平成2744日目

平成8年7月13日(土)

1996/07/13

【大阪府堺市】33小学校で318人食中毒

大阪府堺市内の小学校33校の児童318人が、13日夜までに下痢や血便などの食中毒の症状を訴えて病院で治療を受け、40人が入院、うち1人が重症となった。堺市は対策本部を設置、症状などから病原性大腸菌「O-157」の疑いもあるとみて、市立衛生研究所で調べている。また、被害の状況から「学校給食が原因の可能性が高い」として、給食の中止を決め、感染ルートの解明を急いでいる。

13日午前10時ごろ、市立堺病院(堺市宿院町西)から同市環境衛生課に「小学生10人が下痢などの食中毒らしい症状を訴え、診察を受けた」と連絡があった。同課で調べたところ、12日朝から13日にかけ、24の医療機関で同様の症状で手当てを受けた児童が相次いでいた。

同市の学校給食は全92小学校(養護学校を含む)を6地区に分けて、2地区ごとに同じ献立を、各校で調理している。6地区のうち、西地区(14校)だけは、発症者がなかった。

給食の材料は、複数の業者が配送専門の運輸業者の倉庫にいったん持ち寄り、この運輸業者が毎朝、トラック7台で各校を巡回して配る。牛乳や卵など一部食品は食材業者が直接配送する場合もある。

堺市の小学校は隔週の連休で、13,14日は休み。同市は「献立の異なる学校で発症しており、感染ルートの特定が難しい。有症者はさらに増える可能性もある」として、15日以降、今学期中の給食を全小学校で中止することを決めた。

押田訓英・堺市衛生部理事は「O−157」と、血便などの症状は似ているが、まだ菌は特定できてはいない。今後、飲み水やピールなど給食以外にも広げて調べる必要がある」としている。

堺市ではこれまでに幼児3人の「O-157」感染が見つかっている。《読売新聞》



【大相撲名古屋場所】7日目

大相撲名古屋場所7日目(13日・愛知県体育館)大関貴ノ浪が7戦全勝で単独トップに立った。両横綱は1敗を守った。大関武蔵丸は大至の寄りに屈し2連敗。大関若乃花は琴錦に寄り切られて4敗目となった。

関脇魁皇は貴闘力のはたき込みに敗れ2敗目。3連敗の武双山とともに今場所での大関昇進が絶望的となった。平幕肥後ノ海は初黒星。全勝の貴ノ浪を1敗で追うのは貴乃花、曙、琴錦、肥後ノ海の4人。《共同通信》

【新党さきがけ・武村正義代表】「新党」9月末には決断

中国訪問中の武村・新党さきがけ代表は13日午後、フフホト市内のホテルで同行記者団と懇談し、鳩山幹事長代理が進めている新党構想に関連して、「夏の終わりころまでにはその可否を見つめる。(夏とは)冷房がなくなるのは9月いっぱいで、暦では8月だ」と述べ、遅くとも9月末を新党旗揚げの決断のタイムリミットとする考えを明らかにした。

また、自らの姿勢を「基本的に前向き」とした上で、「鳩山さんの動きも含め、より幅広い魅力的な党に脱皮する状況が生まれるなら、皆で決断していく」と述べ、さきがけの所属議員が足並みをそろえて行動する考えを示した。

ただ、新党への参加については、「政治家一人ひとりが決断することで、組織ぐるみでどっと(参加する)というのは避けるべきだ」とし、鳩山氏の主張する個人参加形式に同調した。また、武村氏は「政策抜きのエモーショナル(感情的)な話になるのはよくない。(参加希望者の)過去や好き嫌いによる排除の論理はとるべきでない」と述べた。《読売新聞》

【橋本龍太郎首相】沖縄振興策に全力

橋本首相は13日、岡山市内のホテルで記者会見し、沖縄振興策について「92年に策定した第三次沖縄振興計画に必ずしもこだわらず、できるものがあるならより良いものを沖縄県のためにということは必要だ。今、党がさまざまな施策を検討しており、県側と具体的に煮詰まったものがあれば取り上げるべきだ」と述べ、自民党の沖縄県総合振興対策特別調査会を中心に積極的に取り組む考えを強調した。

また、腸管出血性大腸菌「O-157」による食中毒対策については、「伝染病予防法の対象疫病にはなっていない。厚生省が対象疫病の考えを整理して感染症対策全般を見直しており、その中で適切な対応をとっていきたい」と述べた。《読売新聞》



7月13日のできごと