平成1922日目

平成6年4月13日(水)

1994/04/13

【新党さきがけ】連立与党代表者会議を拒否

連立与党は13日、連立の枠組み維持を基本に細川首相後継として羽田副総理兼外相(新生党党首)の擁立に向け、代表者会議で詰めの協議に入った。しかし新党さきがけは、あくまで党首会談の場で後継選考をすべきだと主張、夕方以降の会議をボイコットし、基本政策協議に入れなかった。

社会党はさきがけ抜きの協議は連立の枠組みに影響を及ぼすと判断。村山委員長が武村さきがけ代表(官房長官)と会談して打開を図ることとし、代表者会議をいったん打ち切った。展開次第ではさきがけが閣外協力や政権離脱に踏み切る可能性もある。

こうした与党内の情勢をにらみ、事実上出馬断念とされていた自民党の渡部元外相は首相指名選挙への意欲をあらためて表明。週明けに予定される指名選挙ではなお曲折も予想される。《共同通信》



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【羽田孜外相】自信チラリ

細川首相の後継として連立与党の次期首相候補となることがほぼ確実となった新生党党首の羽田外相。ウルグアイ・ラウンド合意文書署名式でモロッコに向け出発するため13日昼前、東京都千代田区の議員宿舎を出て公用車で羽田空港へ向かった。「首班はこれから決まるんだろう」と明確な発言はなかったが、厳しさの中に自信を感じさせる表情も。

青みがかかったスーツ姿の羽田外相は、部屋を出て廊下で記者団に取り囲まれた。「早く首班を決めてくれと党に要請したらしいが」との質問に「全く冗談も言えないな」と驚いてみせた。《共同通信》

【政界談話室】

○…細川首相は13日、官邸にいつもより遅く午前11時半すぎに出勤、午後3時半すぎには公邸に引き揚げと4時間勤務。来客は少なく、昼食も秘書官とひっそり取るなど、後継首相をめぐり慌ただしい与野党の動きとは別世界の静かな一日だった。午前中、何をしていたのか記者団に問われ、「会談。会談。相次いで重要人物と」とけむに巻く際に笑みがこぼれる程度で、政局に関する質問には「知らない」とそっけない返事。公邸に引き揚げる際は「ちょっと、片付けに帰ります」。残された仕事は公邸からの引っ越しぐらいというところか。

○…この日、自民党本部で開かれた同党最高顧問会議では、長老議員たちが怪気炎。中曽根元首相は「連立政権は度ひびの入った茶わん。のりで付けても水漏れは起こる」。渡辺元外相の首相指名選挙出馬の動きについて「昔からよくある話。今はむしろ穏やかな方だ。諸先輩はそんなものではなかった。河野総裁のおやじのころは、もっとすごかった」とボルテージは上がる一方。田村元・元衆院議長も「55年体制などと言うが、そのメリットとデメリットについて若い人は知らない。先輩はもっと話をしてやれ」と意気盛んなところを見せていた。《共同通信》

【横田基地騒音訴訟】国が上告断念、18年ぶり終結

「第三次横田基地騒音訴訟」の東京高裁判決で、過去分の騒音被害について総額約5億2000万円の支払いを命じられた国は上告期限の13日、「第一次、第二次訴訟の最高裁判決に沿った判決で上告理由がない」として上告を断念した。

原告側は既に上告しないことを決めており、昭和51年の第一次訴訟から18年間に及んだ横田基地騒音訴訟はすべて終結、今後は騒音軽減のための国と住民との話し合いなどが課題として残されることになった。《共同通信》



4月13日のできごと