平成3940日目

1999/10/22

【藤波孝生衆院議員】自民党を離党

リクルート事件で受託収賄罪の有罪判決が確定する自民党の藤波孝生元官房長官(66)は22日午後、森喜朗幹事長に小渕恵三首相(自民党総裁)あての離党届を提出し、受理された。藤波氏は国会内で記者会見し「公人としての責任を痛感している」と陳謝したが、自らの議員辞職問題については進退を保留した。

これに対し野党側は、藤波氏に対する議員辞職勧告決議案を29日召集の臨時国会に提出し、政治責任を厳しく追求する構え。与党内にも藤波氏に対する厳しい見方があり、議員辞職は避けられない、とみられる。

自民党は藤波氏の離党で「一応、決着した」(幹部)として、臨時国会では、景気対策のための第二次補正予算案や原子力防災新法など重要法案の成立に全力を挙げる。

しかし野党側は、自民党が消極的な姿勢を示している「政治家個人に対する企業・団体献金の禁止措置」実現で足並みをそろえており、「政治とカネ」をめぐる野党側の攻勢に拍車がかかりそうだ。

藤波氏は記者会見で、進退問題をめぐる支持者との話し合いについて「議員辞職が前提ではない」と説明。同事件が法改正以前だったため、現行公選法の「失職規定」が適用されないことを念頭に「私の場合は有罪が出ても辞職する必要はない」と強調した。《共同通信》




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【小渕恵三首相】早期解散を否定

小渕恵三首相は22日夕、首相官邸で共同通信のインタビューに応じ、衆院の解散・総選挙の時期について、29日召集の臨時国会で中小企業対策や1999年度第二次補正予算などに精力的に取り組む考えを示し、「いま、解散は毛頭考えていない」として早期解散に否定的な考えを示した。

首相は総選挙態勢に関し「是が非でも国民の信をいただき、政権を維持する。300選挙区の実態をもう一度精査して、勝てる態勢を一日でも早くつくり上げてほしい」と述べ、参院長野補選での敗退などを教訓に、自民党の野中広務幹事長代理を中心に態勢づくりを急ぐ考えを強調。ただ一方で「常在戦場であり、いついかなる時も選挙の態勢は整えておくべきだ」と指摘した。

首相は西村真悟前防衛政務次官の事実上の更迭について「国民に深くおわびする」と陳謝。非核三原則堅持を強調するとともに、「任免権者としての責任を回避するつもりはない。(西村氏の)核問題、女性に対する不適切な発言について、反省をこめ、国民の理解を深めるよう徹底していきたい」と述べた。

さらに国連平和維持活動(PKO)参加五原則を変更する考えはないことを重ねて言明。また予定通り来年4月1日から円滑に介護保険を実施する方針を示した。《共同通信》

【青木幹雄官房長官】沖縄訪問

青木幹雄官房長官(沖縄開発庁長官)は22日午後、就任後初めて沖縄県入りし、河野洋平外相、野中広務前官房長官(自民党幹事長代理)とともに沖縄県庁で稲嶺恵一知事と会談した。野中氏は会談後、記者団に対し、米軍普天間飛行場返還後の跡地利用、環境対策、移設先の地域振興策などを視野に入れた包括的法案を議員立法として提出する方向で検討する考えを表明した。

稲嶺知事は同日夕の新旧官房長官との懇談で、①返還後の跡地利用策②移設先の地域振興策−を具体化するよう求め、普天間代替施設は軍民共用空港で使用期限を15年としたい考えを伝えた。

基地返還に伴う地主補償を定めた駐留軍用地返還特別措置法(軍転法)では、返還後の給付金支給期間を3年と規定しており、県は給付期間を7年に延長するよう政府に要望している。

会談では、稲嶺知事が米軍普天間飛行場の県内移設問題について「跡地利用の諸制度や行財政上の支援が必要だ。また、移設先の振興策もきちんと示すことが必要で、国の特段の配慮をお願いしたい」と要望。

青木長官は「県の考えを十分に拝聴して的確に対処したい」と述べ、政府と県とで組織する沖縄政策協議会を早期に開催し具体化を急ぐ考えを明らかにした。

河野外相は「日米特別行動委員会(SACO)最終報告の着実な実施がわれわれに課せられた仕事で、全カを尽くしたい。サミット成功のため、できる限りの努力、支援をする」と表明した。《共同通信》

