平成3537日目

1998/09/14

この日のできごと(何の日)

【マリナーズ・鈴木誠投手】メジャー初白星

鈴木が日本として7人目の大リーグ勝利投手に−。米大リーグ、マリナーズの鈴木誠投手が14日(日本時間15日)、ミネアポリスでのツインズ戦で七回途中降板ながら3失点の力投。味方の援護もあって先発3試合目での勝利をつかんだ。

高校中退で単身渡米して7年目の1勝は、来季以降の活躍も大いに期待させる内容でもあった。

ヒューストンでのアストロズ戦に先発のメッツ、吉井理人投手は一回にいきなり4失点し、その後、立ち直ったが、勝利はつかめなかった。エンゼルスの長谷川滋利投手はデビルレイズ戦の救援で8勝目を挙げた。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

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【大相撲秋場所】2日目

大相撲秋場所2日目(14日・両国国技館)横綱曙に早くも土がついた。立ち運れた曙は小結出島の速攻になすすべなく押し出された。貴乃花と若乃花の両横綱は苦戦しながらも白星を重ねた。貴乃花は左を差して頭をつけた栃東の攻めに危なかったが、最後は右上手投げを決めた。若乃花は突き、押しの激しい攻防の末、右下手投げで魁皇を転がした。大関武蔵丸は湊富士を寄り切り2連勝としたが、大関貴ノ浪は琴乃若に送り出され1勝1敗。《共同通信》

【政界談話室】

共産党の志位和夫書記局長は14日の記者会見で、同党が連立政権に参加する際に、日米安保条約廃棄の凍結と天皇制容認の姿勢を打ち出したことについて「歓迎の声がいろいろ広い層から寄せられていると、常任幹事会で紹介があった」と満面の笑み。「非常に現実的な総選挙後の一つの可能性」と現実性を強調する一方、「党の基本的な政権構想を追求しつつ、当面の政局打開としての『暫定連合政権』を目指す二重の取り組みだ」との言い訳も忘れなかった。他の野党からは「どこまで本気なのか」と疑問視する声も。《共同通信》

【米政府】北朝鮮ミサイル「人工衛星の失敗」

米国防省のルービン報道官は14日、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)が先月末に行った「ミサイル発射」について「人工衛星の打ち上げを意図したものだったが、軌道に乗せることには失敗したとの結論に達した」と述べた。

報道官は衛星打ち上げという目的にもかかわらず「今回、北朝鮮は弾頭を長距離に飛ばす能力があることを示した。近隣諸国への脅威だ」と強い懸念を示した。また、ワシントンで同日開かれた日米韓の局長級協議で、米側は同様の結論を伝えた。

米は北朝鮮の実験直後にテポドン1号のミサイル発射実験との情報を流し、北朝鮮が人工衛星と反論していたが、これで一応最終結論が出た。《共同通信》

【小渕恵三首相】工場制限法緩和を指示

小渕恵三首相は14日、与謝野馨通産相と柳沢伯夫国土庁長官を官邸に招き、首都圏や近畿圏での工場の建設を規制している工場等規制法について、中小企業の事業活動に支障がでないよう法の適用を緩和するよう指示した。

同法は大都市圏への人口集中を防止するため、指定地域内で工場や大学を新増設することを原則禁止している。このため国土審議会(首相の諮問機関)で来年春までに法改正を含めた抜本見直しを検討中だが、今回の首相の指示は法改正を待たずに、政令で埼玉県川口市や東京都大田区のような中小企業集中地域を指定から外すことや、適用外の業種を増やすことを念頭に置いたものとみられる。

ただ、同法の大幅改正や適用条件の緩和については、地方選出の国会議員などから地方の工場誘致が進まなくなるとの声も多く、政府・与党内の調整が難航する可能性もある。《共同通信》

【楊尚昆氏】死去

新華社電によると、楊尚昆・前中国国家主席が14日午前1時17分、北京市内で病気のため死去した。91歳だった。楊氏は1993年に国家主席職を江沢民氏に譲って以降、すべての公職から引退しており、最長老だが、死去の政治的影響は小さいとみられる。

新華社は同日、共産党中央委員会、国務院(内閣)などの連名による布告を配信、「楊尚昆同志は、社会主義革命と建設事業に不滅の勲功を打ち立てた」などと功績をたたえた。

楊氏は、89年の天安門事件に至る学生運動の際に、国家主席、中央軍事委副主席を務めており、学生らの攻撃対象の一人となった。布告は、同事件に関して楊前主席が「他の指導者とともに89年の『政治風波』を処理し、国家の独立、安定を守った」とした。《共同通信》



9月14日 その日のできごと(何の日)