手を発売、金融機関では記念の500円白銅貨の引き換えも始まった。式典や日の丸、君が代に反対する集会やデモが東京都内の各地であり、計約500人が参加して「奉祝ムード強調は危険だ」などと訴えた。《共同通信》




昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。また、画像は基本的にイメージです。

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正していますがあらかじめご了承ください。

このサイトについて

【オリックス・星野伸之投手】阪神入りに前向き

フリーエージェント(FA)宣言をしているオリックスの星野伸之投手(33)は12日、大阪市内のホテルで阪神との交渉に臨み、入団へ前向きな姿勢を示した。

星野はオリックスも含めて阪神が初の交渉相手。午後2時から約2時間の交渉では、野村監督と野球談義で盛り上がったという。最終的な回答の日時は未定だが、星野は「すごく高い評価をしていただいた。(条件面も)想像していたより、かなりいいものを出してもらった」と上気した表情で話した。《共同通信》

【大相撲九州場所】6日目

大相撲九州場所6日目(12日・福岡国際センター)横綱貴乃花が同じ1敗の関脇栃東に押し出されて2敗目を喫した。全勝の小結土佐ノ海は雅山を寄り倒し、平幕の闘牙は湊富士を送り出して、ともに6連勝とした。もう一人の横綱武蔵丸は朝乃翔を寄り切って1敗をキープ。大関では出島が関脇魁皇を押し出し1敗を堅持、千代大海は琴錦を送り出して4勝目を挙げたが、貴ノ浪は寺尾に寄り切りで敗れて、2敗となった。全勝の2人を武蔵丸、出島、栃東に、平幕の大日ノ出を加えた4人が1敗で追う展開。《共同通信》

【地下鉄サリン事件】北村浩一被告に無期懲役

平成7年3月の地下鉄サリン事件で、実行犯を車で送り迎えした運転手役として殺人や殺人未遂罪などに問われたオウム真理教元信者北村浩一被告(31)の判決公判が12日、東京地裁で開かれ、木村烈裁判長は「教団や教祖を護持するための手段を選ばぬ身勝手、独善的な犯行。国民に計り知れぬ恐怖を与え、治安への信頼を失わせた」として、求刑通り無期懲役を言い渡した。

判決理由で木村裁判長は、北村被告が公判で松本智津夫被告(44)=教祖名麻原彰晃=への帰依を表明したことに触れ「遺族らに何の慰謝もせず、遺族らの受けた苦痛を省みない態度は誠に遺憾」と批判。

一方で「松本被告が信者の帰依心を利用した側面も否定できない」「共同正犯とはいえ、指揮命令者や実行犯とは量刑上、同一には論じられない」と述べた。

松本被告ら同事件の殺人罪で起訴された14人の判決は、無期懲役で服役中の元幹部林郁夫受刑者(52)と一審東京地裁で死刑判決を受け控訴している幹部横山真人被告(36)との実行犯2人に続き3人目。運転手役としては初めて。

北村被告側は殺意を否認し「道具に使われた」と、ほう助犯に当たると主張していたが、木村裁判長は、北村被告がサリンの毒性を知っており確定的な殺意があったと認定。さらに松本被告と直接共謀していなくても、松本被告の命令下で現場指揮者、実行犯、運転手役らが順次共謀しており共謀共同正犯が成立するとした。

判決によると、北村被告は共謀し、地下鉄3路線の電車5本でサリンをまき、12人を死亡させ14人に重症を負わせた。北村被告と実行役の元幹部広瀬健一被告(35)が担当した電車で1人が死亡、3人が重症を負った。

北村被告は指名手配中の教団幹部をかくまうなどしたとして、犯人隠匿や隠避の罪にも問われた。《共同通信》

【自民党・森喜朗幹事長】自自合流は幹事長主導で

自民党の森喜朗幹事長は12日午前、国会内で記者会見し、自由党との合流に関して「仮定の話だが、党合流なら党のマター(所管)であり、総裁、幹事長のマターだ。個人、政策グループのリーダーが決めることではない」と述べ、合流に向けた正式な手続きは小渕恵三首相(自民党総裁)と森氏が進めるべきとの考えを強調した。

さらに「総裁の指示があれば、それを受けて幹事長がやる問題だ」とも述べ、合流問題に意欲的な姿勢を示した。

自由党の小沢一郎党首が、介護関連経費の第二次補正予算案への計上に反対していることについては「補正予算案の提出時期までに話し合って知恵を出すことが、連立として当然ではないか」と述べ、今月下旬までに与党間での調整が可能との見通しを示した。《共同通信》

【政界談話室】

○・・・小渕恵三首相は12日、首相官邸で、クリントン米大統領の弟でミュージシャンのロジャー・クリントン氏の表敬を受けた。席上、ロジャー氏は「けさ兄と電話で話をしたが、『オブチは私が知っている人の中でも特に立派で信頼できる人物だ』と言っていた」と首相に対する大統領の賛辞を披露。これに気を良くした首相は、「良き人のみ良き人を知る、というからな。私のことをいい人と言ってくれる大統領こそいい人だ」と応じ、ロジャー氏は「後で兄に電話で伝えます」と約束した。《共同通信》

