平成2142日目

1994/11/19

この日のできごと(何の日)

【大相撲九州場所】14日目

大相撲九州場所14日目(19日・福岡国際センター)大関貴乃花が土つかずの14連勝で2場所連続7度目の優勝を決めるとともに、場所後の横綱昇進を決定的とした。貴乃花は、2敗で追っていた大関武蔵丸を左差し、右前まわしを引いての寄りの速攻で下し、先場所からの連勝を29に伸ばした。千秋楽の横綱曙戦に2場所連続の全勝を懸ける。

曙は大関若乃花を突き出して10勝目、若乃花は6敗目を数えた。大関貴ノ浪は旭道山を退けて11勝目を挙げた。関脇貴闘力は負け越し、小結魁皇は勝ち越しが決まった。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

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【Jリーグ・ニコスシリーズ】最終節

Jリーグ・ニコスシリーズ最終節(19日・平塚競技場ほか=6試合)2位のベルマーレ平塚が、既に優勝を決めているヴェルディ川崎を2−1で下し16勝目を挙げた。川崎は17勝5敗で終了。この日1得点を食わてジェフ市原のオルデネビッツが30点で初の得点王を獲得。2位は2点差で鹿島アントラーズのアルシンド。

横浜マリノスは6−3で浦和レッズに快勝し14勝で3度目の3位。ジュビロ磐田は3−2で鹿島に、清水エスパルスは2−0で横浜フリューゲルスに勝った。市原は2−1でガンバ大阪を破り、名古屋グランパスは延長の末、サンフレッチ広島に1−0でVゴール勝ちし、連敗は9でストップした。川崎とサントリーシリーズ優勝の広島は26日からのチャンピオンシップで年度優勝を争う。《共同通信》

【愛知・岐阜連続リンチ殺人事件】4人目の殺害を自供

愛知、岐阜両県で起きた男女8人グループによる連続3人殺人事件で、両県警共同捜査本部に殺人容疑などで再逮捕された和歌山県出身の無職少年(19)らグループの数人が「大阪で男性を殺し、高知県に捨てた」と第四の殺人事件について供述していることが19日までに分かった。

殺害事件の被害者は、大阪市在住の無職男性Aさん(23)の可能性が高まり、捜査本部は大阪府警などと連絡を取り、遺体の発見など供述の裏付けを急いでいる。

これまでの調べに対し少年らは9月28日、大阪市内で若い男性2人に因縁をつけ、うち1人を少年らが出入りしていたマンションの一室に連れ込んで現金を強奪。さらに暴行を加えた上、首をロープで絞めて高知県に運んで捨てたなどと供述しているという。《共同通信》

【新党さきがけ・鳩山由紀夫代表幹事】北海道知事選不出馬に傾く

新党さきがけの鳩山由紀夫代表幹事は19日夕、北海道苫小牧市で記者会見し、北海道知事選の出馬問題について、地元後援会で反対が大勢を占めたことを踏まえ「(出馬が)不可能に近いくらいのヤマだと考えている」と述べ、出馬断念の意向を強くにじませた。

また鳩山氏は出馬をめぐる現在の心境を「国政の場で(政治に)臨むという気持ちも強い」とも説明した。鳩山氏は、出馬しての自民、さきがけ両党と社会党との政権与党内で対立することが村山政権に影響を与えかねないとの懸念を示した。

出馬を見送った場合の社会党などが擁立する堀・前北海道副知事への相乗りについて「自民党は相乗りに否定的だが、さきがけは党としては相乗りはしないとは言っていない」とも指摘した。《共同通信》

【社会党・山花貞夫前委員長】通常国会までに新党

社会党の中間・右派の政策集団「新民主連合」会長の山花前委員長は19日午前、大津市内で開かれた社会党支持労組主催セミナーで講演し、12月の臨時国会終了後から来年1月の通常国会召集前までに「民主主義・リベラル新党」を結成する考えを示すとともに「新党結成の気持ちは同じでも、よって立つ基盤の関係から現実的なタイミングが必ずしも一致しない場合がある。新党結成後のドッキング、結集も柔軟に考えねばならない」と述べた。

この発言は、山花氏らが新民連メンバーの一部が先行離党後、現段階で早期新党結成に慎重な自治労系などの議員が合流するとの「二段階方式」による新党結成の決意を表明したもので、これにより早期新党結成の流れはさらに加速しそうだ。

また、山花氏は来年1月の臨時党大会開催を求める考えを示し「志を同しくすることができない人がいるなら、やがてたもとを分かつことも覚悟しなければならない」と述べ、村山首相支持派などとの分裂もやむを得ないとの見解を明らかにした。

村山政権との関係について、山花氏は「支持する立場を変更するのは政治の大義に反する。政策が一致する限り、与党としての責任を果たすことが必要だ」と述べ、新党結成後も「閣外協力」の立場をとる可能性に言及した。同時に村山政権の性格を「衆院選を管理、執行する役割」と指摘し、総選挙後は新たな連立政権樹立を模索する考えを表明した。《共同通信》

【日本・EU閣僚会議】来年から相互承認交渉

日本・欧州連合(EU)閣僚会議が19日、東京で開かれ、双方の市場開放を促進するため、非関税障壁となっている医療機器や電気製品などの基準・認証の相互承認協定締結に向けて来年から交渉を始めることで合意した。

会議でEUは、日本が経常黒字を目標を掲げて削減に取り組むよう求め、1996年までに黒字が国内総生産(GDP)の2%以内に削減するよう要求した。これに対して武村蔵相は将来の黒字削減を数値化することはできないと反論した。

10月初めに合意した日米包括経済協議の政府調達、保険分野の合意内容に関しては「米国が優遇されEUが差別される」とのEU側の懸念を解消するため、日米協議とは別に日本がEUに説明する場を定期的に開くことで一致した。

閣僚会議は、日・EUの経済問題が中心議題で、今回が6回目。河野外相、武村蔵相、橋本通産相ら5人の閣僚が出席。EU側からブリタン委員(対外経済担当)、スタイヒェン委員(農業担当)らが出席した。《共同通信》



11月19日 その日のできごと(何の日)