平成3711日目

1999/03/07

この日のできごと(何の日)

【大阪府知事選】自民党、候補者擁立を断念

4月投票の大阪府知事選で再選を目指す横山ノック知事の対抗馬を模索してきた自民党大阪府連は7日、自由党との統一候補と独自候補の擁立を断念すると発表した。同党が推薦、支持を含めて府知事選で候補者を見送るのは初めて。

自民党府連の中馬弘毅会長は記者会見で「いろんな人に出馬を打診したが、反権力、反官僚など(無党派の横山氏を支える)大阪独特の選挙風土もあり、受けてもらえなかった」と述べた。また「反省と責任を感じている」として、統一地方選終了後に会長職辞任などの責任を取る意向を明らかにした。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

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【F1・オーストラリアGP】決勝

自動車レースのF1シリーズ開幕戦、オーストラリア・グランプリ(GP)は7日、メルボルン市内のアルバートパークの市街地コースで決勝(57周)を行い、エディー・アーバイン(英国、フェラーリ)が1時間35分1秒659(平均時速190.852キロ)で自身の初優勝を飾った。参戦2シーズン目の高木虎之介(アロウズ)は首位に1分26秒288遅れで自己最高の7位に入った。

昨季の総合優勝者でポールポジション(PP)からスタートしたミカ・ハッキネン(フィンランド)、予選2位のデービッド・コールサード(英国)のマクラーレン・メルセデス勢をはじめ、有力選手が序盤で相次いでリタイアする波乱のレースとなった。

アーバインは18周目に奪った首位の座を譲らず、F1挑戦82戦目で初のタイトルを獲得した。《共同通信》

【びわ湖毎日マラソン】

第54回びわ湖毎日マラソンは7日、大津市皇子山陸上競技場を発着点とする42.195キロのコースで行われ、1995年世界選手権覇者のマルティン・フィス(スペイン)が2時間8分50秒で2年ぶり2度目の優勝を果たした。

2位は初マラソンの藤田敦史(駒大)で2時間10分7秒。藤田は瀬古利彦(現エスビー食品監督)が早大時代にマークした学生最高記録を20年ぶりに上回った。《共同通信》

【中国・唐家璇外相】台湾に軍事行動も

中国の唐家璇外相は7日、北京の人民大会堂で、外交政策をめぐる内外記者会見を開き、日米が共同研究に合意した戦域ミサイル防衛(TMD)構想に台湾が参加した場合、「中国政府は当然、しかるべき強い反応をする」と述べ、軍事行動の可能性を否定しなかった。台湾記者が台湾参加の場合に軍事行動を取るかと質問したことについて答えた。

唐外相はTMD構想は「21世紀の世界と地域の戦略バランスに非常に悪い影響をもたらす」と強く批判、「たいへん憂慮している」と表明した。《共同通信》

【スタンリー・キューブリックさん】死去

SF映画「2001年宇宙の旅」など前衛的な映像で時代を先取りした米映画監督のスタンリー・キューブリック氏が7日、ロンドン北方のセントオルバンズ近くの自宅で死去した。70歳だった。死因は明らかにされていない。

1928年ニューヨーク生まれ。幼いころから写真に熱中。高校卒業後、米写真誌ルックのカメラマンとして働いた。50年代に映画製作に転じ、カーク・ダグラス主演の「スパルタカス」や、ナボコフの小説「ロリータ」を映画化。

最先端を行く映画監督としての地位を確立したのは、冷戦下での核戦争偶発を戯画化した「博士の異常な愛情」(64年)、宇宙船のコンピューターが反乱を起こす「2001年宇宙の旅」(68年)、暴力的な青年を洗脳する刑務所の近未来を描いた「時計じかけのオレンジ」(71年)のSF三部作だった。《共同通信》



3月7日 その日のできごと(何の日)