平成3430日目

1998/05/30

【社民党】与党離脱を正式決定

社民党は30日の両院議員総会で、橋本政権の与党からの離脱を正式決定し、都道府県代表者会議に報告、了承を得た。この後、土井たか子党首は記者会見し、参院選後に自民党から与党復帰を要請された場合の対応について「今は考えていない。選挙結果で動く話だ」と述べ、全面否定せず今後に含みを残した。

土井氏はまた代表者会議で、他の野党との関係について「安易な野党共闘にくみしない」と強調した。

自民、社民、さきがけの3党は6月1日に党首会談を開き、閣外協力関係の解消を確認する運びで、村山内閣以来の与党3党体制は約4年で幕を閉じる。

ただ社民党は党声明で「残された会期、提出した法案と政策決定に責任を果たす」としており、野党の内閣不信任決議案には同調せず、平成10年度補正予算案などにも賛成する方針を表明。与党離脱は終盤国会の波乱要因には直結しないとみられる。さきがけも国会会期末までは与党と同様の行動をとる。

自民党は政権基盤を安定させるため、7月の参院選で単独過半数を確保する69議席を目指す一方、社さ両党や新党平和、公明などどの政策部分連合を模索する方針だ。《共同通信》



【パキスタン】2度目の地下核実験実施

パキスタン政府は30日、2度目の地下核実験を実施したと発表した。同政府筋によると、短距離地対地ミサイルに搭載する核装置の爆発実験が行われ、アハマド外務次官は同国の「一連の核実験は終了した」と述べた。

同次官は「インドとの戦略バランスを取り戻すための最小限の対応で、核軍拡競争に入るつもりはない」と言明、カシミール問題や安保問題でインドと直ちに対話に入る用意があると表明した。

インドも核実験「停止」の継続を確認、パキスタンに核先制不使用協定締結を呼び掛けた。《共同通信》

【大相撲・佐ノ山親方(小錦)】引退相撲

大相撲史上初の外国出身大関となり、昨年九州場所限りで引退して年寄「佐ノ山」を襲名した小錦(34)=本名塩田八十吉、米ハワイ州出身、高砂部屋=の引退相撲が30日、東京・両国国技館で行われた。

ハワイ独特のセレモニーもとり入れた断髪式では、兄弟子で、自分をスカウトした東関親方(元関脇高見山)や歌手の森進一さんら約320人がはさみを入れた。父ラトアさんの時には、小錦の目に涙があふれた。最後に師匠の高砂親方(元小結富士錦)が大銀杏を切り落とした。

この日は大入り袋も配られたほどの盛況。整髪を済ませた新・佐ノ山親方は再び土俵に立ち「15年間、いろいろな思い出があった。人間は一人では生きられない。自分の奥さん(寿美歌夫人)に一番ありがとうと言いたい」とあいさつした。

小錦は昭和57(1982)年名古屋場所初土俵。ひざなどの故障に悩まされたが、体重200キロを超す体を生かしたパワフルな取り口で同62(87)年夏場所後、大関に昇進した。優勝3回。平成5(93)年九州場所限りで大関から転落しても人気は衰えず、引退後はCMにも出演している。《共同通信》

【体操W杯鯖江大会】第1日

8年ぶりに復活した体操のワールドカップ(W杯)決勝鯖江大会第1日は30日、サンドーム福井で男女種目別の計5種目を行い、男子の床運動で新鋭の米田功(順大)が、つり輪でベテランの栗原茂(大和銀行)がそれぞれ銅メダルを獲得した。

床運動は李小鵬(中国)が9.425点で制し、つり輪はシルベスター・チョラニー(ハンガリー)が9.650点で勝った。あん馬は4月の欧州選手権で優勝したエリック・プジャド(フランス)ら3選手が9.637点で優勝を分け、日本期待の笠松昭宏(日体大)は5位だった。

女子の段違い平行棒は畢文静(中国)が9.887の高得点で、世界チャンピオンのスベトラーナ・ホルキナ(ロシア)を破って優勝。川井亜希子(京都ジャンピングク)は4位と健闘した。跳馬はシモナ・アマナール(ルーマニア)が貫禄勝ちした。

今大会は予選を勝ち抜いた世界のスペシャリストに加え、開催国の日本から各種目に1人が出場。賞金総額は13万5000スイスフラン(約1300万円)となっている。《共同通信》



5月30日のできごと