平成2261日目

平成7年3月18日(土)

1995/03/18

【H2・3号機】打ち上げ成功

実用型衛星を2個積んで、国産大型ロケットH2の3号機が18日午後5時1分、宇宙開発事業団の種子島宇宙センターか(鹿児島県)吉信射点から打ち上げられた。

H2は約13分後に回収型実験衛星「宇宙実験・観測フリーフライヤ」(SFU)を、約28分後には次期静止気象衛星「GMS5」をそれぞれ分離。SFUを高度約330キロの地球周回軌道に、GMS5を静止軌道に向かう軌道に投入し、2つの本格的な衛星を異なる軌道に送り込むことにH2として初めて成功。同事業団はGMS5を「ひまわり5号」と命名した。

H2は今回の成功で、1号機の「基本性能」、2号機の「2トン級静止衛星の輸送能力」と合わせて、基本的な機能がすべて確かめられたことになり、実用化にまた一歩近づいた。《共同通信》



【東京都現代美術館】オープン

内外の現代美術作品約3500点を集めた国内最大級の「東京都現代美術館」が18日、江東区の都立木場公園内にオープン、記念式典が開かれた。

式典では、鈴木俊一都知事のあいさつや、遠山敦子文化庁長官らが祝辞を述べた後、関係者が戦後50年の現代美術の歴史をたどれるようにした常設展示室などでテープカット。地上3階、地下3階建て延べ約3万3500平方メートルで、総工費415億円をかけ、昨年秋に完成した。

目玉作品として、約6億円で購入した米国のポップアート作家ロイ・リキテンスタイン氏の「ヘアリボンの少女」などを展示。美術館開設のために約65億円で480点を購入し、昨年9月の都議会などで問題になった。

日本だけでなく海外を含めた現代美術の歴史を収蔵品でたどれるように体系的に収集したのが特徴。19日から一般公開する常設展示作品には「ヘアリボンの少女」のほか、アンディ・ウォーホル氏の「マリリン・モンロー」やイブ・クライン氏の「空気の建築 ANT-102」、鶴岡政男氏の「重い手」などがある。

このほか開設記念展として「日本の現代美術1985–1995」と題して写真家荒木経惟氏ら現代日本を代表する18人の作品も展示する。《共同通信》

【空知炭鉱】105年の歴史に幕

北海道歌志内市の空知炭鉱が18日、閉山、105年の歴史に幕を下ろした。

同日午前5時すぎ、最後の坑内員が出坑。坑内でのすべての作業を終え、午前8時すぎ繰り込み所で閉山式が行われた。従業員562人も全員が解雇される。

同炭鉱の閉山により、国内に残る炭鉱は北海道釧路市の太平洋炭鉱と福岡県の三井三池、長崎県の松島炭鉱の3鉱となった。

閉山式には約300人の坑内員が出席。坂東社長が「経営者として申し訳ない。おわびの言葉もない」とあいさつすると、涙を浮かべる坑内員も。町端幸雄労組委員長が「(親会社の)北炭に命を取られた。北炭の債務がなければ、生きていけた。腹立たしく悔しい。残る3鉱はヤマの仲間として閉山してほしくない」と訴えた。

閉山式後、関係者ら約20人が坑内に入り、別れの酒を斜坑の土にかけた。《共同通信》

【大相撲春場所】7日目

大相撲春場所7日目(18日・大阪府立体育会館)横綱貴乃花と大関武蔵丸に土がつき、全勝は横綱曙と大関若乃花の2人となった。貴乃花は平幕寺尾の引き落としにばったり前に落ちた。武蔵丸は押しで攻め切れず、関脇安芸乃島に送り出された。曙は危なげなく小錦を押し出し、大翔鳳を左上手投げで仕留めた若乃花とともに7連勝をマークした。1敗は貴乃花、武蔵丸と平幕貴闘力の3人。大関貴ノ浪は琴の若を寄り切り3勝目。十両は力桜と新十両の大飛翔が6勝1敗で並んだ。《共同通信》

【Jリーグ】3年目のキックオフ

Jリーグ・サントリーシリーズ第1節(18日・国立競技場ほか=7試合)柏レイソル、セレッソ大阪を新たに加えて開幕。前年度チャンピオンのヴェルディ川崎が、天皇杯全日本選手権覇者のベルマーレ平塚をPK戦の末制した。川崎は0−0から両軍9選手ずつが登場したPK戦を7−6で制した。

横浜マリノスは優勝候補に挙げられる鹿島アントラーズに延長の末、小村のVゴールで4−3で競り勝った。注目の新加入組は、ともに延長の末、C大阪がサンフレッチェ広島を1−0で下したが、柏は清水エスパルスに2−3で敗れ、明暗を分けた。横浜フリューゲルスは1−0で浦和レッズを退け、ジェフ市原も1−0でジュビロ磐田を破った。ガンバ大阪は3−1で名古屋グランパスを下した。《共同通信》



3月18日のできごと