平成2857日目

平成8年11月3日(日)

1996/11/03

【競馬・第57回菊花賞】ダンスインザダークがV

競馬のクラシック最終戦、第57回菊花賞は3日、12万6000人が詰め掛けた京都競馬場の3000メートル芝コースに四歳牝馬17頭が出走して争われ、ダービー2着馬で一番人気のダンスインザダーク(武豊騎乗)が差し切って3分5秒1で勝ち、賞金1億1200万円を獲得した。武騎手は年間重賞最多勝記録を「15」に伸ばすとともに、岡部幸雄騎手と並んでいた通算G1最多勝記録を「21」に更新した。《共同通信》



【ゴルフ・平瀬真由美選手】米ツアー初V

東レ・ジャパンクイーンズ最終日(3日・茨城県利根GC=6064ヤード、パー72)平瀬真由美がローラ・デービス(英国)をプレーオフで下して米女子ツアー初優勝を飾り、賞金11万2500ドル(約1270万円)を獲得した。日本選手による同ツアーの優勝は、樋口久子、岡本綾子、小林浩美に次いで4人目。この大会は日米のツアーを兼ねるが、米女子ツアーの出場枠でエントリーした選手の優勝に限り、米女子ツアーの1勝とされる。

今季から米女子ツアー本格挑戦の平瀬と、全米女子プロの勝者デービースは、通算4アンダー、212で並んだ。プレーオフの3ホール目に、デービスがボギーをたたき、平瀬はパーで決着がついた。1打差の3位は小林浩美だった。《共同通信》

【第28回全日本大学駅伝】神奈川大が初優勝

第28回全日本大学駅伝対校選手権は3日、名古屋市の熱田神宮から伊勢市の伊勢神宮までの8区間、106.8キロのコース24チームが参加して行われ、神奈川大が5時間22分40秒で初優勝した。

神奈川大は8選手全員が安定した走力を発揮。3区から京産大とのマッチレースの様相となり、6区で高島が抜け出した。7区の小松でさらに差を広げ、8区で2位に上がった山梨学院大に1分29秒差で快勝した。神奈川大は4区間で区間最高を記録し、大会出場3度目での栄冠獲得。

5連覇を狙った早大は1区で18位と大きく出遅れ、アンカー小林の区間最高記録などで4位までばん回するのがやっと。昨年2位の中大も9位に終わった。《共同通信》

【日米野球】第3戦

大リーグ選抜チームを招いての日米野球第3戦は3日夜、東京ドームで行われ、全米がセ・リーグ選抜を4−2で下し、通算成績を2勝1敗とした。

二回、失策の間に先制した全米は三回に1点を追加。四回にはC・リプケン(オリオールズ)が左翼席に運び、七回にはフィンリー(パドレス)が本塁打した。先発のレイノルズ(アストロズ)は五回途中まで0点に抑え、最後はパーシバル(エンゼルス)が締めた。セ・リーグ選抜は終盤、松井(巨人)の本塁打などで反撃したが届かなかった。

第4戦は4日午後1時から、西武球場で全米がヘントゲン(ブルージェイズ)、全日本が西口(西武)の先発で行われる。《共同通信》

【橋本龍太郎首相】「憲法はもっとオープンで自然体な議論を望んでいる」

橋本龍太郎首相は3日、憲法が交付されて50年になることに関連し「僕は私学振興を妨げているという点で、憲法を見直した方がいいと思う」と述べ、憲法89条の規定が私学振興への公金支出に支障となっており、改正が必要との考えを明らかにした。首相はさらに憲法9条に触れ「(マスコミは)すぐに9条の話にわい小化、収れんさせてしまうが、憲法はもっとオープンで自然体な議論を望んでいると思う」と述べ、9条の問題だけにとらわれずに、憲法について幅広く、自由に話し合うことが必要だとの認識を示した。《共同通信》

【鳩山由紀夫氏、菅直人氏】学園祭で売れっ子

民主党の「二枚看板」の鳩山由紀夫、菅直人両代表が3日、それぞれ都内の大学の学園祭で講演し、政治離れが指摘される若者相手に民主党の存在意義をアピールした。

この日、鳩山氏は上智大を、菅氏は聖路加看護大と明治学院大を訪問した。菅氏は学園祭シーズンに入った先月末から既に2大学で講演しており、鳩山氏も今月中にあと3大学から招かれている“売れっ子”。

鳩山氏は講演で「某大政党は業界団体の締め付けを行っている」と暗に衆院選での自民党の姿勢を批判。「菅氏が厚相を辞めないのは(選挙中に)厚生省が影響力を行使しないようにするため。他の人が大臣だったら役所を通じて(業界に)力を掛ける」といった際どい話も披露し、民主党の立場を訴えた。

菅氏も「多くの若い人は、自分一人でやっても何も変わりはしないと思っているが、行動することが何かを変えるスタートになる」と、檄を飛ばしていた。《共同通信》



11月3日のできごと