平成3247日目

1997/11/28

【公明】新進党への合流を見送り

旧公明党の参院、地方議員で組織する「公明」(藤井富雄代表)は28日、来年改選となる参院議員の新進党への合流を見送り、来年夏の参院比例代表選挙を独自で戦う方針を固めた。党大会に代わる中央委員会を来月10日をめどに開催、正式に決定する。

8月に新進党の小沢一郎党首の要請に応じて先行合流させた選挙区選出議員3人の公認発表遅れへの不満に加え、低迷が続く新進党の現状では参院選は戦えないとの声が強まったためだ。今年2月の大会では参院議員11人(比例5人、選挙区6人)の合流方針を決定していた。地方議員を含む公明全体の合流見直しも確認する見通し。

28日の常任幹事会では「参院比例選は公明単独で戦うのが当然だ」との意見が大勢を占めたほか、残る選挙区選出議員3人の合流見直しや、先行合流した3人の復党を求める意見も出た。しかし、いったん合流した議員の復党は困難との見方もあり、選挙区選出議員の扱いは中央委員会に向けてさらに論議する。

藤井代表は幹事会後、記者団に対し、合流方針見直しについて「正式に決定する段階に来ている」と説明。ただ「新進党と決別するのではない。衆院の(選挙協力)関係は残っている」と述べた。小沢氏にも、こうした方針は既に伝えられているという。

公明の支持母体である創価学会は新進党にとっても最大の支持基盤であり、新進党側には、公明の合流が見送られれば「夏の参院選で東京都議選並みの惨敗を喫しかねない」(幹部)との懸念が出ている。公明の「小沢離れ」の動きが表面化したことで、来月の新進党党首選にも微妙な影響を与えそうだ。《共同通信》



【三菱・RVR】フルモデルチェンジ


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【財政改革法】成立

赤字国債発行をゼロとするため、主要歳出ごとに抑制の数値を定め、財政の立て直しを図る財政構造改革法案が28日、参院本会議で自民、社民、さきがけなどの賛成多数で可決、成立した。橋本内閣が今国会の最重要法案と位置付けた同法案は、政府の目指した11月中の成立を実現、財政改革は具体的に動き出す。《共同通信》

【橋本龍太郎首相】三塚博蔵相と協議

橋本首相は28日夜、首相公邸で三塚蔵相と、金融不安への対応や景気対策などについて1時間余り協議した。三塚蔵相によると(1)預金者保護のために、公的支援を含めて早急に具体案を得るよう、一週間前に事務方にあらゆる選択肢の点検を指示した(2)財政構造改革法の下で、経済、金融情勢について最善の予算編成、税制改正を行いたい–と首相に報告。これに対し、首相は「万全を尽くしてほしい」と述べ、蔵相の方針を了承した。

会談に先立ち、首相は公邸で記者団に、「財政構造改革法が成立したのはありがたい。その基本方針は変えるつもりはない」との見解を示した。《読売新聞》

【政界談話室】

○・・・小里貞利総務庁長官は28日、地元鹿児島県の種子島宇宙センターからのH2ロケット打ち上げが成功したことについて「感無量だった」。行政改革会議の省庁再編案策定をめぐり与党側の意見調整に当たってきただけに、ロケット打ち上げと重ね合わせ「(行革を)打ち上げるのは簡単だが、まとめて上げて軌道に乗せるのは容易ではない」とも。行革会議はいよいよ来月3日が最終報告の決定日。いったん軌道に乗った衛星も時には軌道を外れる。周囲には「まだまだ気が抜けない」。

○・・・中野寛成新進党国対委員長はこの日、衆院予算委での石油卸商・泉井純一被告の証人喚問を受けた民主、太陽両党との国対委員長会談で冒頭、「山崎拓(自民党政調会長)の名前も引き出せた」と成果に満足げ。民主党の岩田順介氏が「泉井氏はあっけらかんとした人だ」と言えば、うなずいて「正直な人だ」と称賛。揚げ句は「(泉井氏の家が)私の家から歩いて5分とは知らなかった。私のとこには何も持ってこなかったな」。新進党では最近話題になるのは、分裂含みの党首選ばかり。自民党攻撃の糸口をつけた泉井氏は恩人?《共同通信》



11月28日のできごと