平成2715日目
1996/06/14
この日のできごと(何の日)
【カル・リプケン内野手】2216試合連続出場
米大リーグ、オリオールズのカル・リプケン内野手(35)は14日、連続出場記録を2216試合に伸ばし、衣笠祥雄氏(元広島=野球解説者)が持つ2215試合の“世界記録”を抜いた。
同選手はカンザスシティのカウフマン・スタジアムで行われたロイヤルズ戦に「六番・遊撃手」で先発出場した。試合に先立って、衣笠氏がグラウンドに現れ、リプケンと握手。衣笠氏が投手、リプケンが捕手になって始球式を行った。《共同通信》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
情報量が少ない日は随時加筆中です。
引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。
外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)
古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。
【大阪弁護士会】横山昭二弁護士を除名
大阪弁護士会は14日、オウム真理教の教団代表松本智津夫被告(41)=教祖名麻原彰晃=の私選弁護人だった同会所属の横山昭二弁護士(68)が「依頼者の秘密を漏らしたことで弁護士への信頼を失墜させた」などとして除名とする懲戒処分にしたと発表した。《共同通信》
【新進党】橋本内閣不信任案提出を見送りへ
新進党の米沢隆幹事長ら執行部は14日午後、橋本内閣不信任決議案の提出を求めている中田宏氏ら若手議員十数人と国会内で会い「内閣不信任案が否決されることで与党を勢いづかせる。タイミングではない」と説明。今国会での提出を見送る方針を伝えた。《共同通信》
【衆院】首都移転改正法案を可決
衆院は14日の本会議で国会等移転法改正案を賛成多数で可決、参院に送った。今国会最終日の19日に参院本会議で可決、成立する見込み。採決では共産党と新社会党が反対したほか、新進党の細川護熙元首相、鳩山邦夫議員ら数人が採決の際、退席した。同改正案は首都機能移転先の候補地を選ぶための国会等移転審議会の設置が主な目的。
与党3党と新進党が共同で議員提出したもので、13日の国会等移転特別委員会では共産党以外の賛成多数で可決した。《共同通信》
【政界談話室】
○・・・橋本龍太郎首相は14日、国会内で梶山静六、古川貞二郎正副官房長官とひそひそ話。梶山、古川両氏は、そろって口を閉ざし、密談の中身について一切「ノーコメント」。国会終了後の政権戦略を練る重要会談か、と食い下がる記者団に首相は「家庭の話を何でいちいち言わなければならないの。目くじらを立てて言わされたら(内閣が)倒れるぞ」とけむに巻いた。最後は笑顔で「(夫婦の話を)報告させられたらたまらん」と受け流し、何かと取りざたされる梶山氏との「良好な関係」ぶりもちゃっかりPR。
○・・・新進党の中井洽衆院議運委筆頭理事はこの日の議運委理事会で、社民党有志が提出した中選挙区制に戻す公選法改正案の扱いについて「政党政治の現状では会派の承認がなければ受理されるべきではない。これは慣例だ」と突っぱね、20人を集めて新会派をつくるよう提案した。この話を記者会見で披露した中井氏は「もし会派をつくるなら第一社民党とでもしたらいい」ともアドバイス。さらに旧民社党出身の立場から「どうしても名前が必要なら、民社党という名前を貸してもいい」と冗談交じりに演説し、中選挙区回帰の動きをちゃかすことしきり。《共同通信》
【参院自民党】テレ朝見解に納得せず
村上正邦幹事長ら参院自民党幹部は14日午後、ビートたけしさんらがテレビ朝日の番組で参院無用論などを主張したことについて、同社の一杉丈夫・制作センター長らと2回目の話し合いをした。
テレビ朝日側は「個人を中傷したり、参議院を侮辱するなどの意図は毛頭ない」と文書で回答して理解を求めるとともに、問題の番組「TVタックル」に村上氏らが出演して議論するよう提案した。しかし、村上氏は納得せず、出演も断った。
村上氏はこれに先立つ記者会見でも重ねて同番組を批判し、さらに12日付の朝日新聞がコラムで、村上氏らの抗議に関連し「参院はまだ在ったんだ」と書いたことにも矛先を向けるなど、対立は波紋を広げそうだ。
テレビ朝日の見解表明は12日に自民党が「参院を侮辱している」などと抗議したのを受けたものの。文書では①多少辛らつ、粗野な発言があったにせよ、建設的な意見を表現する精神に貫かれている②参議院を侮辱する意図では決してなく、政治不信が広がり無関心層が増大する昨今、警鐘を鳴らそうとするものだ―などと説明している。《共同通信》