【スペイン】向井千秋さんらに皇太子賞授与

スペイン最大の文化賞として知られる皇太子賞の授与式が22日、同国北部オビエドの劇場で行われ、日本の宇宙飛行士向井千秋さんら今年の受賞者がフェリペ皇太子から賞状などを受けた。

向井さんば米スペースシャトル「ディスカバリー」で一緒に飛行したペドロ・ドゥケ(スペイン)、ジョン・グレン(米国)の両氏や、ロシアの宇宙ステーション「ミール」で438日間の宇宙滞在記録を持つバレリー・ポリャコフ氏(ロシア)とともに国際協力賞に輝いた。

文学賞は、今年のノーベル文学賞も受けた作家ギュンター・グラス氏(ドイツ)。スポーツ賞はテニスのシュテフィ・グラフさん(同)。各賞の賞金は500万ペセタ(約350万円)。《共同通信》

【サッカー・セリ工A】

サッカーのイタリア一部リーグ(セリ工A)で23日、中田英寿が所属のペルージャと名波浩のベネチアがペルージャで対戦、世界最高峰といわれるセリエAで初めて日本人選手の対決が実現した。試合はペルージャが中田の2得点に絡む活躍で2−1で逆転勝ちし、初対決は中田に軍配が上がる格好になった。中田も名波も先発出場し、名波は後半途中で退いた。

激しい雨の影響でまともにドリブルができず、パスもうまくつながらない展開。1点を追うペルージャは後半10分、中田のパスを受けたアモルーゾが同点ゴールを決め、後半28分には中田のシュートをGKがはじいたところを再びアモルーゾがけり込んだ。

これでペルージャは3勝1分け3敗で勝ち点10、今季もホームでは3勝1分けと好成績だ。ベネチアは1勝2分け4敗となり、勝ち点は5のままだった。《共同通信》

【ボクシング】世界フェザー級統一戦

世界ボクシング評議会(WBC)王者のセサール・ソト(メキシコ)と、世界ボクシング機構(WBO)王者のナジーム・ハメド(英国)による世界フェザー級統一12回戦は22日、デトロイトで行われ、ハメドがソトに3−0で判定勝ちして統一王者となった。ハメドは33戦全勝。

この試合の前に行われたWBCスーパーバンタム級タイトルマッチ12回戦は、王者のエリック・モラレス(メキシコ)が、ウェイン・マッカラー(アイルランド)を3−0の判定で下して防衛に成功した。モラレスは35戦全勝。

【民主党ニュース】

「藤波氏は即刻議員辞職を」/リクルート事件有罪確定で鳩山代表

最高裁が21日、リクルート事件政界ルートで受託収賄罪に問われ、二審の東京高裁判決で有罪判決を受けた藤波孝生氏の上告を棄却した。これで藤波氏の有罪は確定した。民主党の鳩山由紀夫代表は同日、これを受けて談話を発表。「最高裁の判断は当然のもの」として、自民党総裁として小渕総理がどのように対処するのか、また藤波氏自身がどのように政治的責任を取るのかを注視する考えを示した。

これに関連して、鳩山代表は22日党本部で、記者団の質問に答え、「藤波さんご自身の議員辞職即決を期待していたが、昨日来の状況を見るとそうなっていない。この事態を受けて党内で議論をし、即刻議員辞職を求めることを決めた。1992年の公選法改正以降は有罪確定は失職を意味する。法改正前の事件であっても、当然ご自身で判断すべきだ」と述べ、議員辞職を強く求めていく考えを表明した。

鳩山代表はまた、「リクルート問題は金権腐敗体質の象徴で、政治改革の原点ともなった重大な問題。金権体質から脱却するためにも、2000年には実施すると国民に約束した企業・団体献金の禁止を間に合うよう実施していきたい」と述べた。

「保険料徴収先送りは選挙目当て」 今井澄 雇用社会保障担当ネクスト大臣が緊急会見

民主党ネクストキャビネットの今井澄・雇用社会保障担当大臣は22日夕、国会内で緊急に記者会見し、同日マスコミが報じた自民党の亀井政調会長がまとめた介護保険の保険料徴収1年間凍結、家族介護への現金給付などの案について、強く反対する姿勢を示した。

今井ネクスト大臣は「1年間の保険料凍結には約2兆円の財源が必要。どう賄うのか」「家族介護への現金給付は制度の骨格を大きく変えるもので、市町村や地域住民は混乱する」として、亀井提案を「単なる選挙目当てであり、国民を馬鹿にするもの」と厳しく非難した。



10月22日 その日のできごと(何の日)