平成3465日目

1998/07/04

【火星探査機のぞみ】打ち上げ成功

文部省宇宙科学研究所は4日午前3時12分、日本初の火星探査機を鹿児島県内之浦町の宇宙研・鹿児島宇宙空間観測所から大型ロケットM5で打ち上げた。宇宙研は探査機を「のぞみ」と命名した。

探査機はまず地球と月を周回する細長いだ円軌道に乗り、12月にこの軌道を離脱して火星に向かう。来年10月に火星周回軌道に達する計画。

地球の兄弟惑星とも言われる火星への探査機打ち上げは米国とロシアに続き3カ国目。日本は本格的な惑星探査に大きな一歩を踏み出した。

四段式の固体燃料ロケットM5は打ち上げ1分15秒後に一段目を分離。約3分半後には二段目も切り離し、5分21秒後に高度約190キロで三段目が燃焼を終えた。

この後、四段目が点火し、打ち上げから約23分半で探査機を分離。米航空宇宙局(NASA)からのデータによると、探査機は地球に最も近い所で約340キロ、遠い所で約58万キロのだ円軌道に乗ったと推定される。《共同通信》



【テニス・ウィンブルドン選手権女子単】ヤナ・ノボトナ選手、初優勝

Embed from Getty Images

テニスのウィンブルドン選手権第12日は4日、オールイングランド・クラブで女子シングルス決勝を行い、第3シードのヤナ・ノボトナ(チェコ)が、第16シードのナタリー・トージア(フランス)を6−4、7−6で下し、2年連続3度目の決勝進出で初優勝、優勝賞金39万1500ポンド(約9300万円)を獲得した。《共同通信》

【中日・川上憲伸投手】プロ初完封勝利

巨人0−2中日◇4日◇ナゴヤドーム

川上は切れのある速球にフォーク、スローカーブと緩急を大胆に使って5安打、9奪三振で新人の完封一番乗り。5連勝で7勝目を挙げ、中日は3連勝。《共同通信》

【東京電機大・藤中正治教授】電気自動車の無給電走行記録更新

実用型の電気自動車で、一気に東京から滋賀県まで約460キロを走行する実験に、東京電機大の藤中正治教授(電子工学)らが4日、初めて成功した。今年3月に藤中教授が達成した東京ー名古屋間約330キロを更新する新記録。

途中の給電なしで走れる距離は、通常の電気自動車で200キロがせいぜい。それを大きく上回り、性能面でガソリン車に匹敵し得ることを示して、クリーンな電気自動車の開発史に一ページをしるした。《共同通信》

【米・オルブライト国務長官】橋本首相、小渕外相と会談

オルブライト米国務長官は4日、橋本龍太郎首相、小渕恵三外相と首相官邸、外務省飯倉公館でそれぞれ会談した。国務長官は小渕外相との共同記者会見で、政府が打ち出したブリッジバンク(つなぎ銀行)を柱とした金融再生トータルプランについて「決定に意を強くしている」と評価する一方、「速やかに一体として実施することを期待する。持続的財政措置の実施で民間経済の回復が肝要だ」と指摘した。《共同通信》



7月4日のできごと