平成1811日目

平成5年12月23日(木)

1993/12/23

【天皇陛下】還暦に

天皇陛下の60歳の誕生日を祝う一般参賀が23日、皇居で行われた。

今回の参賀は即位後3回目。今年は陛下の還暦に当たり、午前中の参賀に1万5400人、午後の記帳には4740人(皇宮警察本部調べ)が皇居を訪れた。参賀者は昨年より約6000人多く、一昨年も上回った。

皇太子妃雅子さまが加わったことや皇后さまの病気を心配する参賀者が多かったとみられ、朝は今冬一番の冷え込みだったが、開門を待つ家族連れの姿も目立った。

陛下は午前10時すぎから午前中3回、皇后さま、皇太子ご夫妻、秋篠宮ご夫妻、紀宮さまとともに宮殿・長和殿ベランダに立ち「自然状況も社会状況も厳しい年で、さまざまな生活があったことと思いますが、体を大切に良い新年を迎えられるよう願っています」とマイクを通してあいさつされた。

一般参賀の合間、宮殿では皇族方が陛下にお祝いを述べるなど祝賀行事が続いた。午後は宮殿・豊明殿で皇族や細川首相ら三権の長、国会議員など約500人が出席して祝宴が開かれたほか、春秋の間では外交団を招いての茶会があり、皇后さまも各国大使と笑顔で応対された。《共同通信》



【小島瑠璃子さん】誕生日

【WBCバンタム級タイトル戦】薬師寺保栄選手、判定で初戴冠

世界ボクシング評議会(WBC)バンタム級タイトルマッチ12回戦は23日、愛知県体育館で行われ、挑戦者で同級3位の薬師寺保栄(松田)が2度目の防衛を目指したチャンピオンの辺丁一(韓国)に2−1で判定勝ちし、世界初挑戦でタイトル奪取に成功した。薬師寺の戦績は23戦20勝(14KO)2敗1引き分け。

薬師寺は、11月に辺丁一とタイトルマッチを行う予定だった辰吉丈一郎(大阪帝拳)が左目網膜剥離で暫定王者を返上したこともあって得た好機を生かした。武器の右ストレートを効かせて序盤をリード。中盤からは相手の出ばなにフックを有効に決める辺丁一のテクニックに押されたが、最後まで攻勢を取り続けて最大2ポイント差のきわどい判定を制した。《共同通信》

【サッカー・天皇杯】準決勝

サッカーの第73回天皇杯全日本選手権決勝大会第4日は23日、東京・国立競技場などでJリーグ勢同士による鹿島アントラーズー清水エスパルス、サンフレッチェ広島ー横浜フリューゲルスの準決勝を行い、鹿島と横浜Fが勝ち、来年1月1日(国立)の決勝に進んだ。鹿島、横浜Fはともに初の決勝進出。

清水と対戦した鹿島は、後半14分、アルシンドの右CKをゴール前に詰めたDFの秋田が頭で合わせて決勝点を奪い、粘る清水の反撃をかわして1−0で勝った。広島と横浜Fは互いに攻め合う好試合となり、後半16分に横浜Fが前田のゴールで先手を取ると、広島も後半終了2分前に盧廷潤が決めて1−1の同点に追い付き、延長にもつれ込んだ。しかし、横浜Fは前半7分、右CKをモネールが頭で決勝点を入れ、競り勝った。前田はこの大会1回戦から4試合連続得点。《共同通信》

【細川護熙首相】蔵相らと会談

細川首相は23日夜、首相公邸に武村官房長官、藤井蔵相、熊谷通産相らを呼び、約45分間にわたり景気対策や税制改革問題などについて会談した。同席した熊野通産事務次官は「景気対策の一般的な意見交換をした」と述べ、主として、政府が今後発表していく不況対策や来年1月中に国会提出する第三次補正予算案に盛り込む内容などをめぐって打ち合わせたことを明らかにした。《共同通信》

【韓国・金泳三大統領】国連・ガリ事務総長と会談

韓国訪問中のガリ国連事務総長は23日、青瓦台(大統領官邸)で金泳三大統領と会談し、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の核問題を含む東北アジア情勢や国連と韓国の関係強化などについて意見を交換した。

聯合通信によると、金大統領は「どんな場合でも北韓(朝鮮)の核開発は阻止しなければならない」と強調し、「北韓の核問題さえ解決すれば、南北の経済協力を強力に進める」と述べた。また、ガリ総長の24日からの北朝鮮訪問が、北朝鮮に核問題に対する国際社会の憂慮を伝え、北朝鮮を国際社会の責任ある一員へと導く契機となることを期待する、と述べた。

ガリ総長は「今回平壌を訪問すれば金大統領の意向を北朝鮮指導部に正確に詳しく伝える」とこたえ、「国連加盟国として北朝鮮が核拡散禁止の義務を守らなければならないと話をする」と金大統領に表明した。

ガリ総長は24日午前、ソウル市のホテルで記者会見した後、板門店から北朝鮮入りする。北朝鮮に滞在中に金日成主席をはじめ北朝鮮指導者と会談する予定。《共同通信》



12月23日のできごと