平成2338日目

平成7年6月3日(土)

1995/06/03

【オウム真理教・麻原彰晃容疑者】元幹部を実験台に

オウム真理教代表で教祖の麻原彰晃容疑者(40)らが平成元年、教団幹部だった女性(現在は脱会)を都内のアジトに呼び出し、当時開発中のヘッドギア(電極帽)をかぶせて電気を流した上、「ポアされたいか」などと話していたことが、3日までの千葉県警の調べで分かった。

ヘッドギアは、通電すると麻原容疑者と同様のめい想状態になるとして信者らが着用、在家信者の場合、1週間100万円で使用できるとされる。「ポア」は宗教用語で、教団内では「殺生」の意味でも使われる。 捜査当局は教団の資金源にしようと製作を進めていたヘッドギアの電圧の極限などを試すため、この女性を「実験台」にした可能性が高いとみて、ほかにも人体実験が行われていなかったか調べている。

調べでは、女性が呼び出された都内のアジトには、麻原容疑者のほか故村井秀夫氏=刺殺当時(36)=とK被告(40)がいた。村井氏は女性の頭にヘッドギアをかぶせ電圧を上げながら、麻原容疑者に「これ以上やるとポアしますよ」と話した。 麻原教祖は笑いながら、女性に冗談めかして「ボアされたいか」と話し掛け、女性が「まだ死にたくない」と答えると「お前は上の方に行く人間だからこの辺でやめよう」などと言ったという。

山梨県上九一色村のオウム真理教施設の捜査を続けている警視庁は3日午前、教団関連会社「マハーポーシャ」の倉庫や修行場がある「第12サティアン」を捜索した。

午前10時20分すぎ、警視庁捜査一課と鑑識課の捜査員計20人が建物に入り、約40分間、内部を捜索した。「第12」は1階が倉庫、2階が修行場だが、教団側は将来、1階にIC基板製造のための設備を造る予定という。《共同通信》



【新進党・羽田孜副党首】村山首相の退陣を要求

新進党の羽田副党首は3日午後、福岡市内で演説し、与党内で難航している戦後50年国会決議問題に関連して「村山首相はリーダーシップを発揮できない状況だ。一日も早く退陣してもらうことが日本を救う正しい選択につながる」と村山首相の早期退陣を訴えた。《共同通信》

【明石海峡大橋】巨大橋げたが堺港を出発

神戸市と淡路島を結ぶ世界最大のつり橋、明石海峡大橋(全長3910メートル)に初めて取り付けられる橋げたの大ブロックが3日、クレーン船につり上げられて大阪・堺港を出港した。

同日は兵庫・西宮沖で停泊、4日中に明石海峡に着き、海上の気象状況をみながら5日朝から橋脚への取り付け工事が始まる。工事は阪神大震災の影響などで予定より約1カ月遅れていた。《共同通信》

6月3日のできごと