平成3140日目

1997/08/13

この日のできごと(何の日)

【大阪市】2008年五輪国内候補地に

大阪市と横浜市が招致に名乗りを上げた2008年夏季五輪の国内立候補都市争いで、日本オリンピック委員会(JOC)は13日、東京都渋谷区の国立オリンピック記念青少年総合センターで開いた選定委員会の投票で、大阪市を立候補都市に選んだ。

投票前の選定会議では、両市が最後のプレゼンテーション(招致演説)。その後、選定委員会に移り、49人の委員による無記名投票(欠席者は不在者投票)で大阪市が過半数の票を獲得した。大阪市は、市内に大半の競技会場を配置するコンパクト開催案で、招致合戦序盤からリードし、投票でも予想通りの得票。横浜市は、1都7県に競技会場を分散させた広域開催案が支持されなかった。

大阪市は、1964(昭和39)年の東京五輪以来、日本では2度目となる夏季五輪の招致を目指し、今後は国際招致合戦を展開する。2008年夏季五輪開催地は、2002年の国際オリンピック委員会(IOC)総会で決まる。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。

外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

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【福岡県柳川市】駐在所の警官、刺され死亡

13日午後0時40分ごろ、福岡県柳川市吉富町の西宮永駐在所で、同駐在所勤務のA巡査長(42)が刺され、血まみれで倒れているのを近くの住民が見つけ、110番した。A巡査長は左胸に包丁が刺さっており、出血多量ですでに死亡していた。同巡査長のけん銃、無線機は奪われていなかった。

柳川署の調べでは、同日午前11時15分ごろ、近所の人が、駐在所から北の方向に自転車で逃げて行く30歳ぐらいの男を目撃。県警は男が同巡査長を刺した殺人事件と断定し、同日午後、同署内に捜査本部を設置、行方を追っている。

同署や現場に駆け付けた消防の救急隊員によると駐在所に入ったところに事務机があり、A巡査長は机の後ろに、体が右側にねじれた状態でうつぶせ加減に倒れていた。現場から逃げるのを目撃された男は身長約160センチ、小太りで丸顔、短髪。黄色の半そでシャツ、白っぽいズボンをはいていたという。《共同通信》

【第79回全国高校野球選手権】第6日

第79回全国高校野球選手権第6日は13日、甲子園球場で2回戦を行い、智弁和歌山(和歌山)智弁学園(奈良)大分商(大分)前橋工(群馬)が3回戦に進出した。智弁和歌山は、初出場の日本文理(新潟)に5点のリードを許したが、二回に逆転。その後は一方的に打ちまくり、19−6で勝った。21安打、19得点はいずれも今大会最多。智弁学園は四回の高畑、庄田の連続本塁打など、17安打を放ち、酒田南(山形)に12−3で大勝した。昨夏ベスト4の前橋工は北川、大須賀の本塁打など14安打で丸亀城西(香川)を8−4で下した。大分商は2年生エースの安達が桑名西(三重)を完封、4−0で快勝した。《共同通信》

【サッカー国際親善試合】日本0−3ブラジル

サッカーの国際親善試合、日本−ブラジルは13日、大阪・長居陸上競技場に満員の4万5000人の観衆を集めて行われ、日本は0−3で敗れた。日本は国際Aマッチで、ブラジルとの対戦はこれで4戦全敗、加茂監督就任以降の通算成績は24勝7分け13敗となった。

日本は前半、世界王者ブラジルの攻撃力を意識しすぎて消極的。20分にはすきを突かれ、フラビオコンセイソンに先制された。

後半の立ち上がりに攻勢をかけた日本は、逆に12分、18分に続けて失点。その後、中田(平塚)を軸に好機もつくったが、得点に結びつかなかった。

日本は9月上旬から始まるワールドカップ(W杯)フランス大会アジア最終予選に向けた最後の調整として、28日に埼玉・駒場スタジアムでJリーグ・ドリームマッチを戦う。《共同通信》

【自民党】加藤、森、小渕氏「党人事、首相一任を」

自民党の加藤幹事長と森総務会長、小渕・前副総裁の3氏が13日夜、長野県軽井沢町のホテルで、今後の政局の見通しなどをめぐって意見交換した。その結果、当面の最大の焦点である自民党総裁選後の党役員・閣僚人事について「総裁に決まった方が考えるのが筋で、今からとやかく言うべきではない」との観点から、無投票での総裁再選が確実視されている橋本首相に人事を一任すべきだとの考えで合意した。

さらに、「人事をめぐって内部で争うほど自民党の体力は回復していない」との認識でも一致し、当面は橋本首相の6つの改革を一致して支援していくことを申し合わせた。《読売新聞》

【中国】カンボジア新体制を認知

新華社電によると、シアヌーク国王と会談するため中国訪問中のカンボジアのフン・セン第二首相、イン・フォット新第一首相らは10日、河北省の避暑地北戴河で李鵬首相らと会談した。中国国営の同電はイン・フォット新第一首相を「首相」と紹介。ラナリット前第一首相を事実上追放したフン・セン第二首相を中心とするカンボジアの新体制を認知する姿勢を示した。この結果、新体制を批判しているシアヌーク国王の立場が難しくなりそうだ。

新華社電によると、李鵬首相は「内政問題はカンボジア人民自身で解決すべき」だと指摘。一方、「シアヌーク国王は国民の尊敬を受けているだけでなく、国外でも人望があり、国王の影響力を尊重することがカンボジア民族の利益に合致すると中国はみている」と述べた。《共同通信》

【ヤンキース・伊良部秀投手】3勝目

米大リーグ、ヤンキースの伊良部秀投手は13日(日本時間14日)、ニューヨークのヤンキースタジアムでのロイヤルズ戦に先発、六回途中に降板するまで6安打3失点と無難に乗り切り、大リーグ復帰初戦を3勝目(2敗)で飾った。奪三振は5だった。

伊良部はストレート主体の投球で一回は二番デーモンの四球以外は三者三振。その後も球を低めに集めて安定した投球を続けた。しかし球速の落ちた3点リードの五回にホルターの適時三塁打などで2失点。4−2の六回には先頭のデービスに中越え本塁打され、一死後、タイに四球を与えると、リードを保ったまま、メンドーサと交代した。ヤンキースは七回に一挙4点を奪ってロイヤルズを突き放し、9−3で快勝。次回は20日のアナハイムでのエンゼルス戦に先発の定。《共同通信》



8月13日 その日のできごと(何の日)