1998 平成10年11月11日(水)

平成3595日目

1998/11/11

【自民党】自由党に連立を要請

自民党は11日の自由党との幹事長会談で、連立政権への参加を正式に要請、その後の両党の政策協議で消費税率引き下げを除き、日米防衛協力の新指針関連法案の早期成立など基本政策について大筋合意した。

焦点の消費税については16日の小渕恵三首相と小沢一郎党首の党首会談で決着を図ることになった。これにより11月末の臨時国会召集前の「自自連立政権」樹立を目指す動きは大詰めを迎えた。

同日の幹事長会談で、自民党の森喜朗幹事長は野田毅自由党幹事長に対し「連立で助けてほしい」と、明確に政権参加を要請した。

野田氏は「数合わせはよくない」と即答を避けたが、連立政権に向けた包括的な政策協議を行うことで一致。これを受け、両党は同日午後、政策責任者レベルの会合を開き、幅広い政策分野で基本合意した。《共同通信》




【神戸地裁】離婚原因は執拗な嫁いびり、元夫の両親に賠償命令

結婚生活が破たんしたのは夫(35)の両親の執拗な嫌がらせが原因として妻(29)=神戸市在住=が夫の両親に慰謝料800万円の損害賠償を求めた訴訟で、神戸地裁は11日までに「夫婦で同居して平穏な生活を送るという、妻の地位を侵害したことは明らか」として、両親側に240万円の支払いを命じた。

判決によると、夫の両親は乗り気でなかったが、2人が強く希望したことで1995年2月に結婚。新婚旅行から帰ってきた直後、両親が大阪府市内の新居を訪れ妻に対し「実家に帰りなさい。一緒に住んだら大変なことになる」などと強く迫り、無理やり車に乗せて実家に送り返した。

その後も96年10月までの間、週末などにたびたび家に押しかけ、怒鳴り散らしたり夫を木刀で追いかけ回して離婚届の作成を強要、同居を妨害した。住所を告げずに2回引っ越ししたが、その都度車で追跡するなどして新居を突き止められ、結局97年7月までに2人の結婚生活は実質的に破たんした。《共同通信》

【淀川長治さん】死去

テレビの映画解説などでお茶の間に親しまれた映画評論家の淀川長治氏が11日午後8時7分、心不全のため東京都文京区内の病院で死去した。89歳。神戸市出身。

幼い頃から映画を見始め、旧制中学を卒業後、映画会社宣伝部などを経て映画評論家になった。テレビの洋画劇場の解説を担当、作品の魅力を分かりやすく伝え、テレビの映画批評のジャンルを開拓。また「すごかったですね」「サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ」など独特の語り口で人気を得た。《共同通信》

11月11日/のできごと