平成3761日目
1999/04/26
【油坂峠道路】白鳥西IC〜油坂峠料金所、供用開始
中部縦貫自動車道の一部となる福井、岐阜県境の油坂峠道路(11.3キロ)のうち白鳥西インター(岐阜県白鳥町)ー油坂峠料金所(福井県和泉村)間6.3キロが完成し、26日午前、同料金所付近で開通式が行われた。一般車の通行は午後3時から。
同峠は冬季は積雪のため難所だったが、今回の開通で通常20分かかった通行時間が約7分に短縮された。料金は普通車で350円。
残る白鳥西ー白鳥インター(白鳥町)間は本年度内の開通予定で、完成すれば白鳥インターで東海北陸道に直結する。《北國新聞》
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【マツダ・プレマシー】発売
マツダは3列シート、7人乗りの新型ファミリーカー「プレマシー」を26日発売した。同社の小型車「ファミリア」とほぼ同じ大きさで、シートアレンジの柔軟性が売り物。2列目は前後に大きくスライドし、3列目は手軽に脱着できる。助手席を倒すと2.6メートルの長さのものまで積める。5人乗りもある。前輪駆動7人乗りでサイドエアバッグなどが付いたGパッケージは187万6000円。《共同通信》
【大相撲夏場所】番付発表
大相撲夏場所(5月9日初日、東京・両国国技館)の新番付が26日、日本相撲協会から発表された。横綱は春場所でともに途中休場した若乃花、貴乃花の東西が入れ替わって貴乃花が東の一番目、若乃花が西に回った。3場所連続全休の曙は東の二番目となった。先場所西小結で9勝6敗と勝ち越した金沢市出身の出島は9場所ぶりに関脇に復帰し、同じく西5枚目で9勝を挙げた七尾市出身の栃乃洋は東2枚目に上がった。《北國新聞》
【小渕恵三首相】各党党首と会談
小渕恵三首相(自民党総裁)は26日夕、菅直人民主党代表、神崎武法公明党代表、不破哲三共産党委員長、土井たか子社民党党首と首相官邸で個別に会談した。首相は日米防衛協力のための新指針(ガイドライン)関連法案が27日に衆院を通過することを踏まえ、早期成立に協力を要請。後半国会の焦点となる中央省庁改革関連法案の今国会成立を目指す考えを強調した。《共同通信》
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民主党の菅直人代表は26日夕、首相官邸に小渕首相を訪ね、財・金分離問題やガイドライン法案への自民党や小渕首相の対応に重ねて抗議するとともに、訪米に関して意見交換した。羽田幹事長、中野政調会長、本岡参議院議員会長が同行、与党側は自民党3役、野中官房長官に加えて小沢自由党党首も同席した。
会談の中で、菅代表はまず先日協議が決裂した財金分離問題について「9月18日の合意は総理との約束だ。約束は約束であり。本来の趣旨どおり実行していただきたい」と述べ、「政党間協議が不調に終わったのは残念」とする小渕首相に強く求めた。
また、ガイドライン法案についても「地方自治体や民間の協力などについては国民的なコンセンサスが必要だ。、船舶検査について突然削除したのは訪米に間に合わせるためとしか思えない。国会・国民に対し失礼であり、納得できるものではない」と批判した。
また「日米間で特に大きな問題はない」とする小渕首相に対して、菅代表は「貿易黒字の問題、米国からの日銀の国債引き受けへの圧力も心配だ」と述べ、さらにコソボへのNATO軍の攻撃について「クリントン大統領と意見交換したらどうか」と提案した。《民主党ニュース》
【G7】蔵相・中央銀行総裁会議
ワシントンで開かれていた先進7カ国蔵相・中央銀行総裁会議(G7)は26日夕(日本時間27日朝)、世界経済安定のため、日本が内需主導による成長が確保できるまで、あらゆる可能な手段を動員した景気刺激策を実施することが重要とした共同声明を採択し閉幕した。
日本に対し、追加的な財政・税制措置、金融政策の拡充を迫った内容で、不良債権処理を含む経済構造改革も極めて重要と指摘。貿易赤字増大による米国での保護主義圧力を踏まえ、自由貿易の重要性も強調した。
ルービン米財務長官は会議後「日本は財政刺激を継続する必要がある」と強調し、宮澤喜一蔵相の「補正予算は必要ない」との見解には「同意しない」と明言した。
日米蔵相会談に引き続き、G7も日本に強く追加対策を迫ったことで、日本政府は補正予算編成も含めた景気刺激策の策定に追い込まれる可能性もあり、5月3日の日米首脳会談でも焦点となるのが確実となった。《共同通信》
【英・ロンドン】人気キャスター射殺
英国放送協会(BBC)の人気女性キャスターのジル・ダンドーさん(37)が26日、ロンドンの自宅の前で射殺された。ダンドーさんはBBCテレビの犯罪告発番組「クライムウォッチ」のキャスターをしており、警察当局は手口などからこの番組に恨みを持つプロの殺し屋による犯行との見方を強めている。
検視結果によると、ダンドーさんは昼前、車で帰宅したところ、自宅の玄関前の上がり段で頭に一発の銃弾を撃ち込まれた。病院に運ばれる途中で死亡した。
事件直後に30から40歳代の身なりの良い白人が落ち着いた様子で歩きながら現場を去ったのを近所の人が目撃している。
クライムウォッチは、未解決事件を再構成し、視聴者に情報提供を呼び掛ける番組。警察は、彼女が番組で取り上げた事件を調べるなどして犯人逮捕に全力を挙げる方針。《共同通信》