平成3712日目

1999/03/08

この日のできごと(何の日)

【石原慎太郎氏】都知事選出馬の意向

元運輸相で作家の石原慎太郎氏(66)は8日、4月の東京都知事選に無所属で出馬する方向で、家族や側近らと最終的な検討を始めた。

側近らは、石原氏出馬に向けて、既に選挙用ポスターの印刷を業者に発注するなど準備に入っている。

元自民党衆院議員で保守派の論客として知られる石原氏が「参戦」すれば、自民党支持票が分散するのは確実。元外相の柿澤弘治氏(65)の出馬表明で分裂選挙を強いられる自民党にとって痛手となる。都知事選は保守系有力候補の乱立で混戦に拍車が掛かりそうだ。

側近らによると、石原氏のブレーンや財界の知人らは2月末ごろから会合を重ね、出馬の是非を検討。政策づくりやポスターの手配などを進めてきた。

8日夜、帰宅した石原氏は報道陣に「全く何も申し上げることはございません。ノーコメント。ケ・セラ・セラ(なるようになるさ)」と語った。《共同通信》

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【自民党】柿澤弘治氏を除名

自民党は8日の党紀委員会で、党方針に反して4月の東京都知事選に出馬表明した柿澤弘治元外相を除名処分にすることを全会一致で決め、柿澤氏に文書で通告した。

党紀委の決定は、柿澤氏について(1)一度は党が決定した候補者(明石康・元国連事務次長)に同意したにもかかわらず突然、態度を翻し自ら出馬表明した(2)その後、党から再三自重を求められたが従わなかったーと指摘。党則および党賞罰規定の「党の規律を乱す行為」に該当するとしている。《共同通信》

【政界談話室】

○・・・民主党の羽田孜幹事長は8日の記者会見で、都知事選不出馬を決めた野末陳平氏の言動に疑問を投げかけた。再選挙になると50億円の税金が無駄になるとの不出馬理由に、「4分の1を取れないのも民意の表れ」と反論。「無党派県を選得するというが、自分はどうすると(政策を)明確にするのが大事だ」と強調した。選挙戦への影響は「どうこうはならない」と強気だったが、一方で新進党時代に「野末氏は鳩山邦夫氏と一緒に苦労した仲間」と、野末票が鳩山氏に流れるのを期待する気持ちものぞかせていた。《共同通信》

【中村正三郎法相】辞任

中村正三郎法相は8日午前、首相官邸で小渕恵三首相と会い、石垣島リゾート開発に絡む捜査指示など一連の問題で衆参両院の法務委員会が空転していることについて「私の言動で国会運営に支障を来して申し訳ない。責任を痛感している」と陳謝し、辞表を提出した。小渕首相はこれを受理し、後任に自民党参院議員の陣内孝雄氏(65)を任命した。

首相は「責任の重いことで大変だと思うが頑張ってほしい。司法改革をしっかり頼む」と指示。陣内氏は「大事なときなのでしっかりやりたい」と法相就任の決意を語った。

小渕内閣での閣僚辞任は、昨年11月に辞任した額賀福志郎防衛庁長官に次いで2人目。小渕首相は今後の国会日程などをにらみ早期辞任で決着を図ったが、今回の辞任騒動で公明党を含む野党共闘が復活する気配をみせており、難しい国会運営を迫られそうだ。《共同通信》

小渕恵三首相は8日夕、首相官邸に自民党参院議員の陣内孝雄氏(佐賀選挙区、小渕派)を呼び、自らの言動で衆参両法務委員会が空転した責任を取って辞任した中村正三郎法相の後任に任命、同日夜、皇居で認証式が行われた。首相は任命に当たって「責任の重いことで大変だと思うが頑張ってほしい。司法改革をしっかり頼む」と指示。陣内氏は「大事なときなのでしっかりやりたい」と法相就任の決意を語った。

首相は、法相の自発的辞任で事態を早期に収拾、平成11年度予算や日米防衛協力のための新指針(ガイドライン)関連法案など懸案の早期成立に全力を挙げる考えだ。

首相は8日夜、記者団に対し、陣内氏の起用について「誠実で非常に信頼の置ける方で、仕事についてもきちんとやっていただける方なので、安心して任に当たってもらえると思う」と述べた。《共同通信》

民主党が今国会の冒頭から、沖縄・石垣島リゾート開発に絡む捜査指示など一連の疑惑や問題を追及していた中村正三郎法相が8日辞任した。小渕内閣での閣僚の引責辞任は昨年11月の額賀防衛庁長官に続いて2人目。

民主党は同日、羽田幹事長が談話を発表し、「参議院での野党の強い辞職要求により進退きわまったものであり、時期を失した辞任」と批判。

さらに、「中村氏のような人物を法務大臣にした上、更迭もしなかった小渕総理の任命権者としての不適格性」もあらためて明らかになった、と指摘した。

羽田幹事長は同日午後、国会内で記者会見し、中村法相の辞任について「野党の協力が政府の姿勢を正した」と強調。さらに野中官房長官が、法相辞任をめぐる公明党の対応を批判したことに対しては「野党の立場として、(中村法相と)一緒に審議できないと正直に表現することは非難されるに値しない」と反論した。《民主党ニュース》

