平成3360日目
1998/03/21
この日のできごと(何の日)
【九州新幹線】船小屋－新八代が着工
九州新幹線鹿児島ルート船小屋(福岡県筑後市)−新八代(熊本県八代市)間の起工式が21日午後、筑後市の水洗小学校で開かれた。昭和48年の整備計画決定から26年目の工事着工となり、約20年の工事期間が予定されている。式典には藤井孝男運輸相、田中浩二JR九州社長や福岡、熊本両県知事ら約500人が出席した。
船小屋−新八代間は85.5キロ。現在工事中の八代−西鹿児島間と同様に、新幹線の路盤に在来線の特急を走らせるスーパー特急方式(最高時速200キロ)を採用し、将来のフル規格整備も可能である。運輸省が新規着工を認可した整備新幹線3線3区間のうち、東北新幹線八戸−新青森、北陸新幹線長野−上越も28日に起工式が行われる。《共同通信》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
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【明石海峡大橋】8万人が橋上を歩く
4月5日に開通する明石海峡大橋の完成を祝う橋上イベントが21日、9日間の日程で始まった。開会式に続く「ブリッジウオーク」では全国から集った8万人が橋上を歩き、海面から97メートルの高さからの眺めを楽しんだ。《共同通信》
【大相撲春場所】14日目
大相撲春場所14日目(21日・大阪府立体育会館)1敗の大関若乃花と2敗の横綱曙がともに勝ち、優勝決定は千秋楽に持ち越した。若乃花は土俵際で大関武蔵丸を引き落とし、横綱曙は大関貴ノ浪を押し出した。千秋楽は若乃花が小結琴錦に勝てば、7場所ぶり4度目の優勝が決まる。敗れた場合は、曙が武蔵丸に負ければ若乃花の優勝、勝てば両者の優勝決定戦。曙が優勝すると5場所ぶり10度目となる。小結魁皇は勝ち越したが、琴錦は負け越した。十両は単独トップの闘牙が負け、3敗の久島海と並んだ。《共同通信》
【 Jリーグ】6年目のシーズンが開幕
新加入のコンサドーレ札幌を加えた18チームで6年目のシーズンが開幕。昨季の年度王者、ジュビロ磐田はルーキー高原のゴールなどで、京都サンガを2-0で下し、2年連続制覇へ好スタートを切った。昨季第一ステージ優勝の鹿島アントラーズは4-2でアビスパ福岡に逆転勝ち。清水エスパルスと対戦した札幌は、1-4と逆転負けして初戦を飾れなかった。
約5万2000人が入った横浜国際総合競技場で対戦した横浜フリューゲルスは横浜マリノスにVゴール勝ち。ベルマーレ平塚は日本代表の中田の勝ち越し点などでヴェルディ川崎に4-1と快勝し、浦和レッズ、サンフレッチェ広島、ヴィッセル神戸も白星スタートを切った。《共同通信》
【小渕恵三外相】韓国外相と会談
小渕恵三外相は21日午後、韓国を訪問して朴定洙外交通商相と会談、中断している日韓両国間の新漁業協定締結交渉を4月中にも再開することで合意。外交通商相は「韓国側も交渉前進のために誠意ある対応をする考えなので、日本も柔軟な対応をしてもらいたい」と要請した。
両外相は政治・安保対話を拡大するため外務、防衛当局間の事務レベルによる初の政策協議を早期開催することで一致した。
これに先立ち、外相は金大中大統領と会談。大統領は「日本が過去を清算し、韓国は日本を正しく評価しなければならない」と強調、未来志向の日韓関係構築に強い意欲を表明した。《共同通信》
【カンボジア】ラナリット氏に恩赦
北京に滞在中のシアヌーク・カンボジア国王は21日深夜、反政府ゲリラ組織ポル・ポト派と協力した罪などで有罪判決を受けた子息のラナリット前第一首相に、すべての罪について恩赦を与える書類に署名、恩赦は憲法の規定で即日発効した。プノンペーーンの王宮事務所高官が明らかにした。
ラナリット氏への恩赦で、国際社会が求める同氏の帰国と7月の総選挙参加への道が大きく開かれた。
今後は、日本が示したカンボジア情勢正常化のための4項目提案に挙げられた、政府軍とラナリット派部隊による停戦の完全合意と、ラナリット氏の帰国後の安全保証が焦点となる。
国王は同日、ラナリット氏に恩赦を与えることはできないと表明したとも受け取れる書簡を送ったが、フン・セン第二首相から5000万ドル(約65億円)を超す損害賠償支払いを含むすべての罪について恩赦を与えるよう要請する書簡が届き、恩赦付与を決断したとみられる。
ラナリット氏が党首を務める民族統一戦線の幹部によると、バンコクに滞在中のラナリット氏は今月末までに帰国、選挙準備を始める意向。《共同通信》