【パキスタン】ロケット砲で同時テロ

パキスタンの首都イスラマバードで12日午前11時20分(日本時間同日午後3時20分)ごろ、米大使館付近など3カ所に止めた車からほぼ同時にロケット砲による砲撃があり、直後に車は爆発、数人が軽傷を負った。米大使館などに大きな被害はなかった。

犯行声明はないが、米国、国連関連施設などを狙ったテロとみられることから、米国と対立するアフガニスタンの原理主義政権タリバンの関連組織や、サウジアラビア出身の富豪ウサマ・ビン・ラディン氏を支持する原理主義勢力の犯行との見方も出ている。しかし、タリバンの最高指導者オマル師は同日、関与を否定する声明を発表した。

警察や目撃者によると、①米大使館②米国文化センターと米シティバンク支店③国連施設の入ったビル−の3カ所付近で爆発音が起き、車3台が炎上。政府庁舎付近や世界銀行事務所前の車など数カ所にロケット弾が着弾していた。

車内から遠隔操作方式のロケット砲や爆破装置が見つかっており、警察は車からロケット弾を米大使館や国連施設に撃ち込もうとしたが、命中しなかったとみている。

国連安全保障理事会は米国主導で10月15日、昨年8月の米大使館同時爆破事件の黒幕として米国が起訴しているラディン氏を引き渡さなければ、今月14日以降、タリバン政権に経済制裁を科す決議を採択。パキスタン内外の原理主義勢力は最近、米国への「報復」を示唆、抗議行動を強めていた。

10日にはタリバン本拠地のカンダハルで、市民が国連事務所を取り囲み、投石する騒ぎも起きた。《共同通信》

【ロシア軍】チェチェン第2の都市を事実上制圧

ロシア軍は12日、ロシア南部チェチェン共和国の第2の都市グデルメスの掃討作戦を開始、事実上制圧を完了した。ロシア政府は当面の地上部隊投入による首都グロズヌイ制圧の可能性を否定しているが、事実上のグデルメス制圧を受け、今後首都の空爆など、軍事的圧力を強化するものとみられる。

一方、フランスの公共ラジオ放送フランス・アンフォは12日、チェチェン共和国からの情報として、ロシア軍による同日のグロズヌイへの空爆で女性3人を含む20人以上が死亡したと報じた。ロシア軍は首都への空爆自体は発表しているが、同放送の報道は認めていない。

タス通信によると、チェチェン駐在のコシュマン・ロシア政府代表は、ロシア軍の一個師団共和国領内に常駐することになると語った。

セルゲーエフ国防相は同日の国防省幹部会議でチェチェン情勢をめぐる欧米の姿勢を強く批判。イワショフ国際軍事協力総局長も「ユーゴ空爆で凍結された北大西洋条約機構(NAT0)との協力関係を改善するつもりはない」と述べるなど、コソボ紛争終結後、修復に向かっていたロシアと欧米の対立が再び高まる可能性も出てきた。《共同通信》

【ロシア・プーチン首相】大統領選出馬を表明

ロシアのプーチン首相は12日、2000年夏の大統領選への出馬の意向を正式に表明した。今年8月、プーチン氏を首相に任命したエリツィン大統領は自らの後継者に指名していたが、12月の下院選を前に、首相自身も初めて出馬の意向を示したことになる。

同首相については、大統領側近らが解任を画策しているなどと伝えられていたが、チェチェン情勢への強硬姿勢で急上昇した首相の支持率を背景に、側近らも結局プーチン氏擁立で結束、次期大統領選に臨む態勢を固めたものとみられる。《共同通信》

【中国】法輪功幹部に懲役12年

新華社電によると、中国海南省海口市中級人民法院(地裁)は12日、「邪教(カルト)組織による不法行為」の罪で起訴されていた気功集団「法輪功」の海口市の幹部、宋岳勝氏ら4人に対する判決公判を開き、懲役12−2年の判決を言い渡した。

法輪功メンバーへの判決は初めて。10年を超える判決は「政権転覆罪」にも匹敵する重刑で、法輪功壊滅を狙う中国当局の厳しい取り締まり姿勢をあらためて示す形となった。

こうした法輪功への取り締まりが人権抑圧に当たるとの国際的批判が出るのは必至だ。《共同通信》

【トルコ】北西部で大地震

トルコ最大の都市イスタンブールの東約170キロのポル県一帯で12日午後7時(日本時間13日午前2時)前、強い地震があり、建物が倒壊するなどして、少なくとも120人が死亡、1000人以上が負傷した。倒壊した建物に多くの住民が閉じ込められているもようで、必死の救出作業が続けられているが、死傷者数はさらに増えそうだ。

ジェム外相は、対立するギリシャをはじめイスラエルやドイツなど12カ国から救援隊派遣の申し出があったことを明らかにした。アンカラの日本大使館よると、これまでのところ日本人の被害情報は入っていない。

イスタンブールのカンディリ地震観測所によると、地震の規模はマグニチュード(M)7.2。震源地はボル県のデュズジェで、震源の深さは約10キロとみられる。

トルコ北西部では、8月17日のM7.4の大地震で約1万7000人が死亡、その後も余震が続いていた。同観測所は、この日の地震は一連の余震ではなく、別の地震だとしている。《共同通信》



11月12日 その日のできごと(何の日)