【小渕恵三首相】北朝鮮拉致疑惑解決に努力

小渕恵三首相は8日午前の参院予算委員会の「外交・防衛」集中審議で、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)による日本人拉致疑惑について「該当者がいないとの先方の対応は到底受け入れられない」と北朝鮮側の対応を批判した。

その上で「肉親と再会できる日が一日も早く来るようにしたい。外交ルートは途絶えているが、いろいろ接触する機会がある。政党や議員らが熱心に取り組んでいるので努力が実るように連絡を密に対処したい」と述べ、あらゆるパイプを使って解決に向け努力を続ける考えを強調した。

日本が武力攻撃を受けた際の「有事法制」整備問題については「国民に定めておくことが大切との認識を持ってもらうことが大事。政府は近い将来の国会提出に向けて準備はしておらず、静かに検討させてもらいたい」と述べ、法制化は国会、世論などの動向を見極めた上で判断したいとの考えを重ねて示した。

首相は日本の国連安保理の常任理事国入りについて「大切な役割を果たすために日本は応分の責任を果たす。ただ各国の理解が一致せず、難しいが努力する」と述べた。自民党の依田智治氏への答弁。《共同通信》

【ジョー・ディマジオさん】死去

米大リーグ、ヤンキースの往年の名選手で、野球殿堂入りしているジョー・ディマジオ氏が8日未明(日本時間8日午後)、米フロリダ州ハリウッドの自宅で死去した。84歳だった。同氏の弁護士が同日明らかにしたが、直接の死因までは語らなかった。

昨年10月12日、軽い肺炎を患い、ハリウッドの病院に入院。その後、肺がんによる腫瘍の摘出手術を受けた。いったんは回復し、11月25日には家族らとともに病院で84歳の誕生日を祝い、1月19日には病院を出て自宅に戻った。だが、回復したかどうかは定かではなく、予断を許さない状態が続いていたとみられる。遺体は故郷サンフランシスコに運ばれ、埋葬される。

ベーブ・ルースと並ぶ不世出の名選手で、ルース引退から2年後の1936年、ヤンキースに入団。新人でいきなり3割2分3厘の打率を記録し、一躍、脚光を浴び、41年には現在も大リーグ記録として残る56試合連続安打の「不滅の記録」をマーク、時代を超えたヒーローとなった。

引退した51年までの13シーズンで、通算打率3割2分5厘、361本塁打、1537打点を残した。最優秀選手に3度輝いたほか、首位打者、本塁打王、打点王を各2度獲得。9度もワールドチャンピオンの座に就いた。55年に殿堂入りした。

50年に初来日。54年には伝説の女優、故マリリン・モンローさんとの新婚旅行で来日し、各地で大歓迎を受けた。68年には大洋(現横浜)の臨時コーチも務めた。《共同通信》

【この日の民主党】

参院予算委員会

参議院予算委員会は8日、外交・安全保障をテーマにした集中審議を行い、民主党からは柳田稔、齋藤勁の両議員が質問した。

柳田稔議員は大部分の時間をガイドライン関連質疑に集中した。柳田議員は「国連憲章51条に主権国家の権利として個別的・集団的自衛権を認めている。つまり国連加盟国はすべて集団的自衛権を有する。ドイツでは90年湾岸戦争に際してNATO域外であるトルコへ連邦軍派遣へと方針転換を行った。どうして日本では認めていないのか。世界の常識と日本の常識が大分違う」と集団的自衛権について、踏め込んだ判断をすべきと主張。

高村外相は「日本とドイツを一概に比べられない。ドイツの場合は従来から集団的自衛権を認めていたし、トルコはNATO域内だ。域外派遣については、94年ボスニア危機の時に初めて連邦裁判決が出た」と反論。イラク危機に際してドイツ国内で集団的自衛権の論議・容認を行ったとする柳田議員に対して、高村外相は再び「このケースは集団的自衛権の行使に当たらない」とし、東郷・外務省条約局長は「国連のもとでの行動が『集団安全保障』。一方集団的自衛権とは友好国を助けるもの」であり「湾岸戦争については国連決議678(あらゆる手段を講じて侵略を阻止するとの決議)を根拠に『広い意味での集団安全保障』」と説明した。

しかし、柳田議員は「個別的自衛権だけでは多国籍軍も国連軍も編成できない。各国が集団的自衛権をもって初めて可能。国連の常任理事国・安保理メンバーになっても、集団的自衛権の行使が出てきた場合対応できない」と主張。高村外相は「自らが軍事行動に参加できないからダメという法理はない。多数の国が憲法上の立場を知りつつ、日本の常任理事国加盟を支持しているという現実もある」と述べ、両者の見解はすれ違った。 《民主党ニュース》



3月8日 その日のできごと(何の日)