1994 平成6年3月27日(日)のできごと(何の日)

平成1905日目

平成6年3月27日(日)

1994/03/27

【石川県知事選】谷本正憲氏が初当選

中西前知事の死去に伴う石川県知事選は、27日投票が行われ、即日開票の結果、前副知事の谷本正憲氏(48)=無新、社会、新生、公明、民社、日本新、さきがけ、社民連推薦=が28万8085票を獲得し、27万7426票の前参院議員の石川弘氏(65)=無新、自民推薦=を1万659票の小差で破り、初当選を果たした。共産党を含む「新しい県政をつくる県民の会」推薦の清水巍氏(51)=無新=は両氏の激しい競り合いの中で伸び悩んだ。

細川政権発足後の知事選としては初の「連立与党対自民党」の全面対決となり、次期参院選や小選挙区導入後の総選挙を占う前哨戦として全国的に注目を集めたが、谷本氏の当選は、与党内で活発化している「新・新党」結成をにらんだ大統一会派づくりの議論にも影響を与えそうだ。

中西前知事の死去に伴い31年ぶりの新知事を選ぶ今回の知事選は、谷本、石川両氏が今月初めに出馬表明し、事実上、両氏の一騎打ちによる「短期決戦」の形で展開した。連立与党、自民党ともに細川首相や河野自民党総裁はじめ党首クラスを応援に送り込むなど激しい戦いとなり、有権者の関心も高まり、投票率は70.90%となった。

開票作業は県内46開票所で一部を除いて午後7時から始まった。谷本氏は連立7党に加えて連合石川などの幅広い支持を背景に前副知事の知名度と若さを生かし、南加賀をほじめ自民党が衆院の議席を独占する能登でも手堅く票をまとめ、大票田金沢を中心に票を伸ばし、勝利を手にした。

県出身で元農水事務次官の石川氏は、自民党支持層を軸に農林水産関係団体、旧制中学、高校などの同窓会関係者の支援も受けて支持拡大を図ったが、能登で獲得した票差を金沢、南加賀で逆転された。

保守県政の打破を掲げて反原発やコメ問題対策などの政策を訴えた清水氏は、金沢市などで健闘が目立ち、前回知事選の共産党公認候補の獲得票を上積みしたが、票を伸ばし切れず、法定得票数に達しなかった。

県選管は29日に選挙会を開き、谷本氏の当選を告示するが、任期は27日からとなる。《北國新聞》

細川首相「改革の政治家確立にまい進」

細川首相は27日、石川県知事選挙で連立与党推薦の谷本正憲氏が当選したことに関連して談話を発表した。

首相は同選挙を「石川県固有の問題のほか、今後、連立与党の改革の政治をさらに推し進めていくべきか否かの選択の意味を持つものと訴えてきた」とした上で、今回の勝利を受け「今後とも連立与党の結束を固め、改革の政治の確立のためまい進して参りたい」としている。《共同通信》



【第66回選抜高校野球大会】第2日

第66回選抜高校野球大会第2日は27日、甲子園球場で1回戦4試合を行い、横浜(神奈川)広島商(広島)宇和島東(愛媛)PL学園(大阪)が初戦を突破し、2回戦へ進んだ。

3年連続出場の横浜は、大府(愛知)の先発、浜島に15安打を浴びせて五回途中でKO。10−3で9年ぶりの選抜大会勝利をつかんだ。大府は2年連続の初戦敗退。今大会最多出場の広島商は小刻みに得点を重ね、八回に大会第2号本塁打を放った沢田が鹿児島実(鹿児島)を3点に抑えて7−3で勝った。宇和島東は、強力打線が東北(宮城)の好投手、島を攻略し、松瀬、鎌田の継投も決まって11−2で快勝。PL学園は攻守に拓大一(東京)を圧倒。宇高が完封して10−0で大勝した。《共同通信》

【大相撲春場所千秋楽】横綱曙が7度目の優勝

大相撲春場所千秋楽(27日・大阪府立体育会館)横綱曙が大荒れの混戦場所を制した。曙は結びの一番で同じ3敗の大関貴ノ花を引き落とし、新大関同士の対戦で武蔵丸を押し出した貴ノ浪と、小錦をはたき込みに下した平幕の貴闘力とともに優勝決定戦(巴戦)に進出。

決定戦でも曙は貴ノ浪、貴闘力の二子山部屋勢を突き倒し、押し倒しでそれぞれ退け、2場所ぶり7度目の優勝を飾った。

曙は昨年名古屋場所でも巴戦で勝ち抜いており、巴戦を2度も制したのは史上初めて。12勝3敗の低レベルの優勝は平成元年名古屋場所の千代の富士(現九重親方)以来。貴ノ花は4敗を数え、場所後の横綱昇進は断たれた。《共同通信》

【F1・ブラジルGP】片山右京選手、5位入賞

自動車のフォーミュラワン(F1)シリーズ開幕戦、ブラジル・グランプリ(GP)は27日、サンパウロのインテルラゴス・サーキット(1周4.325キロ)で71周の決勝を行い、ベネトン・フォードのミヒャエル・シューマッハー(ドイツ)が1時間35分38秒759(平均時速192.6キロ)で優勝した。

日本勢でただ一人参加のティレル・ヤマハの片山右京は5位に入賞した。日本人の入賞は1991年3月の米国GPで中島悟が5位に、鈴木亜久里が6位に入賞して以来。

片山は10番目からスタート、一度目のピットインで前輪のタイヤ交換に時間がかかり、50秒近くロスするアクシデントに見舞われたが、新型車ティレル022で1分21、22秒台のラップタイムを維持、終始安定した走りを見せた。

シューマッハーは通算3度目のGP優勝。PP(ポールポジション)からスターートのアイルトン・セナ(ブラジル、ウィリアムズ・ルノー)は終盤の56周目のカーブでスピンし痛恨のリタイア、地元での開幕戦を飾れなかった。《共同通信》



3月27日のできごと

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